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文語による短歌創作
文語による短歌創作をしています。 「~したいとは思わないor思われない」と言うときは、 文法的に、あるいは言い回し的に、次のどちらがよいですか? 「思ほはず」(5字) 「思ふなし」(5字) 「(その他)」(5字)
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以下のとおりお答えします。 >「思ほはず」(5字) ⇒「思ほえず」。 *「思われる」の文語は「思ほゆ」ですね。そして、その「ゆ」の活用は「え・え・ゆ・ゆる・ゆれ」ですので、「思われない」の文語表現は上記のとおり「思ほえず」となります。 >「思ふなし」(5字) ⇒「思ひなし」。 *これを使うなら、「思ふ」を名詞形「思ひ」として、これを打ち消すような形、つまり、「思ひなし」がいいでしょう。場合によっては、連体形「思ひなき」(後続の「こと」を省略した形)のようにすることも考えられますね。 >「(その他)」(5字) ⇒「気乗りせず」。 *現代語とあまり変わりませんが、「気乗りせず」やその類似表現「気乗りなし」、「気乗りあらず」、「乗り気なし」、「乗り気なく」、「気は向かず」、「気は向かぬ」…などが挙げられます。 上記の数個表現のうち、個人的には、冒頭の「思ほえず」が一番いいように思います。
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- SPS700
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1。 ~したいとは思わない > ~せむとは思はず 動詞によって、死にたいとは思わない > 死なむとは思はず 見ようとは思わない > 見むとは思はず でしょう *思ほはず、*思ふなし、は変です。 2。でも 思われない > 思はれず なら「オモワレズ」で五文字になります。
お礼
思はれず これでも良い気がしてきました‥‥ ありがとうございました。
- fujic-1990
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「思ふ」は「他ハ四」で、その活用は「は・ひ・ふ・ふ・へ・へ」ですので、 まず「思ほはず」はナイと思ひまする。 どちらか、なら「思ふなし」でしょうが、5文字となれば、57577の上の句ですよね? 「なし」にするのは、終止形みたいで座りが悪い感じが・・・ しませんか? 前後の言葉との関係、短歌全体の意味が大きく関係してきますが、この部分だけ見た私の意見としては、「思ふことなし」とか、「思はざりけり」とか、「思はざるなり」みたいに7音にして下の句へ持ってきたい気がするんですが・・・ やっぱり、他の部分を知らずにあーだこうだいうのは無責任、危険ですかねぇ f(^_^;; 。
お礼
レアなご回答をありがとうございます。 「思ふ」(他ハ四)ではなくて、「思ほゆ」(自下二)です。 これに助動詞を付けて否定形にしたいのです。 57577の上の句ではなく、第3句です。
お礼
明快なご回答をありがとうございました! ベストアンサーにさせていただきます。 多謝! (ベストアンサー率 81%は驚異的(@_@)