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バイブルスタディについての疑問
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- 神のイメージと偶像崇拝についての衝撃
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まず、 >神のイメージとしてはなんでも受け入れる存在で 偶像崇拝を嫌うということを知り、衝撃でした。 ↑これですが、キリスト教は日本の神道、仏教、修験道などに比べ、 排他的です。一神教の宗教の殆どは排他的な面があり、それが今日の 宗教的対立(主としてキリスト教VSイスラム教)などを生んでいます。 歴史上の出来事…例えば、「十字軍の遠征」などはその最たるものです。(故に、私は少々アンチ・キリスト教なのですが) 哲学においてもそうなのですが、人間は古代から、理想的なもの、 完璧なもの、絶対的なものを常に考え、追い求めてきました。 それがプラトンのいう「イデア」であったり、 宗教における「絶対者」=神…なわけですね。 人の力を超えたもの、人の考えを超えたもの。 それを求めて止まない心、それがプラトンのいうエロスであり、 それがゆえに、人はより良い生き方や美を探究し続ける…わけです。 人間は完全な存在ではありません。まずそれを認知すること。 自分は何も知らない、何も出来ない無力な存在である、と謙虚に 自身を見つめなおし、その上で、自分のなすべき道を見つけ、 定める。 これがソクラテスの言う「無知の智」であり、親鸞聖人の言う 「他力本願」の趣旨です。 しかし、悲しいかな…人には本能や欲があり、それゆえに己を見失い、 無益な殺生、対立を繰り返します。 世界中の人々がみな、あなたのように考え、そして己を知り、 見つめなおし、そして謙虚に生きることが出来れば、 もしかしたら戦争も対立もない、真に平和な世界になるのかもしれませんが……。 私もかつてあなたのように、「宗教が存在する理由は?」 「神や仏は実在するのか?」「人の心は何故宗教を求めるのか?」といった疑問を持ち、 大学では哲学科に進み、宗教学、ドイツ哲学(主として実存主義)、 仏教学(仏教系の大学でしたので)、などを学びました。 あなたが盲目的・狂信的に宗教を信じ込むのではなく、 まず疑問を呈しているその態度。 それは宗教を理解する上で、大変重要だと、私は思いますよ。 そうして、神とは何か、自分とは何か、世界とは何か……と考え続けることこそが、 真に「宗教的に生きる」ことであると私は思います。 そうして考えているうちに、もしかしたらあなたにも 「宗教的神秘体験」=奇跡・神の顕現=(仏教で言うところの) 「悟りの境地」があるかもしれません。 …それが、聖書を勉強する中で見つかるか、それとも他の宗教の中で 見つかるかは、あなたの選択次第ですが。
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- soma_h
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ANo,2 です。 >真に「宗教的に生きる」とは初めて聞いた言葉ですが いい言葉ですね。 これからも考え続けることが大事ですよね。 そうですよね? 日々の生活に忙殺され、欲に塗れて、 ただ「生きて」いくだけは、だめなんですよね……。 わかってはいても、ついつい忘れがちなことです。 日々自己を省み、真摯に謙虚に生きてゆくことが、 大切なんですよね。 日本哲学の父と言われる「西田幾多郎」氏の『善の研究』 第4章:宗教の項に、このような言葉があります。 「我々は自己の安心の為に宗教を求めるのではない、 安心は宗教より来る結果に過ぎない (中略)宗教は人間の目的そのものであって、 決して他の手段とすべきものではないのである」 興味がおありでしたら、岩波文庫からも出ておりますので、 ご一読なさってみて下さい。 そして宗教を、多面的な方向から見つめなおし、他人との対話と、 自己批判を繰り返し、よりよい生き方、己の進むべき方向を、 探求し続けて下さいませね。 若いうち…大学生のうちですよ~。スコレー(暇)があるのは。 子供ができたら、日々の生活に忙殺されてしまいますから(笑)。
お礼
回答ありがとうございます。 宗教そのものが目的という意味はまだ分からないのですが これからも考え続けていこうと思います。 大人になったら、忙しいのですか汗 今は暇ですが、その時間を全く生かせず、 時間の浪費をしてしまってます。 有効に時間を使えるようにがんばります。 ありがとうございました。
- merikensan
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「神がいるならなぜ今世界は混沌としているのか」 この答えはBSでは得られないのですか? 納得のいく答えは聖書にあるか、BSの先生(?)にお聞きになってみては いかがでしょうか。 あいまいな答えしか返ってこないのならば、 そのBSは行く価値はありません。
お礼
まだ四回しか聞いてないんです。 これから、そのことを意識して話を聞いてみます。 回答ありがとうございました。
お礼
宗教は排他的なんですね。 愛を持って望むという教えがあるはずなのに その点、他の宗教を攻撃するのはいかようなものか。 ますます宗教というものは、人間がやっている以上、 代表者の意向や思惑で好きなように変えられているような 気がしてなりません。 過去の歴史において、土地の支配者が宗教を利用し その土地を支配していたなどを聞くと、宗教って・・・? とまた思ってしまします。 真に「宗教的に生きる」とは初めて聞いた言葉ですが いい言葉ですね。 これからも考え続けることが大事ですよね。 大学に宗教学の先生がいますので もう少し、私自身、宗教について勉強して 先生に質問したいと思います。 私の質問にお付き合い下さいまして 大変ありがとうございました。