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神社と古墳の関係について
私の家の近くにある神社は、敷地内に古墳や古蹟(遺物が出土)などがあったり、古墳の上に社がある所もあります。1.こういったことは全国的に見られろことでしょうか?2.神社と古墳の関係は? こういった事に関する専門書等についても教えてください。
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よく古墳の散策をしているのですが、実際全国的にこういう立地に神社があります。 これは神社は神のいるところなので高いところ、すなわち古墳の頂上のような小高い丘などに好んで建てられたからのようです。 また神の数え方に’柱’をもちいますが、これは柱すなわちまっすぐ伸びる木を神木としてまつることが多く、放置された古墳に木が茂るのはよくあることなので(本来の古墳には植樹はされていない)、こうした立地条件も神社が建てられる経緯になったものと思います。 なお、神社は三叉路にあることも多いです。 また、神社の祭神と古墳の埋葬者に直接の関係はないようです。
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古墳と神社の関係ですね。 古墳のある地域なら、どこにでもあることだと思いますよ。 時代順…古墳→神社で、古墳が古く、神社が新しい。 性 格…ともに神聖なもの、かな? 古墳が神かどうかは問題ありですが… 古墳と神社の立地に有機的な関係があるか? どうなんでしょう? 私はほとんど無関係、と思いますけど ポイントは古墳と神社の年代幅ですね。 多くの場合、その年代幅は500年以上はあるでしょう。 500年もの間、古墳が何であったのか、民衆は意識していませんよ。 古墳の上に神社の社がある場合、既に古墳が神聖なものという認識があったかどうか。 埋葬された場所の上に作るわけですから。とてもそういう意識があったとは思えません。 境内にある場合、建てたい建物の大きさが、古墳の上では狭すぎる、ということじゃないかな。 しかし、同じ場所に建てるということに、そのあたりの土地に神聖性を認識していた、ということもできるかもしれませんが、古墳が鎮守の森になっていて、そこに神社を建てた、ということじゃないかな。 古墳を意識したものではない、と思います。 関係する図書は沢山あると思います。 専門書、と言っていいのかどうか。学問とはいえないワンダーワールドな話が展開されていることでしょう。 「フィクション」で書かれているならいいですが、「ノンフィクション」として書いている「つもり」の本は頭が痛くなる、というか、気分が悪くなる。 歴史学・考古学を馬鹿にしている。
#1です。 >そういえば近くの古墳の多くが、小高い丘に建っているようです。 奈良県の山辺の道には並んでありますね。 これらの古墳は比較的古い物が多く、古墳築造技術が未熟だった時代に、丘陵の裾野を利用して、古墳の盛り土を構成したからのようです。 この方法は比較的簡単に墳丘を造れることから、地方にも広がったようです。 なお、古墳は比較的南面など日当たりのよいところにつくられ、北斜面にはあまり造られていないようです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。そういえば近くの古墳の多くが、小高い丘に建っているようです。 また、古くからある道には、古墳が沿うようにして点在しているようです。 古くは岐だったのかもしれません。勉強になりました。