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幕末日本の叡智と外国の反応
幕末日本が列強の代理戦争を行わなかったことに対して欧米列強は日本は手強いと考えたと思いますが具体的な反応としてはどんなものがあったでしょうか?
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幕府は、フランスへ生糸の独占貿易の権利と引き換えに600万両の借款をしていました。 幕府重臣が、予算は出せないので自分で作れ。 600万両作れば軍艦を作って良いと言うので勘定奉行の小栗が勝の軍艦構想の為の予算を工面したのです。 この軍艦(艦隊)も、軍事介入を妨げた要因の1つです。 この借款が台無しになるのでフランスは、軍事顧問や、軍隊の近代化の後押しをしました。 代理戦争を行わなかった事ですが、アメリカの存在がちらほら目に付き、あからさまな介入を避けたと言うのが実情でしょう。 咸臨丸がアメリカに行ったニュースは、アメリカの新聞に乗り、アメリカ(海外)では日本ブームでした。 こう言う、庶民まで知っている国を戦争で植民地にする行為は、非難を浴びるだけの愚かな行為です。 針路は、中国大陸や他に向けられます。 アジアは土人だけでなく、技術を持った国もある。 こう言う新い知識が興味をかきたてました。 咸臨丸でアメリカに行かなければ土人の国家としてしか認識されていませんでしたから、アメリカの存在も気にならず、強力な列強介入と共に、植民地は免れなかったかもしれません。 新政府が、勘定奉行を飛び越えて、罷免されていた元勘定奉行の小栗の元に、600万両のありかを尋ねたのは、 「無から600万両作る小栗なら知っている」 自分の領地に埋めた。こう考えたからです。 実際、赤城の徳川埋蔵金は、無いと考えています。
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- cse_ri2
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代理戦争してましたよ。 戊辰戦争で幕府はフランスが、薩長はイギリスが後押し していました。 ただし、列強に利権を与えなかったため、植民地化の 危機を免れたのですね。 幕臣や維新の志士たちもバカではありません。 アヘン戦争で清国がボロ負けし、列強の食い物になった 事実を知っています。 それで列強の援助は受けつつも、極度に介入させること を避けたのですね。 マンガですのでフィクションもかなりありますが、 『風雲児たち』(リイド社)を読むと、参考になる点 が多いと思います。
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ありがとうございました。