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サンフランシスコ平和条約について

条約文が書かれた著書などはありますでしょうか? 東京裁判に関してもあればご教示願えればと思います。 日本がどのような立場に立たされていたかと言うことが分かれば、と思っています。 勉強不足で申し訳ありません。

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回答No.3

#2です。 今、これほど話題になっている靖国問題の因子に繋がることなのに、意外な事に意見が少ないんですね! ビックリしています。 #1番さんへの補足をチャンと読んでいませんでしたが、P_M_Aさんの考えは正しいと思いますよ。 ただ、過去の出来事を歴史と言う史観において認識する事は、何かの理由によって事実が歪曲されているのですから、とても難しいと思います。 また、どの時点を原点(不可逆点)とするかも、大変な問題です。 それ故に、この質問には回答が慎重であり、ある種のタブーなのかもしれませんね。 では、何故タブーか? それが答のように感じます。 原点を江戸末期の尊王時代まで遡る方も過去に居ましたし、「ペリーを呼んで来い!」と、まで言った方もいたようです。 第一次世界対戦後の帝国主義崩壊など国際情勢の変化。 金本位体制の取捨とイギリスの封鎖的な経済政策、更には国際連盟脱会、三国同盟。 それぞれに、そこに至る理由が必然的に存在していると思いますが、今となっては全てが悪しき判断結果でifの世界は架空です。 それが歴史(史観)として受け入れるのか、あるいは悪しき(或いは良いとするかは“?”です)事実として認識するかは、個人の判断のように思います。 最後に以下は東京裁判に関する私の知っている参考文献です。 「米国の日本占領政策」 五百旗頭真 「占領1945~52」 HBショーンバーガー 「いま明す戦後秘史」 鹿内信隆 「ダワーインタビュー」 文芸春秋 「終戦秘史」 下村海南 「ジョージ・F・ケナン回顧録」 ジョー・F・ジケナン 「マッカーサー回顧録」 朝日新聞 「東京裁判」 児島襄 「再検証 東京裁判」 小堀桂一郎 そして、入手可能かどうかはかりませんが、、、 「東京裁判却下未提出弁護側資料」 東京裁判資料刊行会 とにかく多くて内容も違い、Etc…です!! この他、幣原・吉田元首相や重光葵のことも勉強すると良いと思います。

p_m_a
質問者

お礼

補足ありがとうございます。 そして丁寧な解説、ありがとうございます。 日本のおかれていた状況と書きましたが、どちらかというと、連合国側(というのが正しいのかはともかく)がどのように史実として認めたか、そしてどの部分を史実として認めなかったのか、どうやってサンフランシスコまでたどり着いたのかという過程で、 日本と他国との歴史の違いを考えてみようと思うのが1つの始まりでした。 どうやら、この手の問題は難しいようですね・・・(汗;

その他の回答 (3)

  • platon3
  • ベストアンサー率38% (44/115)
回答No.4

p_m_aさんの真摯な態度の共感します。 hanatareruもおっしゃっておりますが、この手の話題に議論が沸騰しないのは、 おそらく「左巻き」の人たちが「まっとうな史料についての議論は不利だ」と 理解し始めたのだと思います。人が知らないと思うと、平気でウソをつく 方々も居ますしね。 p_m_aさん、No1さんの回答に対するお礼で、気になることを書かれています ので蛇足ながら書き込みさせていただきます。 >韓国・中国の方の意見も聞いたりして、 >独りよがりをなくしたいと思っています。 とありますが、中国は平和条約に署名していません。 両国の国交は、最初が「日本国と中華民国との平和条約。1952年8月5日に発効」 であり、次に現在の中国とは、「日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明 の調印 1972年9月29日」です。 ですから、現在の中国はサンフランシスコ平和条約について何かを言う資格は ありません。もちろん戦犯の扱いについてもです。 以前に回答したものです。ご参照ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1483853 韓国については、当時「日本」でしたらか「平和条約国籍離脱者」などの 方が参考になるのではないでしょうか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E6%9D%A1%E7%B4%84%E5%9B%BD%E7%B1%8D%E9%9B% A2%E8%84%B1%E8%80%85 なお、平和条約の条文の中で、いわゆる戦犯の扱いを定めた11条については 日本語訳の場合「裁判を受諾し」となっているものが多いのですが、これは 原文では「the judgments」となっており、本来は「諸判決」と訳すべきもの です。 こういった部分はご自身の目でご確認ください。 各国の「国益」が絡みますので史料を読むだけでなく、発言の背景などを 念頭に、調べることをお奨めします。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%E5%B9%B3%E5%92%8C%
p_m_a
質問者

お礼

詳しい解説とアドバイス、ありがとうございます。 色々今平和が叫ばれている、ということもあって 勉強してみたいなと思うに至りました。 発言の背景・・・・・と言うものはやはり深く考えるべきでしょうか? 某CMでもありましたが、止められない止まらないという性質ですので、 考え出すと止まらなくなりますので・・・・・(汗;

回答No.2

サンフランシスコ平和条約の条約文でしたら、#1さんの参考URLで完璧だと思います。 東京裁判については、連合軍・占領軍・ワシントンなど、それぞれ立場によって様々な見方がなされています。 とても複雑です。 個人的にはヘレン・ミアーズの「アメリカの鏡・日本」は実に良識的だと思っています。 個人的にです!

p_m_a
質問者

お礼

ありがとうございます。 早速読んでみます。 私自身としては独りよがりをなくしたいので、 本当にありがたいです! 具体的に著書をご紹介いただきありがとうございます。

回答No.1

著書はわかりませんでしたが サンフランシスコ平和会議 についての資料集のHPが出てきました。 どうぞご参考に。 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/indices/JPUS/index-sf.html 他にもこんなのがありました。 http://list.room.ne.jp/~lawtext/1952T005.html

p_m_a
質問者

お礼

ありがとうございます。 サンフランシスコ平和条約の内容から史実をさかのぼる事は出来ないかと思い、 原典に帰るという恩師の言葉を胸に 自分の無知を正したいと思っています。 韓国・中国の方の意見も聞いたりして、 独りよがりをなくしたいと思っています。 本当に有難うございました。

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