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talk to と talk with
件名の違いを教えてださい。 辞書をみてもいまいち違いが分りません。 例えば、「私は昨日彼女と話をした」は I talk to her yesterday. I talk with her yesterday. のどちらが正しいのでしょうか。 またそれらの使い分けをご教授ください。 宜しくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
みなさんの、御意見伺ってとても参考になり、拝見させていただいて楽しいです。この、質問をして下さったtaocatさん、ありがとうございます。 御指摘のあった通り、toとwithは区別しにくい語ですが、明確な違いもあるのでこの二つが使い分けられていることも、覚えておくと便利だと思います。 talk to は話し掛けたのは、主語(s)となる動作主であることがあきらかです。(S)の意志により、当人の都合で、自分が話そうと決めた事を告げる為に話し掛けた、ということがわかります。「I talk to~」という発言を聞いたひとは、あなたは何か言いたい事があって、~さんに話し掛けたのね、と理解できます。 これに対し、talk with では、話し掛けたのは、どちらだったかは不明です。(S)を含めた複数の人間が話をしたということは分かります。 また、補足情報として、toとwithの区別をより明確にする良い説明を、と探したところ面白い記述を見つけました。ベストセラー本の「いつのまにか身につく、イメージ英語革命」という本です。 それによると、withの意味が、toと似通っていると混同されがちな経緯が理解できるような記述がありました。 まずwith の概観ですが、二分して「つながり」と「方向(~に対して、向かって)」です。 基本的イメージは、「つながり」です。つまり上に説明したような、talk withに出てくるような、漠然としたつながりがwithの一番多い用法です。 そして、問題のto的なイメージ、本では「方向」のイメージと、説明されています。説明によりますと、「方向なんて、つながりと関係なさそうなイメージもあるんですが、これはずーっと、ずーっとずーっと昔、withがagainstやtowardの意味で使われていたことに関係しているのでしょう。」ということです。to 的な方向のイメージはwith の主たるイメージではないようです。 が、しかし気をつけたいのは、現代では使われなくなった用法ではなく、 What is the matter with you?(どうしたの?) You are so soft with your child.(あなたは、自分の子供にたいして優しすぎる) のような使われ方は今も残っているということですね。 辞書を調べていまいち、すっきりしなかったりするときは、少し情報源を広げてみると結構最近は良い本がありますね。 うーん、私も勉強になりました。皆さんの活発な議論に感謝しています。また、違った意見、御指摘もお聞かせください。
その他の回答 (6)
大まかなイメージは他のご回答者の方々の話で言われているような話です。 ご質問の文ついて言うと「どちらも正しい」というのが答えになります。 ただ場合によりwithは間違いでtoが正しいこともあります。たとえば、 You can always talk to me if you've got a problem.(Oxford Advanced Learner's dic.) の文ではwithは使えません。理由はおわかりと思いますが、特定の人物に話しかけるという動作を意味する場合にはtoがふさわしいと言うことです。 ちなみに、相手の返事を期待せずに一方的に話す場合にはatも使われます。 似たような話で、adjectiveに使うwithやtoでも、たとえば、 You're very patient with me. と言えますが、 She was very nice with me とは言えず、She was very nice to meとなります。 これは、上記例文と共に、Practical English Usage, p630に、 Note that with is not generally used after words like kind, nice, polite, rude, good, which say how people act towards others. と書かれています。これがそのまま動詞のtalkにも当てはまると言うことでしょう。要するにwithとtoの意味の違いが使い分けを要求する場合があると言うことです。 更にwithについて話をすると~を伴うという意味の他にagainstという意味も内包していて、この点からもwithとtoの使い分けの話も議論できるのですが、少しややこしくなるのでとりあえずは、 ・ご質問のような例文ではどちらもOK ・withが不適当な文もあるので、そのときにはtoを使う。 ・わからなければtoを使うと大抵はOK という3つのルールを覚えれば良いかと思います。 ご参考まで。
お礼
早速の懇切丁寧なアドバイスありがとうございます。 3原則しっかりと頭に入れておきます。 もちろんアドバイスの内容も これからも宜しくお願いいたします。
- shibasaki
- ベストアンサー率25% (33/127)
