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現代的には理解できない失礼な言葉を自然に訳せるか?
"Do you imagine a case like this will help my professional reputation? One more would ruin me – ruin anybody." (F. Scott FitzgeraldのThe Curious Case of Benjamin Buttonより) https://www.pagebypagebooks.com/F_Scott_Fitzgerald/The_Curious_Case_Of_Benjamin_Button/Part_I_Chapter_1_p1.html 病院で赤ん坊が「まるで(老衰寸前の)老人」のような容姿で生まれたので、お産に立ち会ったお医者さんが、うちでお産したら老人が生まれましたなんて事になれば評判にかかわると考えて、(老人の)赤ん坊の父親が「お産はうまくいきましたか?」と聞くなり言った失礼な返答です。 ご覧の通りメチャクチャ簡単な英語なのですが、「こんな失礼な事言う人いる?」ってレベルなので、自然な日本語訳が難しく思います。 一応拙訳(意訳気味):「こんな症例が知れ渡ったら、私の評判はどうなると思っとるのかね? もう一回でもこんな事があったら終わるよ。 みんな終っちゃうよ。」 、、、、こんな言い回しする医者なんて絶対いませんね、、、しかし、誰かが言うとは到底思えないセリフってどうやったら自然な日本語になるのでしょうか? はい、ヒマつぶし要素の高い質問です。しかし、この本自体は2,3ヶ月前に読み終わっているのですが、いまだに「これは一体どうやって訳すのだろう?」って思うのです。 翻訳調にならない自然な訳をお願い致します。 また、翻訳作品に優劣をつけるというおこがましい行為は私には無理なので、BAは選びません。 宜しくお願い致します。
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- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。ひっぱり蛸に乗り遅れたお詫びと僕なりの文法作りです。 1。仮説1 ブツでは カルタでは「取り札」「読み札」とはいうが*取られ札、*読まれ札とは言わない。言わないのは*印。 2。仮説2 食べる植物かな *握られずし、*押されずし、*干され柿 はダメ 3。仮説3 食べる動物 *しめられ鯖 *焼かれ鳥 *焼かれ肉 もだめ 4。仮説4 じゃ人間? いじめられっ子 5。文法 受け身は対象が人間の時だけである。 6。疑問1 じゃひっぱり蛸 は? 答え タコは人間じゃない 7。疑問2 でも語源は磔刑で相手は人間だ 答え 罪人は非人だ
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
「お礼コメント」をありがとうございます。 >タイトルがThe Curious Case of Benjamin Buttonとあります通り、文字通り不思議な物語でして、老人として生まれて、赤ちゃんとして死ぬ、普通の人の真逆の人生を歩むBenjamin Buttonの物語なんです。 ⇒そうでしたか! 私は、寡聞にしてこの物語もF. Scott Fitzgeraldも知りませんでした。 私はこれはてっきり、I don't want to see you or any of your relatives ever again! Good-bye! を「落ち」として完結した小話だと思っていました。また、それだと、「皺の入った赤子の顔をジジのそれと同一視した老医師のゴタク」として聞くと、それなりに面白い! と思ったものでした。 それにしても、「老人として生まれて、赤ちゃんとして死ぬ」人のお話は、何かのメタファーでもない限りは、奇抜すぎて、私にはついていけそうもありません…。(~_~!) ともあれ、ご教示ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >私は、寡聞にしてこの物語もF. Scott Fitzgeraldも知りませんでした。 物知りなNakayさんにしては珍しいですね。もしかして、アルファベットで作家名をお読みになったことがないのでお気づきにならなかったのではないでしょうか? F・スコット・フィッツジェラルドは、私の大好きなホラティウスやペトラルカと違って有名な方ですから。 >「老人として生まれて、赤ちゃんとして死ぬ」人のお話は、 >何かのメタファーでもない限りは、奇抜すぎて、私にはついていけそうもありません…。 実は、本のレビューで、Mark Twain の、 "life would be infinitely happier if we could only be born at the age of 80 and gradually approach 18." を引用して紹介していたものがありまして、この一文で読みたくなりました。 考えさせられる内容でしたよ。 どうもありがとうございました。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
