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門の「かど」の意味
1,門の訓読みは、「かど」ですが、現代、一般的には門=gateを「かど」と呼ばないのはなぜですか?(いうのは門松くらい) 2,かどというのは、角のことですか?しかし、門は地主さんなどの旧家や神社を見ても角にはないですね?(普通、角と角の中間にある)
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1.うちの、明治、大正生まれの親族は門や玄関の外のことをカドと言っていました。(方言?) 2. 敷地が広ければ門というのはたいてい敷地の真ん中に設けるのではないでしょうか。敷地が狭いと障害物のために端っこが門になることもあると思います。 こちらの古い小学校は正門が確かに中央にあったのですが川をまたがなければならないので橋がかかっていました。 ですが、正門の左右にも出入り口があってみんなは左右どちらかを使っていました。校長生徒保護者に至るまで全員です。 なぜなら全員が左右どちらかから入れるのにわざわざそれを避けて正門へ回る必要がなかったからです。 とうとう小学校名の入った門柱を目にすることなく卒業しました。 それでも門は中央にありました。
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- kon555
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専門家でも学者でもない者ですが・・・ 1,gateを「かど」と呼ばないのはなぜですか? 門(gate)を「かど」と呼ぶと、角(corner)の「かど」と耳で聞き分けられないからです。また「そこのカドのところを曲がって~」のように、文脈でも判別がつきにくいので、自然とgateは「もん」cornerを「かど」と呼ぶようになったのではないでしょうか。 2,かどというのは、角のことですか? いえ、違います。何となくですが もん:一般的な読み方。主に物理的な門戸に用いられる。 かど:空間や概念的な意味での『門』で、一部の慣用句などに用いられる。 というような使い分けがあるかな? という気がしています。 例えば「笑う門(かど)には福来たる」「お門(かど)違い」「門付(かどづけ)」ですね。 これらは全て物理的な意味での『門(gate)』ではないので、先ほどのような『角(corner)』との紛らわしさが発生しにくく、今でも残っているのではないでしょうか。