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最初の女性Lilithについて
キリスト教初期の聖書に記載されていた、アダムと共に神が作られたと言われるリリス。しかし、後世にはその記述は記されていない。 リリスは、その後魔女として聖書には記されているが、リリスは本当に魔女なのか? リリスも、元々キリスト教に吸収される前は、その土地の土着太母神だったことは知っているが、どの部族が崇拝していたのか?どの場所で崇拝されていたのか? 何も判りません。それと、リリスに関する書物も探しております。 あと、魔女とフクロウの関係も是非お願いします。 教えていただければ幸いです。
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- israfil
- ベストアンサー率6% (5/79)
イーメジ・シンボル事典やジョセフ・キャンベルの著作に詳しくのっていると思います。ちなみにフクロウ(アスカラポスなど)は知恵の象徴です。
- sashya
- ベストアンサー率30% (6/20)
リリスはドイツの画家キーファーが作品の主題に取り上げてましたね。 ユダヤ教の話にリリスが出てきた気がしていたので、私はてっきりユダヤ教の登場人物だと思ってました。(冷や汗) 下のURLはご存知でしょうか? リリスついて載ってます。
- MinmMinm
- ベストアンサー率33% (43/128)
わたしが知ってるようなことはすでに kyuubi さんの方が よくご存知のような気がしますけど....。 英語でいう子守歌「ララバイ」は、 ヘブライ語の「リリスよ去れ」という言葉から来ているそうですね。 アダムの最初の妻であったリリスが、 アダムとイヴの子孫である人間の赤ん坊を いたぶったりさらったりしたので。 リリスに関する本ですが、 学術的なものでなく、ファンタジーでもよければ、 ジョージ・マクドナルド「リリス」(ちくま文庫)があります。 あと、J.B.キャベル「生命の彼方」(出版社不明)もそうみたいですが、 こちらは読んだことがないのでよくわかりません。
魔女とふくろうの部分のみ。 ふくろうは世界各地の民族とふかく関わりをもっていますが、流れがふたつあります。 *本流はギリシャ神話からです。 ふくろうは古代ギリシャの都市国家アテナイの守護神アテナ女神の従者ですが、時代と共に女神の属性を持つようになり、ふくろうが学芸の神と同じように信仰され、イタリアではミネルヴァの女神と同一視されました。ローマ軍と共に、後にキリスト教とともにヨーロッパ、そして全世界にふくろう神話が広がりました。日本ではミネルヴァを社名にする出版社や、ふくろうをシンボルとして使用する出版社があります。最近では単に「幸運を呼ぶ鳥」としてふくろうグッズが販売されています。 *もうひとつの流れは、世界各地の原住民・先住民とふくろうの関係です。 ふくろうを凶と見るところ、吉と見るところに大別されます。凶が多数派ですが、吉派の代表としてアイヌがあります。アイヌはシマフクロウを村を守る神として熊より上位においています。今日、北海道はふくろうグッズで満ち溢れています。 北米南西部のホピ族はふくろうを崇め、神楽の面のようなフクロウの面をつけて奉納踊りをし、フクロウの木彫の高いものは100万円もします。 キリスト教を受け入れる前のゲルマン族などはふくろうを凶鳥としていました。 私は、魔女もそのお供をするふくろうもヨーロッパがキリスト教化される過程で 生み出された先住民文化(原始宗教を含む)を反映したものだと見ています。こうしてフクロウは凶と吉の両面を持つ鳥になっています。
補足
私はキリスト教初期に記載されていると表記しましたが、 ユダヤ教にも記載されていると思います。 キリスト教は、ユダヤ教や、ゾロアスター教などの影響を多く受けているので、 間違ってはいないと思います。私もその辺は深く知りませんが・・・ sashyaさんが教えてくれたURL拝見しました。 かなり詳しく載っていて、私の知らないこともあったので良かったです。