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台風
台風の説明で、ちょっと理解できないところがありますので質問します。 (1)台風は、直径200~2000kmにも達する大気の巨大な渦で、その等圧線はほぼ同心円状を示し、中心に近いほど気圧傾度が大きく、風速は中心に近づくほど大きくなる。地表付近での風は台風の中心へ反時計まわりに吹き込んでいるから、台風の進行方向の右側では左側より風速も速く、強風の吹く範囲も広い。 この説明の最後の文が理解できないでおります。反時計まわりであることと、台風のまわりの風の強さというのは、どのような関係にあるんでしょうか。 (2)台風の進路の一般的状況 発生初期の台風は熱帯地方の偏東風に流されてゆっくり西ないし西北西へ移動する。そして、北緯20~25°付近の北太平洋高気圧の縁辺に到達すると、この高気圧の時計まわりに吹き出している気流にのってしだいに北西から北さらには北東に向きを転じていく。 この「縁辺」っていう言葉の意味がよくわかんないんです。どこを指しているんでしょうか。また、北西、北、北東に向きを変えるというのは、台風が ¥ / → (¥はバックスラッシュだと思ってください。) というように左上からきて右上に逃げていくという意味なんでしょうか? (3)秋雨期 9月に入り、北太平洋高気圧が衰えて偏西風の南下が始まると、大陸の縁辺にあたる日本付近は気圧の谷が深まり、それが東ないし北東に進んでいく。このため、台風が北太平洋高気圧のへりに沿って北緯25°付近にまで北上してくると、気圧の谷にぶつかり、これとともに北東ないし東北東に進むようになる。 「へり」っていうのは・・・どこなんでしょう・・・
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わかる所だけ >反時計まわりであることと、台風のまわりの風の強さというのは、どのような関係にあるんでしょうか 台風の進路速度に関係します。 台風の速度は概ね時速30km程度になりますが、これは静止した側から見れば風速8mの風になります。 そして進行方向右側はアゲンスト・左側がフォローとなり 単純計算すれば風速30mの右側が+8mの38m 左側が30m-8mの風速22mになります。
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全体的にイメージの問題です。 文章からその語句の意味自体を突き詰めるのではなく, どういうふうなことを言っているか, 画像(動画)的イメージを想像すれば簡単にわかることだと思います。 > 台風のまわりの風の強さというのは、どのような関係にあるんでしょうか。 台風が移動せずに止まっていたとします。 風の向きは反時計回り,中心から50km離れた場所の風速を30km/時としましょう。 陸や気温のなど他のものの影響をうけなければ, 台風の中心から 東に50km離れた場所でも 西に50km離れた場所でも ほぼ同じ風速の30km/時の風が吹くと考えられます。 では,台風が北に10km/時で移動しだしたとしましょう。 台風の東50kmの場所では,30km/時+10km/時=40km/時 の風が吹くと考えられますが, 台風の西50kmの場所では,30km/時-10km/時=20km/時 の風しか吹かないと考えられます。 つまり台風自信の速度が風速に加算されたり減算されたりするということです。 もっとも台風は自然現象で,計算通りにはなりませんが, 計算に近い傾向になるということです。 > この「縁辺」っていう言葉の意味がよくわかんないんです。 > 「へり」っていうのは・・・どこなんでしょう・・・ 縁辺もへりも,ここでは同じことを意味しています。 具体的にどことかいうものはありません。 「自分の周りには悪い人はいない。」という言葉を聞いて 自分の周りとはどこからどこ? などとはふつう思わないでしょう。 そういうもののちゃんちした定義は実際にはないです。 イメージの問題です。 台風が行こうとする方向に高気圧がいたら進みにくいから, 高気圧の影響をあまり受けないところを通るということです。 まっすぐ行きたかったけど,富士山みたいな山があって登るのがしんどかったので 裾野ぞいに行ったというようなことです。 裾野とはどこからどこまでかは決まっていません。 でも裾野は裾野です。
お礼
回答ありがとうございます。 天気予報見ながら、ぼんやり考えていたら理解できました。 日本語を難しく考えすぎたみたいです。 回答順にポイントをつけますので。
お礼
なるほど!右側では進行方向と同方向の成分を持っていて、左ではその逆で打ち消しあうイメージですね。