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肯定の疑問文の否定の否定?
以下のような言い回しをしたいとき、よく混乱します。 このなかで本文に続けるのに正しいものを教えてください。 間違っているものは、できればその理由もお教えください。 ちなみに、検索するとどのフレーズもヒットします。 もし機長が海側ルートを選んでいれば、あのような惨事は まぬがれたのでは…… (1)ないでしょうか。 (2)ないのでしょうか。 (3)ないのではないでしょうか。 (4)ないのではないのでしょうか。 (5)ないのではないのではないでしょうか。 (6)ないのではないのではないのでしょうか (7)ないのではなかったでしょうか (8)ないのではなかったのではないでしょうか (9)なかったのでしょうか。 (10)なかったのではないでしょうか。 (11)なかったのではないのでしょうか。 (12)なかったのではなかったでしょうか。 (13)なかったのではなかったのでしょうか。 (14)なかったのではなかったのではないでしょうか。 (15)なかったのではなかったのではないのでしょうか。
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わかりにくいという問題はありますが、決定的にまちがっているものはないと思います。ただ、言い方によって、その前につく言葉が限定されるかもしれません。 最後の部分の「ないでしょうか」は反語表現で、その前の部分を肯定しています(つまり、「ありえる」と言っているわけです)。したがって、最後の部分を含めて、「ない」が奇数個なら肯定、偶数個なら否定を表わします。 私も検索してみましたが、明らかにまちがって使っているもの(「ない」が1つ余分)もありました。 ただ、「ない」が3個以上あると、一種のジョーク、あるいは人を煙に巻くような感じに受けとられるかもしれません。
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- sunasearch
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「まぬがれたのでは」 までで、文章は肯定になっています。 後ろのないには、「否定」の意味はなく、 「問いかけ」になります。 「ない」 (2)文末にあって、問いかけや勧誘の意を表す。普通、上昇調のイントネーションを伴う。「ないか」の形をとることもある。 「あなた、あしたはうちにい〈ない〉?」「いっしょに手伝ってくれ〈ない〉?」「もうぼつぼつ出かけ〈ない〉か」 http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?col=KO&pg=result_k.html&qt=%A4%CA%A4%A4&sm=1&lc=7&lp=0&svp=SEEK&item=MAIN,NODE,288320 ですから、同じ意味の「ない」を複数重ねる必要はありませんから、 (1)(2)(9)以外は、不適切だと思います。
お礼
そう考えれば良いのですね。 教えていただいた通り、そうすれば無駄を省けてシンプルですよね。 たいへん参考になりました。
お礼
「ないでしょうか」は、否定ではなく反語表現なのですね。納得できました。 「ない」の数というのも数学的で明快なお答えです。 考えすぎるとつい、いくつも重ねてしまい、ますます混乱してしまいがちになってしまいました。