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【昔の話】昔はカメラでご飯の写真を撮ると怒られたそ
【昔の話】昔はカメラでご飯の写真を撮ると怒られたそうです。それはなぜだったのでしょう? 食事中お喋りをするのも怒られたそうです。戦国時代の武将は集まって一緒に暖を取っていたのに食事中は一切喋らなかったのでしょうか?お酒の宴のときも寡黙に食べて飲んでいたのですか?
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料理は動物、植物の命を奪って人間の食べ物に加工したものです。 料理する人は他の生物の命を奪って加工するために、美味しく食べられるように精一杯の努力をします。 そうしてできた料理は、食べる側も命を「いただきます」の気持ちを持つことが、奪われた生命に対するマナーです。 最近は少しマナーが緩くなりましたが、出された料理の写真を撮るのは日本人特有の行為です。 お店で写真を撮りたいのなら、一言お断りしてからの方がいいと思います。 食事中のおしゃべりがダメというのは、もともと武士が仏教の修身としての教えという考えがあります。 そもそも仏教の僧侶は食事の際に会話どころか、食べる音さえダメです。 クチャクチャやコリコリという音を立てることも、無作法と忌み嫌われます。 今でも、隣の人が「くちゃくちゃ、ぼりぼり」と音を立てて食べられたらあまり気持ちのいいものではありません。 人を不愉快にさせないためにマナーというものがあって、してはいけない行為というものがあるのです。 ご飯と、おかず、汁物が出されたとして、、、 それを一つに混ぜて、箸でかき回して食べてはいけません。 出された料理に、いきなりソース、ケチャップ、醤油、マヨネーズをかけてはいけません。 それと同じくらい、出された料理を写真に撮ることはタブーとされてきたのです。 食事と宴会は違うもので、宴会というのは「宴の席」ですからお酒を飲んで会話を楽しむという目的があります。 単なる食事とは別物と考えた方がいいと思います。
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