経理システムについて一般的な入金処理の業務フロー

質問

経理システムについて一般的に業務フローとしては
(1)入金予定を入力する（10月1日に10万払われるはず等）
(2)10月1日に10万円入金される
(3)社内のどの財布にこの10万円を入れるか入金予定をもとに探す
(4)入金予定10万とあったのでここの財布に10万円を着金する
(5)10月1日10万円しはらわれるという入金予定データを消込する

という認識で宜しいでしょうか。

回答No.1

QCD2001

通常、会計システムは企業会計原則に則って作られます。
そこで、企業会計原則の実現主義の原則により、「実現した取引」のみを扱うことになります。ということは「予定」は扱わないということです。

もちろん実際の商売では入金予定というのはあります。しかし、会計処理システムはこれを扱いません。従って、どの売り上げの代金が実際に入金されたか、という処理だけになります。

たとえば、9月1日に100万円の商品を掛けで売り、
入金予定が10月1日で、その日に入金が行われた場合の仕分けは、

9月1日の仕分けは

売掛金　　　　　　商品
100万円　　　　　100万円

摘要欄等のメモ書き欄に、10月1日入金予定
と書き込みますが、これは人間のためのメモ書きなので会計システムはこれをデータとしては扱いません。

10月1日

現金　　　　　　売掛金
100万円　　　　100万円

これで処理が終わりです。
「予定」という概念は実現主義の原則により扱いません。
実現した売買と入金のみを扱うことになります。
従って、入金予定を入力する欄は存在しません。