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哲学に詳しい方に教えていただきたいです。

画像にあるニーチェの考えについて、よく理解できないので、皆様の意見や思い、考え、具体例などを混じえて、何でも良いので、こういうことをいっているということを教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

後方の部分に関してだと、 社会参加と社会から個人への働きかけにニーチェは自己に利益が無いと考えていたのでしょう。 だからこそ、自己に関する利益とまつわる葛藤を告白したのです。

その他の回答 (1)

  • Nakay702
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回答No.2

>画像にあるニーチェの考えについて、よく理解できないので、皆様の意見や思い、考え、具体例などを混じえて、何でも良いので、こういうことをいっているということを教えていただきたいです。 ⇒以下のとおりお答えします。 20について: ニヒリズムとは、「真理や道徳的価値の客観的根拠を認めない立場」で、虚無主義とも言います。ニヒリストは、伝統的な既成の秩序や価値を否定し、生存は無意味とする態度をとる。これには、無意味な生存に安住する逃避的な傾向と、既成の文化や制度を破壊しようとする反抗的な傾向とがあります。ニーチェは後者の典型で、「宿命」に甘んじ、無意味な生存に安住するヨーロッパのニヒリストたちに嫌気がさし、「吐き気」を催して、彼らを論難する。「非運の宿命」は有無を言わせず迫ってくるが、「自分が自分でなくなる」ことなど不可能なのだから、泣き面をさらしながらそれに安んじて、ただ呻吟(しんぎん:苦しみうなる)するだけが能ではない、と。どうしたら、これを突破できるかということに思索をめぐらし、ひ弱な精神を鍛錬し、何とかして、この体たらくを克服すべきではないか、とニーチェは考えているのだと思います。 21について: 辞典によれば、デカダンとは、「虚無的・頽廃的な芸術傾向と生活態度」を言うのだそうです。この文章の語るところでは、「私は己の利益を求めない」などと悟ったように口走るのは生理的事実を隠して、それを道徳的理念の表紙を被せているに過ぎない。生理的現象を思想上の選択結果のように偽って自分を騙し、社会をあざむくような所業は局部を覆い隠すイチジクの葉にも似て隠蔽の道具以上何の価値もない。デカダンの言う「この世に価値のあるものなど何もない」は、価値そのものの探求に目をつぶる病んだ精神のなせる業で、人間力の軟弱化に他ならない。そんな覆いは即刻剥ぎ捨て、真の価値を追求すべく己が心を鼓舞せよ、とニーチェは言いたいのではないでしょうか。

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