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■鶏と卵?気圧傾度力・転向力・摩擦力・遠心力・風速■
気圧傾度力・転向力・摩擦力・遠心力・風速・・・ これらがどのような順番によってどのように決まっていくのかが あいまいです。私が考えたのは、まず気圧差が存在し(気圧傾度力)、 それに釣り合う転向力が発生(?)して、なんとなく風が吹く? という感じです。でも、 転向力=2*空気の密度*自転の角速度*風速*sin(緯度) という式を見ると、まず風が吹いてそれに対して転向力が存在できるのかなぁ とも思えます。 一応センター試験程度なら解けるのですが、理解という点においては すごく不安な、危うい知識です。わかりやすく教えてください。
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私は専門家ではありませんので、下のサイトをご覧になりながら、以下の文をお読み下さい。 風がおきる原因は、いろいろありますが、あなたのキーワードをお借りして、気圧の差(大気の重さの差)、つまり、気圧傾度力により空気塊が動き出すのがスタートであるという場合を考えてみましょう。 低気圧に向かって空気塊が動きはじめると、北半球では進行方向に直角右向きに転向力はたらきます。その大きさは、ご指摘のように風速に比例します。そのため、空気塊は(気圧傾度力により)速度を増しながら、(転向力により)進路を次第に右に曲げ、地面との摩擦がない上空では最終的には等圧線に平行に進みます。このとき空気塊にはたらく力は、進行方向の左向きの気圧傾度力と右向きの転向力だけです。風速を増加させる力はありません。さらにこの2力は大きさがつりあっていますから、風速は一定となります。これが地衝風です。 ですから、まず気圧傾度力、つぎにそれにともなって転向力の順番でしょうね。もっとも、時間的な順番というより、原因と結果という、「因果関係」といった方が良いような気もしますが。 地表近くでは空気塊の進行方向と逆向きの摩擦力がはたらきます。当然、これは風が生じた(空気塊が動いた)ことによって発生します。これも、時間的にどちらが先という表現より、風が原因という、因果関係と言った方が適切だと思います。 遠心力については、これは、等圧線が曲がって(高気圧低気圧のように円形の等圧線の場合など)いるときに関係する力です。
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すみません 地衡風(ちこうふう) ですね。漢字間違えてました。
お礼
初めて学んだころは、ちしょうふうと読んでいました。 ちこうふうだと気づいたのはそれから数ヵ月後でしたね(笑)。
お礼
>時間的な順番というより、原因と結果 非常にわかりやすい表現だと思います。 理解できました。ありがとうございます。