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地衡風について

地衡風について教えて頂きたいのですが.....。 ある参考書には、 地衡風とは、気圧傾度力と転向力がつり合うような向きに吹く風である。また、北半球では気圧の高い方から見て、等圧線に平行右向きに吹く。 と書かれていたのですが、これがどいうことなのかがよくわかりません。気圧傾度力は等圧線に直角な方向に、高圧側から低圧側に動かそうとする力で、転向力は北半球では右向きに働く力であるということは理解したのですが、どうしても上述した参考書の内容を理解するに至りません。 どうぞよろしくお願いいたします。

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回答No.1

 個人的な解釈でまったく自信がありませんが、私は次のようなイメージを持っています。  単純な例として南が高気圧、北が低気圧として気圧傾度力が南から北へ働いているとします。空気は南から北へ動こうとしますから転向力が西から東の向きに働きますので合力として南西寄りの風が吹こうとします。  この南西寄りの空気の動きに対して更に転向力が働いて西南西寄りの風が吹こうとします。  これを繰り返して西風が吹くようになると気圧傾度力と転向力が正反対の方向になり、落ち着くところに落ち着くというイメージです。 いかがでしょうか。

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  • tekkii
  • ベストアンサー率22% (2/9)
回答No.2

「力」と「風速」は(似て見える場合もありますが)別のものです.地衡風では,「力」の向きと「風速」の向きが異なるため,両者がごっちゃになると理解が困難です.(直感的には違和感があってもおかしくないと思います.) 地衡風は「力」のつり合い(衡)です.二つの「力」がつり合うためには,こうでなければならない,というのが「ある参考書」の説明方針です.つり合いに至るまでの過程について考えると,No.1さんの説明になるはずです.

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