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3個の目的語
3つの目的語をとる動詞があります。 (1)I bet him 5 dallors that she will win. のような文ですが、 ここで、him は間接目的語(与格)、5 dallors は直接目的語(対格)となると思いますが、that節の部分は、何か言い方があるのでしょうか。 (2)ア:I bet him 5 dallors. とか、イ:I bet 5 dallors that she will win. または、ウ:I bet him that she will win. と言う言い方は、正しいのでしょうか。アは正しいと思いますが、イやウはどうでしょうか。 (3)上の文章で、直接目的語の部分が、節になった場合はどんな表現になるのでしょうか。つまり、「僕は、彼に、彼女が勝つと、5ドルかけた。」の変形として、「僕は、彼に、彼女が勝つと、僕が皿洗いをすることをかけた。」のような形は普通言うのでしょうか。日本語の文章がもともと違和感があるような感覚があるので、その意味で言わないという判断が出来てしまうような気もするのですが、どうでしょうか。 (4)bet と同じように三つの目的語をとる動詞はほかに何がありますか。
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No.4です。補足質問にお答えします。 <ただ、意味の完成度のような面から見た場合、喜んだり悲しんだりする理由というか、喜び、悲しみのその対象というのでしょうか、それがthat節で表現されているので、一種の一体性が強く感じられ、特にonなどの省略があるという意識はないのではと感じるのですが、どうでしょうか。> 形容詞が目的語を取れないという文法的事実では、thatを副詞用法と考えるのが便法というものです。しかし、おっしゃるように、感情の対象=objectと考えれば「~を嬉しいと感じる」というふうに、意味上の目的語と考えてもいいと思います。これはfeel「感じる」という感情動詞がthat節で目的語を取ることができることからも、可能性は十分考えられます。例: I feel that something good will happen. しかし、狭義の文法上はあくまで名詞節ではなく、副詞節であることには変わりありません。onなどの前置詞が省略されたthatの用法は沢山ありますが、省略された理由は、前置詞がなくても意味が十分通じるという、不必要な部品の切り捨て操作が、時間という自然淘汰の中でなされていったものでしょう。 <線的な性質のため、動詞からの影響をこうむるものとして、二つまでという制限が普通つくことになってしまうのかと感じるのですが、どう思われますか。> 恐らくそうなのではないですか?言語は生き物ですから、不便なもの、不要なものは時間の中で切り捨てられていきます。例文のように3つも目的語があったら、かける対象の区分(賭け金・賭け金をやりとりする相手・賭けの対象)をどう区別したらいいのか。人は前置詞を置いたり、名詞化したりすることで、その3つの目的語の区別方法を発明してきたのだと思います。 話言葉のようなAudibleな世界では、人の耳のキャパに限界があります。書き言葉なら絵画のように3次元の世界を作り出すことも可能かも知れませんが、やはり言語は「伝えること」と任務としていますから、理解に苦しむような複雑なものであってはならないのです。言語とは何かといった深遠なテーマに発展しますので、ここではとりあえず、「目的語は2つまで、それが人間の理解しうる範囲として、便宜上定められたもの」と理解されるといいでしょう。
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- Parismadam
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No.2です。早速のお返事を有難うございます。補足質問にお答えします。 <つまり、I'm glad of that. のような形がもとでなく、喜ぶ対象は、あくまで文章(つまり、節)であるはずで、それが直接gladの目的格(?)として続くのが自然な語順のように思うのですが、どうでしょうか。> glad、sorryは共に形容詞ですので、目的語をとりません。従ってこのthat節は目的語となる名詞節ではないのでご注意下さい。これらの感情を表す形容詞は、「~をしてうれしい・すまない気持ち」となりますから、that以下はその感情の「理由」となる副詞節となります。 <3重目的語はないということですね。これって、いわゆる言葉の線形性のようなことと関係があるのでしょうか。> ご質問の意味がよくわかりませんので、回答しかねます。すみません。 以上ご参考になれば、、、。
お礼
ありがとうございます。 形容詞の目的語という表現は、確かに、あまり適当ではありませんでした。ただ、意味の完成度のような面から見た場合、喜んだり悲しんだりする理由というか、喜び、悲しみのその対象というのでしょうか、それがthat節で表現されているので、一種の一体性が強く感じられ、特にonなどの省略があるという意識はないのではと感じるのですが、どうでしょうか。 言葉の線形性とは、話し言葉でその性質が一番典型的に現れると思いますが、一度に一つの言葉しか発せられず、それが順次繰る返されるということです。つまり、絵画のように面的な広がりがなく、同時に、三つも四つもの要素が感じ取れるものではないという意味です。 線的な性質のため、動詞からの影響をこうむるものとして、二つまでという制限が普通つくことになってしまうのかと感じるのですが、どう思われますか。
- tjhiroko