⇒面白い話題をありがとうございます。 添付のサイトの冒頭を見て分かったこと: 1860年ごろは家庭出産が当たり前でした。Mr. Buttonは羽振りのいい名士だったので、いいところで出産させたかったのでしょう。ところが、Doctor Keeneは医師でも、それまで出産の介添え経験などなかったに違いありません。だから、生まれたての赤ちゃんが「汚れて皺だらけの顔をしている」ことなど知る由もなかったのだと思います。(これを知らないと、せっかくのJOKEが単なるSeries of lettersになってしまいますね。) 私訳: 「こんな事例を世間に披露した日にゃ、医師の名折れだと思わんかね? こんなことは二度とごめんこうむりたいものじゃ。せっかくの評判が地に落ちるわい。」 それで、この後、「わしは、40年この方あんたとこのかかりつけ医をやってきたが、二度とあんたやあんたのご家族の顔は見たくない!」などとのたまうわけですね。「また、あんなジジ顔の赤ん坊を取り上げるなんて、耐えられん!」てとこでしょうか。 なお、anybodyには、「ひとかどの(人物)」といった意味合いがあるようで、それを採りました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 文章の天才のNakayさんをお待ちしておりました。 >ところが、Doctor Keeneは医師でも、それまで出産の介添え経験など >なかったに違いありません。だから、生まれたての赤ちゃんが >「汚れて皺だらけの顔をしている」ことなど知る由もなかったのだと思います。 実はですね、タイトルがThe Curious Case of Benjamin Buttonとあります通り、文字通り不思議な物語でして、老人として生まれて、赤ちゃんとして死ぬ、普通の人の真逆の人生を歩むBenjamin Buttonの物語なんです。この物語ををグレート・ギャツビーのF. Scott Fitzgeraldが書いたんですよ。やっぱり、古典最高です。 >こんな事例を世間に披露した日にゃ、医師の名折れだと思わんかね? >こんなことは二度とごめんこうむりたいものじゃ。せっかくの評判が地に落ちるわい。 そうでした!!! 日本語には「のじゃ」とか老人らしさをあらわす味わいある表現がありましたね! そして、「名折れ」、「地に落ちる」って言葉もありました!毎回語彙の深さには感銘を受けています。私が毎回出てこない言葉が出てきますので勉強になります。 >それで、この後、 そうなんですよ。 失礼な表現はまだまだ続くのです。 本当に「こんな事言う医者いる?」ってレベルなんですが、なかでも一番今回の問題の文章が一番、、、私には「自然な日本語で訳せない。」難題でした。 >anybodyには、「ひとかどの(人物)」 somebodyなら知っていたのですが、anybody who's anybodyの用法だと「ひとかどの(人物)」だそうですね。 https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/anyone-who-is-anyone-anybody-who-is-anybody どうもありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
こんなことして僕の名前が上がるとでも思ってるの?もう一度こんなことやった日には僕はおしまいだ、だれだって上がったりだよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 さすがSPSさん! なんだか失礼な言葉まで優しい響きになっていますね! そして、これなら言う人がいますね! それにしても、SPSさんの翻訳は読み心地がいいですね! 拝見するたびにSPSさん訳の本があればいいのにと思ってしまいます。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 さすがSPSさんですね! この分析力は、すごいですね! SPSさんの頭が良さを、また感じました。 >仮説1 ブツでは >仮説2 食べる植物かな >仮説3 食べる動物 本当ですね!ひっぱり蛸だけじゃなくて、他の物の名前の例も考えるべきでした! いや~、物凄い盲点でした! >仮説4 じゃ人間? > いじめられっ子 そうですよね。 人間だったら受動態が使われるんですよね。 ここで、例を持ってきていただいて助かりました。 >疑問1 じゃひっぱり蛸 は? > 答え タコは人間じゃない >疑問2 でも語源は磔刑で相手は人間だ > 答え 罪人は非人だ これで、本当に全てが解決できました! もう少し、締め切りを伸ばすべきでした。 早く締め切り過ぎてはいけませんね。 それにしても本当~に、SPSさんは頭がいいですね! どうもありがとうございました。