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国債発行とMMTの違い
国債発行とMMTの違いが分かりません。 私がぼんやり知っていることは、 国債は、国債を発行し、政府がお金を集め、そのお金で政策を行う MMTはお金を刷り、市中にお金を供給する よろしくお願いします。
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- kouki-koureisya
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#2です。 何を今さら、しつこいと言われそうです。 でも、まだ締め切られていないので、それに御用メディアが騒いでいる「国の借金」は返す必要がないという、ウソみたいな話はなかなか信じてもらえないので、続きとして専門家二人の見解を紹介します。 1.松田学氏:元財務官僚、現在は松田政策研究所代表。 「日銀が保有する国債が返済不要な債務になっているカラクリとは!?」 https://mymo-ibank.com/money/3344 2020.2.25 15:56 更新 長文ですが、最後の項目 「日銀が保有する国債は返済不要な債務へと姿を変えている」のごく一部だけ抜粋します。 (以下抜粋) 政府の負債である普通国債の発行残高は2020年度末で約900兆円ですが、そのうち半分以上の470兆円は日銀が持っていますので、それについては、政府の日銀に対する債務とは、日銀の政府に対する債権でもあり、一つの会社のなかで相殺されてチャラになります。(中略)この日銀当座預金は、返済不要な負債です。これは、政府が将来、民間に対して税金で返済しなければならない普通国債のうち半分以上が、返済不要の帳簿上の債務に転換していることを意味します。 2.ひとびとの経済政策研究会 <レポート 014> 世界でも特異な国債60年償還ルールは廃止が当然 https://economicpolicy.jp/2020/02/ 2020 年2⽉ 25 ⽇ これも長文ですが、最後の部分の一部だけ抜粋します。 (以下抜粋) ここまで⾒てきたように、国債は貨幣の裏付けであり、⼈々にとっては⾦融資産です。政府の負債は⼈々の資産なのですから、それをやみくもに無くそうとするのは間違いです。 さらに、国債償還 60 年ルールは、⾒かけ上の財政⾚字の「⽔増し」になっています。利払費等(約 8.9 兆円)の他に、債務償還費(約 14.7 兆円)を含めることで、国債費が 23.5 兆円まで膨張し、歳出の 4 分の 1 が「借⾦のせい」だと錯覚させています。また、債務償還費分はどうせ借り換えられるものなのに、その分の国債発⾏による収⼊が「⾚字国債」として計上され、毎年度の財政⾚字を⼤きく⾒せて、財政危機を煽ることにつながっています。(中略) 私たちは、財務省に対して、国債償還 60 年ルール廃⽌の意味を正しく⼈々に知らしめて、あらためてこれを廃⽌するための検討を、よりオープンに⾏うようお願いします。 また、報道機関に対しては、貨幣と財政の本質を正しく理解し、国債 60 年償還ルールを廃⽌して、諸外国と同様に利払いだけを予算に計上することが当然であることを理解し、正確な報道をするよう強くお願いします。 まだまだいっぱい同様意見があります。
- kouki-koureisya
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#2です。 「国の借金が1千兆円を超えた」から日本は財政破綻のおそれがある、と一部メディアが騒いでいます。 財務省の矢野次官が、「日本の財政はタイタニック号だ」、今に氷山にぶつかるおそれがあると、文芸春秋に投稿して物議をかもしました。 本当に、こんなに財政がひっ迫しているのであれば、国債の償還をしてくれるのか不安になり、日本が発行する国債の金利をウンと高くしないことには、誰も、どこの国も買ってはくれないはずです。 ところが、国債金利は世界最低水準です。 金利などいくら低くても、日本の国債は売れているのです。 「日本円は信認」されている証左です。 それから「国の借金1千兆円」はウソで、「政府の借金が1千兆円」です。 この借金は、永久に返済する必要がありません。 そもそも、国債は満期になると、新規に同額の国債を発行して、古い国債の償還費用に充てています。 つまり、永久に借り換えればよいのです。 日英米のように自国通貨を発行できる政府(中央政府+中央銀行)の自国通貨建ての国債はデフォルトしないので、変動相場制のもとでは、政府はいくらでも借り換えすることができます。 この事実は、財務省も認めています。認めざるを得ないのです。 なぜなら、政府の債務残高は、1990年には300兆円もなかったのですが、32年後の今、1千兆円を超えています。 それでも何の問題も出ておりません。 借り換えですむのです。
お礼
