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哲学に詳しい方に教えていただきたいです。
画像にあるニーチェの考えについて理解できないので、どなたか説明していたただけませんか??また、そのことについての意見や考えなどもあればそれも答えていただけると助かります。よろしくおねがいします。
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ルサンチマンを抱く者の道徳(奴隷道徳という)では、自分の外部に敵を求め、これを軽蔑し賤しめる。それに対し、高貴な人間の道徳(君主道徳という)では、敵に尊敬の念を抱き、敵から心の糧を吸収する。すなわち、前者は相手より有利であることを実感するために敵を求め、後者は己の人間的存在のために敵を求める。奴隷道徳では相手が悪人、自分が善人であり、君主道徳では相手と自分との有意な人間関係を保とうとする。 添付の文面からは、だいたい以上のことが読み取れるだけですが、辞典などによれば、ニーチェの反キリスト教的君主道徳は、同情・博愛・謙虚・宥和などのキリスト教道徳を強者に対する弱者の自己防衛による奴隷道徳として排撃し、強者の道徳を説いた、という。