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数列

2+1, 2^2+1, 2^4+1, 2^8+1, …… , 2^(2^n)+1 という数列が、どの2項も互いに素であることを示せという問題なのですが、帰納法や背理法を使っても証明できません。どなたか教えてください。

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  • yoikagari
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回答No.1

背理法ですね。 x^(2^k)-1=(x^{2^(k-1)}-1)*(x^{2^(k-1)}+1)という恒等式がポイントになります。 2+1, 2^2+1, 2^4+1, 2^8+1, … , 2^(2^n)+1,…から任意に選んだ2つの数2^(2^m)+1と2^(2^k)+1が、互いに素であることを示せばよい(ただし、mとkをm<kとなるような自然数とする)。 2^(2^m)+1と2^(2^k)+1の最大公約数をdとする。 2^(2^m)+1=d*u、2^(2^k)+1=d*v 2^(2^k)+1={2^(2^k)-1}+2=(2^{2^(k-1)}-1)*(2^{2^(k-1)}+1)+2=(2^{2^(k-2)}-1)(2^{2^(k-2)}+1)*(2^{2^(k-1)}+1)+2=…={2^(2^m)+1}*(2^{2^(m+1)}+1)*…*(2^{2^(k-1)}+1)+2 ですから 2^(2^k)+1-[{2^(2^m)+1}*(2^{2^(m+1)}+1)*…*(2^{2^(k-1)}+1)]=2 d(u-{v*(2^{2^(m+1)}+1)*…*(2^{2^(k-1)}+1)})=2 したがって、dは2の約数となる。 ところが、dは奇数の2^(2^m)+1と2^(2^k)+1の公約数だから、dは奇数。 よってd=1 これは2^(2^m)+1と2^(2^k)+1が互いに素であることを示している。 よって、2+1, 2^2+1, 2^4+1, 2^8+1, … , 2^(2^n)+1,…のどの2項も互いに素であることがわかる。

otibisama
質問者

お礼

大変分かりやすい解答ありがとうございました。 背理法で公約数から攻めていくことは考え付きませんでした。本当にありがとうございました。

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