>つまり、永久に借り換えればよいのです。 私の借金も永久に借り換えさせてもらいたいです ご意見ありがとうございました
- kouki-koureisya
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MMTというのは、訳すと「現代貨幣理論」です。 名の通り、今のお金の”本当の流れ”を説明したものです。 だから、学説ではなく、ただお金の流れを説明しているだけです。 ところが、“本当の流れ”が分かってしまうと、学者・コメンテーターや財務省が今まで説明してきたことが間違いだったということになるので、一部の学者や財務省が頭を抱えています。 <今までの間違った説明> 国債は、日本政府が発行して、日本の銀行に買ってもらっています。 銀行は、企業や家庭から集めた預金で国債を買っています。 そして、10年満期の国債であれば、10年経てば額面どおりのお金と利息を政府が支払ってくれるので、銀行は安心してお金を運用(国債を買う)できます。 10年経てば政府は、国債を償還せねばなりません。 そこでまた、新規の国債を発行して、先に発行して満期になった国債の償還に充てるというやり方を何十年も続けてきました。 そして、積もり積もって国債の残高(国の借金)が1千兆円に達したのです。 今は低金利だから利子の支払いもわずかですむが、金利が上がると、利息支払いだけでも何十兆円にもなります。 コロナ対策の給付金や補助金の必要性は認めるが、コロナが終息すれば、増税せねばならない。 今は、銀行が国債を引き受けてくれるが、預金にも限界があるから、やがて国債を発行できなくなると、政府・財務省が一部のマスコミも一体となって騒いでいます。 <MMTによる説明> お金は「信用創造」で生まれる。 「信用創造」の説明はウソみたいで、私は、なかなか理解できませんでした。 企業や家庭が、銀行の窓口で融資を申し込めば「お金が生まれる」のです。 銀行員がキーボード操作をすれば、申込者の預金通帳の残高が増えます。 コロナの一人当たり10万円の「特別給付金」を思い出してください。 国民全員に計12兆円ほどのお金がキーボード操作だけで生まれたのです。 お札を刷る必要は全くありませんでした。 国債の発行について、本当の姿をMMTは説明してくれます。 政府が国債を発行する(国債という紙切れを印刷するのではない)と、銀行が引き受けます。 代金は、銀行が持つ日銀当座預金で政府に支払います。 私たち国民の銀行預金ではありません。 銀行が持つ日銀当座預金の減った分は、日銀が穴埋めしています。 しかも、銀行の当座預金は有り余るほどあるのです。 つまり、国債は、一旦、銀行が引き受けるが、結局、大半は日銀が買い取っているのです。 また、日銀が持つ国債の利息は、当然、日銀に入り、そして政府に渡されています。 この国債発行の仕組みについては、3月15日の参議院財政金融委員会で西田昌司議員が質問しています。 質問というよりは、財務省に本当のことを国民のために言いなさいと諭しているような内容です。 その動画があります。前半だけで十分納得できます。 https://www.youtube.com/watch?v=N4hcBCOrE8Q 【拡散希望】財務省が慌てふためく!『財政破綻論』が崩れる歴史的瞬間が来た! (参議院財政金融委員会質問 令和4年3月15日) 今、MMTを信じるか、信じない(信じたくない)かで、政府・国会が割れています。 自民党政調会のなかに「自民党財政政策検討本部」ができました。 ここで毎月1回のペースで、MMT派と非MMT派の論客が招かれて、議論しています。 MMT派が優勢です。 ただ、現実のありのままの、お金の動きを見ているMMT派が優勢になるのは当然です。 >MMTはお金を刷り、市中にお金を供給する 「信用創造」でお金が生まれるというのが、MMTの基本です。 実際、世の中のお金の80%前後は、現金ではなく「口座」の移動です。 企業間の取引・決済は全て振込でしょう。 社員の給与も大半は口座振込でしょう。 税金その他も口座振替ですませていますね。
お礼
MMTでお金という記号が増えるのは何となく分かりました。 他国の円に対する信用が落ちるような気がするのですが、どうなんでしょうか? お隣さんが自宅のプリンターで印刷したお金でちょっとお米を譲ってちょうだいと言ってきても、おいおいちょっと待てよ、となりませんか?(たとえが変でしたらすみません)
- watanabe04
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政府にお金がないとき、 1.国債を発行して個人や銀行に買ってもらい、支払いをする。 2.MMTをつかう。 MMTでは日銀がお金を刷って政府に渡し、支払いをする。 なので、政府の借金は増えない。
お礼
ご回答ありがとうございました
お礼
いえ、しつこいなどとは思っていないですよ 僕は今のところ緊縮財政と積極財政のどちらでもないので、いろいろと情報を提供いただけるのはありがたいです 後でゆっくり読んでみます ありがとうございました