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改装費の経理上の処理の仕方を教えてください。
来年5月に事業を始める為、店舗を借りて改装をしようと思っています。改装費は500万円くらいと予想しています。その際、経理上において改装費というのは、その年に全額を経費として計上してよいのでしょうか?それとも減価償却費として計上するのでしょうか? また、店舗を借りる際の、保証金(200万円を予定)もどのように計上するのでしょうか? そもそも減価償却費というのもよくわかりませんので、わかりやすく教えていただけませんでしょうか。
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減価償却費の補足です。 店舗を借りて改装する場合、内部造作といいます。 内部造作については、明らかに「建物付属設備」に該当する部分を除いて「建物」となります。 「建物」は「定額法」しか選択できません。 「建物付属設備」は電気設備とか給排水設備とかが 該当します。 ちなみに、「建物付属設備」の法定償却は 1.事業を個人ではじめる場合「定額法」 2.事業を法人ではじめる場合「定率法」 です。 ただし、法定償却は事前に選定しなかった場合に適 用されるので、実際には「定額法」か「定率法」を 選択できます。 内部造作が建物のみの場合、「定額法」しかありません。 以下、定率法と定額法の比較です。 これはあるサイトの引用です。 >定率法 >1.価値の低下に伴い、早期に減価償却費を計上できる。 >2.利益の高い場合は定率法によった場合が節税効果が高い。 >3.早期に減価償却費を計上されるため節税効果がある。 >定額法 >1.毎期均等に減価償却費が計上される。 >2.毎期均等なので、償却費の予想が簡単である。
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- aoihappa
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改装費は、費用ではなく資産計上します。 具体的には、固定資産への計上となり、 減価償却の対象です。 保証金は「差入保証金」として資産計上します。 減価償却費とは、資産の価値減少相当額(減価償却費) を費用計上する方法のことです。 つまり、改装したら初年度はきれいで資産価値も高いですが、 年数の経過とともに資産価値が減少していきます。 その減少分を減価償却費として毎期費用計上し、 資産を目減りさせていくことをいいます。 ちなみに差入保証金は資産価値の減少はありえないので、 減価償却の対象とはなりません
お礼
わかりやすい例えをしていただいたので、減価償却費のことがわかってきました。ありがとうございました。
補足
原価償却費のことがわかってきました。ただ、定額法と定率法があるということなのですが、どちらを選んだら良いのかというポイントも教えていただけませんでしょうか。
お礼
大変わかりやすく丁寧に説明をしていただきましたので、とてもよく理解できました。今事業計画書を作っているのですが、これでスムーズに出来そうです。本当にありがとうございました。