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明治時代の留守官について
明治新政府が確立された際、明治天皇が京都御所を離れている間、留守官と呼ばれる方々が明治天皇の業務を代行していたという話しを耳にした事があります。しかし、この留守官制度は首都が東京に移るまでの臨時処置だったので、1,2年で廃止されました。 当時の留守官が実際に行っていた業務、留守官に関する文献などを探しています。もし、明治時代を専門に扱われている研究者がいましたら、是非ともご教授ください。
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留守官がおかれた明治二年の明治天皇紀には 「京都留守の宮、堂上並びに諸官人に諭告し、戒慎以て事に当らしめ、又京都府をして府下の取締を厳ならしむ」 とあります。 実際は尊攘派の残党や「東京遷都」に対する反対派を鎮定したり、公家社会を慰撫したりするのが目的だったようです。 臨川書店 小林丈広著 「明治維新と京都」 に上記のことが載っていました。 論文では 日本史研究296 高木博志「東京「奠都」と留守官」などがあります
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なるほど、他に関連する情報はありませんでしたか?