こんにちは。 ご質問の件、わたしも以前は talk to 「話しかける」 talk with 「話し合う」 というイメージを持っていました。 しかし、研究社の新英和中辞典に She was talking to〔with〕her neighbor. 近所の人と話しをしていた。 (前置詞はtoのほうが普通) とあります。 同じような英文をこれまで数多く見てきました。 当然withだろうと思われるところにtoが使われていることが非常に多いです。 上の例でも、状況からしてwithだと思っていました。 そこで、私なりの結論ですが、「話し合う」という意味で使う場合は、どちらが正しいかではなく、どちらが多く使われるかという問題だと思います。 to が多く使われてます。 従って、ご質問の「どちらが正しいのでしょうか。」という問いには「どちらも正しい」と答えざるを得ないと思います。 ただし、明らかに「話しかける」という意味で使いたいときは to を使うべきだと思います。 I was talked to by a foreigner yesterday. このような場合にwithは使えないと思います。 参考になれば幸いです。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 前の回答者の方々と微妙に違うところもあるように感じられますので、また後でじっくり読ませて頂きます。 これからも宜しくお願いいたします。
- Lites
- ベストアンサー率33% (2/6)
N503isさんの仰るとおりですね。 Talk toはsayやtell、Talk withはchatなどに近いイメージでしょう。 ちなみにここからは蛇足。 会話や発言を表す動詞にはsay、speak、tell、chat、talkなどいろいろありますが、どれも意味は少しずつ違います。 say→(物理的に)言う。 speak→(物理的に)喋る。 この二つはどちらも会話ではなく、ただ片方の動作を表します。 相手が聞いていなくても使えます。 sayなら意味のない言葉でも構いませんが、speakなら意味のある文章です。 speak withなら会話をする意味にもなりますね。 tell→言う。 tellは「何か情報を伝える」という意味が強い動詞です。 Please tell me ~で「~を教えてください」という文章になることからもわかると思います。 chat→おしゃべりをする。 talk→話す。 chatはとりとめもなく雑談をするニュアンスです。ちょっと「無駄話」という感じのネガティブさがあります。 talkはそれとは違い、基本的には何か意味のある話をするときに使います。 talk withはchatと同じ意味でネガティブさのない表現としても使いますけどね。 ……蛇足のほうが長くなってしまいましたが参考までに。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 さらにtalkに類似した動詞についても説明していただき感謝します。 これからも宜しくお願いいたします。
- bunnbukuchagama
- ベストアンサー率40% (8/20)
talk to ~に話をする、~に話し掛ける どちらかというと、自分が話をしたい、伝えたい内容があって、それを聞いてほしい相手に伝えるという設定です。私が話したら、聞いてくれたんだ、という感じです。相手の反応を求めるより、自分が話したということが重要です。 Eddie talks to his cat a lot. : エディーはよく猫にはなしかける。 Don't even try to talk to me. : 私に話し掛けない方がいいよ。 talk to a cheerful person 陽気{ようき}な人と話す talk to a stranger about the incident その事件{じけん}に関して見知らぬ人に話し掛ける talk to a sympathetic listener 気持ち{きもち}をわかってくれる聞き手に話す talk to an answering machine 留守番電話{るすばん でんわ}に話をする talk with は会話するという感じです。
- 参考URL:
- http://www.alc.co.jp/
お礼
早速の回答ありがとうございます。 その上、分りやすい例文まで提示して頂き感謝します。 これからも宜しくお願いいたします。
- 69gou
- ベストアンサー率36% (54/147)
あえてニュアンスを強調して言えば I talk to her yesterday. =私は昨日、彼女に話し掛けた。 I talk with her yesterday. =私は昨日、彼女とお話をした。(話し込んだ) ということだと思いますよ。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ニュアンスの違い分りました。 これからも宜しくお願いいたします。
- N503is
- ベストアンサー率18% (8/44)
「talk to」は自分が相手に話しかけるイメージだと思います。そして「talk with」は相手と話し合うというイメージです。ですので二文を直訳すると、 「私は昨日彼女に話をした」 「私は昨日彼女と話し合った」 となるのではないでしょうか。toとwithの本来の意味からも合ってるのでないかと思います。 ちなみに過去形なら「talk」ではなく「talked」でしょう。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 イメージが掴めた気がします。 これからも宜しくお願いいたします。
お礼
bunnbukuchagamaさん、2度も回答いただき感謝いたします。 今回はさらに詳しく分りやす回答でした。 それに色々調べていただき本当にありがとうございました。 再度読み直し理解を深めたいと思います。 貴重な時間を割いていただい感謝します。 もちろん回答頂いた皆様にも感謝いたします。 これからも宜しくご指導くださいますようお願いいたします。