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なぜ 日本にレンガが幕末まで入ってこなかったかのですか?
なぜ 日本にレンガが幕末まで入ってこなかったかのですか? 曹操の墓をみて疑問に思いました。
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古代日本にもレンガの技術は伝わっており、平城京や平安京で使用されています。 ただし、レンガとは言わず「磚セン」という名です。 しかし、磚はこの時期に使用されただけで、建築用材としては、木や石に置き換えられていきました。 良質な木材や石材を容易に入手できたことと、それらを加工できる技術をもった者がすでに渡来してきていたからです。 石材に関しては、石材を巧みに加工して積み重ねた古墳から、当時の優れた技術を想像できます。 私の推定ですが、 レンガを使わず、石材を多用したのは、当時の為政者の優れた考え方によるのではないでしょうか。 磚を作るのには、燃料に大量の木を必要とします。 周りの山がはげ山になれば、洪水や水路の破壊が起きることは明らかで、水田稲作を産業とする国家としては、見過ごせない問題です。 為政者やその周辺には、「磚」を使用する弊害についての知識があったと思います。 磚についてはこのサイトに詳しいです。 都窯業株式会社HP http://www.miyakoyogyo.com/sen/aboutsen.html 平城京の使用例 奈良文化財研究所HP 第一次大極殿院 http://www.nabunken.go.jp/site/daigoku.html
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- wanekoz
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それはたぶん日本が〔木の国〕であり 木造建築だけで足りていたからでしょう。 中国は広いので必ずしも材木は足りないと思います。 朝鮮半島は花崗岩が豊富なので仏塔も石で作られていますが 中国のは煉瓦製です。煉瓦は石より脆いので風化が速く、 こまかに積み上げるため地震にも弱く、 かならずしも優れた建材とは言えません。
お礼
磚 初めて知りました。 使用したけど必然性が無く 廃れた これで納得しました。 有難うございます