>目的語は必ず直接目的語か間接目的語になりますか?
⇒英語の目的語ですよね?
確かに、直接目的語と間接目的語がすぐ頭に浮かびますが、英文法で目的語と呼ばれるものは、ほかにもありますよ。それは、前置詞の目的語と形容詞の目的語です。
☆前置詞の目的語:すべての前置詞が目的語をとる可能性があります。そして、その目的語は名詞類や副詞類があり得ます。
・I go to school with my brother on bus.「私は兄と一緒にバスで学校へ行きます」(schoolがtoの、my brotherがwith の、busがonの目的語になっている)。
・There is no truth in what he says.「彼の言うことには真実がない」(what he says〔名詞節〕がinの目的語になっている)。
・We have been learning English till now.「我々は今までずっと英語を学んできた」(nowがtillの目的語になっている)。
・A big dog came out from behind the gate.「門の陰から大きな犬が現われた」(the gateがbehindの、behind the gate〔副詞句〕がfromの目的語になっている)。
☆形容詞の目的語:like「~のような」、near「近くの」、opposite「反対側の」、worth「~の価値がある」。(これらの形容詞のうち、worth 以外、すなわち、like, near, oppositeは前置詞とみなすこともできます)。
・I will stay at a hotel near the Central Park.「セントラルパーク近くのホテルに泊まるつもりです」(the Central Parkがnearの目的語になっている)。
・Kyoto is worth visiting at least once.「京都は少なくとも一度訪れる価値がある」(visiting〔動名詞〕がworthの目的語になっている)。
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