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大きな額の案件の見積もりを作らない人
大きな額の案件(1000万位)の案件の見積もりを担当が造ろうとしません。 この人は私から見て仕事ができないと思うのですが、大きな額の案件に対して嬉々として取り組むのではなく、相見積もりがあるからどうせ負けると思い乗り気ではありません。本人ではなく知り合いの知り合いからの紹介という手前、見積もりが遅かったり出さなかったりすると今後の評判にもつながると思うのですが… なお、私はこの業界に新規参入したばかりで、見積もりを代行することはできません。 これを聞いて、歴戦の企業戦士の方はどう思われるのか聞きたくなりました。よろしくお願いします。
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その担当さんの実績もわかりませんし、相手の会社だけでなく担当者の特徴なども何にもわかりません。 あなたは、相手側になる、見積もりを受け取る側の仕事はしたことがありますか? 案件としてのものはなさそうな感じもします。 例えば、1ヶ月の猶予がある見積もりを1週間で出しました。 あなたなら、すぐ仕事をやる人、だと思うのだと思います。 受け取った企業側の立場で言います。 ・1000万の案件なのに、通常の掛け率で計算してるんだね、 ・特別な値段を出す様な努力もしてくれないんだ。うちはそんな扱いなんだね。 ・他に声をかけてる会社にもこの見積書の金額を連絡してみよっかその方が安くなるかもしれないよね。時間もまだあることだし。 まぁ、もっといろいろありますけど、あなたの優秀と思われる営業マン像は、その客先からはこういう様に見られるということです。 まぁ、案件で1000万程度は基本的に単発でしょうから、そんなに大きな仕事でもありません。 その案件でいくら会社は利益を取れますか? それに関わっている人の給料はいくらくらいの割合になりますか? また、会社の管理費はいくらくらいかかっていますか? これらを総合して考えられないとダメですから、そもそも1000万くらいの単発案件というのは、会社としては大したことのないものなんですよ。 言い方が悪くて申し訳ないかもしれませんが、1000万の売り上げと、1000万の利益をごちゃ混ぜに考えてないでしょうか? この辺も新人さんのよく嵌まるところなんですけどね。 1000万の売り上げなら、仕入で600万から800万なんかの支払いが発生します。 さらに、相手の会社の支払いサイト。 検収末翌々月末120日手形支払い。 例えば7月1日に検収(納品を確認し、動くことも確認したから検収OKとなった日)の、末(7月末)から翌々月(9月末)に120日の手形で支払います。という意味になります。 つまり、7月1日に納品したものが、お金になるのは、来年の1月終わりくらい。 仕入れるものの支払い期日なんかも考慮しなければなりませんが、相手の支払いが現金になるまでの期間のお金はどうしましょう? 現金にならないのでその間の給料の支払いにも当てられない。仕入れのお金は大抵先に払うことになるのでその分は借りてこないといけない。 その借入金に対する金利の支払い分は? まぁ、いろいろ考えなければならないことがあるので、早く見積もりを出して、相見積もりを取られて値引きしろ!や、あっちはいくらなんだから、いくらにしろとか、いうのに相手しているのも無駄な話なんです。 そういうのを考えれば、まぁ準備はしてるでしょうが、最終的な見積もりは作らない。 よくある話です。 開発や製造業なら1000万は自社内だけで行うものならある程度の額になります(外注を使うなら大したものじゃない。)が、卸売りなどの流通業では、大した金額ともなりません。 そのへん、あなたがどういう理解をされているかもわからないのでなんとも言えないのですが。。。 私は基本的に見積もりは、期限ギリギリくらいまで伸ばします。 早く出して良かった例はないですね。 また、出さないというのもあります。 儲からないものに見積もり出しても意味がないから。 金額の考え方なども、あなた個人の金額の考え方と、会社の金額や経費の考え方などを早めに理解された方がこれからには良いと思いますよ。
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物事は片方の言い分を聞くだけではわかりません。量産品を仕入れて売るだけの見積もりなら机の上で書けるでしょうが、特機の製造や工事の見積もりは書いた時点ですでに責任が始まっています。工事の見積もりならその工期の職人を実際に抑えたあとでなければ見積もりは書けない。優秀な職人は半年後の予定までつまっており、来月暇ですと言う職人はよほど仕事ができない。期日付きの補助金を当てにした工事なら1千万の受注を期日に完工できなかったペナルティは数億円もあり得ます。この工事はもしやるとすればこれくらいの金額です、ではないのです。 着工の目算もなく見積もりを書けば給料で弁済できない損失と信用棄損を生じる。この業界で大いに発展しようと意気込む者もあれば、出世しなくていいのでリスクは踏みたくないという生き方も間違いではない。私も数億の赤字を出す工事を何回も見ましたが、赤字の根本原因は見積もりにあり、軽率にババをつかむ見積もりから始まって、下手な職人と悪い材料、幹部の肩入れが無いと、次から次へと損失を膨らませるのは面白いほどです。赤字案件には幹部も近よらず犯人に任せっきりです。 質問者殿の例がそうであるかどうか知りませんが、見積もりを書くことは必ずしも善と限らず、見積もりを書かないことが会社に対する忠義であるというのはよくあることです。私は中学3年生で歴戦の企業戦士ではありません。以上は想像で書いたことです。
お礼
すごく考えさせられる内容です。当事者はめんどくさいと思ってると私が思っていたのですが、実際受けてみて問題がないかといえば、私の想像の中でも若干あります。材料が手に入れにくいとかいろいろあります。 頭ごなしに見積もりやらないのかよ!ではなく、もうちょっと考えを聞いてみようと思いました。ありがとうございます。
- eroero4649
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質問者さんだって全く見込みがない女とデートしたって楽しくないでしょ。仮に相手が美女だったとしても。
お礼
私はちょっとへんくつなので、その解答にはNOですけれど、当事者の方はきっとYESなのだろうなあと思うと妙に納得してしまいます。参考になりました。
- t_ohta
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見積をするのにもコストが掛かる訳ですから、取れない仕事のためにコストを掛けるのは無駄ですよね。 さっさと断りを入れるのも重要な判断です。
お礼
断るのも重要な判断とのことで、相談してみます。ありがとうございます。
- tawashiz
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額が大きくても、どうせ負けるなら見積を出しても意味がありません。 業界に新規参入したばかりとのことですし、担当者の気持ちが理解できるよう努めてみてはいかがでしょうか。
お礼
そういう意味では、提出しないで待たせるよりは断りをいれるというのも重要なのでしょうか…考えてみます。
お礼
目が覚めるような内容でした。知識が足りなくてコメントできないです…。思わずすいませんと言ってしまいそうです。