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#1です。 まず、三重目的語という考え方についてですが、辞書によってはそう書かれているものもあることは確かですので、そういう見方もあるというのは間違いないところだと思います。 そう書かれている辞書として、まずネットではこちらにありますし http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=BET&match=beginswith&dictionary=NEW_EJJE&block=35207&offset=1774 手元にある三省堂のニューセンチュリーにも例文の後に「betが目的語を3つ取った例」と記述があります。 お礼でお書きになった例文の意味ですが、アはそれでいいと思います。イとウですが、that節の中ではwillが使われていますのでこのbetは過去形ではなく現在形として捉えなくてはならないと思いますので、イは「彼女が勝つことに5ドルかけるよ」、ウは「彼女が勝つことに彼とかけてるんだ」くらいでしょうか。 自信なしです、申し訳ありません。
お礼
ありがとうございました。 目的語とはどんなものを言うのか、といろいろ考えていて、他動詞とか、自動詞の区別も含めて、いろいろ思い巡らしていた時に、ああ、b et の例があった、とこの質問をさせていただきました。 目的語の定義って、意外と難しいものですね。いわゆる補部と付加部の違いのようなことを考えていたのですが、つまり、動詞などとの結びつきの強さの違いで判断できるのかと、ずっと考えていたのですが、それでもうまく行きませんね。やはり、難敵。 重ねてありがとうございました。
- Parismadam
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はじめまして。 (1)このthat節は前置詞onが省略された副詞的用法の接続詞です。この文は第4文型でSVOO、himが間目のO、5 dallorsが直目のOとなります。このような副詞的用法の接続詞の例: I'm glad that you passed the exams. 「あなたが試験に合格して、私は嬉しい」 のthatはofが省略されており、I'm glad of that→I'm glad that I'm sorry that I made some mistakes. 「間違いをしてすみません」 のthatはforが省略されています。I'm sorry for that→I'm sorry that (2)ア、イ、ウ全てSVOOの第5構文で、正しい文になります。 (3)ご質問のような日本語をあえて英語にするなら、節を句にしたり、前置詞で区切りを持たせたりするのが普通でしょう。節を名詞句でまとめた例: I bet him my labor of washing dishes that she will win. もし次のようにthat節を重ねて使ってしまうと、 I bet him that I will wash dishes that she will win. 賭ける内容が「私が皿を洗う」ことなのか「彼女が勝つ」ことなのか区別しかねます。 前置詞onをon that she will winと置いて、賭ける内容を区別することもできそうですが、that節の重々しい反復を避けるためにも、賭ける配当金は名詞にまとめるのが一般です。 (4)3重目的語をとる動詞はないというのが通常の見解ですから、他の動詞は知りません。 ご参考までに。
お礼
ありがとうございます。 (1)について: 確かに、 on の省略と見るのが正しいと理解しました。 >I'm glad that you passed the exams. >「あなたが試験に合格して、私は嬉しい」 >のthatはofが省略されており、I'm glad of that→I'm glad that >I'm sorry that I made some mistakes. >「間違いをしてすみません」 >のthatはforが省略されています。I'm sorry for that→I'm sorry that とのことですが、これについては、多少違和感があります。つまり、I'm glad of that. のような形がもとでなく、喜ぶ対象は、あくまで文章(つまり、節)であるはずで、それが直接gladの目的格(?)として続くのが自然な語順のように思うのですが、どうでしょうか。 例えば、I'm glad that she passed the exam. の形が元であり、それから I'm glad of her passing the exam. の形が出来たと見れば、thatの前にof が省略と見るよりも、句をとるために便宜的に入れられた of と見ることも出来ると感じるのですが、どうでしょうか。 (2)について: 分かりました。改めて読んでみると、何か、I bet him 5 dollars. のような文章は、「彼に5ドルあげる。」と宣言しているような感覚がしてきたのですが、そんな感覚は持たれませんよね。失礼しました。 (3)について: そうですね。節が重なることは明らかにおかしいので、句にするしかないですよね。 (4)について: 3重目的語はないということですね。これって、いわゆる言葉の線形性のようなことと関係があるのでしょうか。 重ねてありがとうございました。
- tjhiroko
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ライトハウスではこのthat節についてこう書かれています: 【語法】that節の前で前置詞onが省略されたものと考えられる ですので例文としてあげられているものもこうなっています: I bet you 10 pounds (that) it will be fine tomorrow. <V+O+O> =I bet 10 pounds (that) it will be fine tomorrow. <V+O> ということで、第三の目的語という見方はしていないのがこの辞書の立場ですね。 また、こちらのページにも同じような記述がありました。「三重目的語」の項目のところです。 http://www.geocities.jp/logos_chaos/ghosts.html 明快な説明ですね。 こちらのページにも同じような記述がありました。 http://xbbs.knacks.biz/english4a/reply/934 Re^1 [17]のところです。 こういう考え方とは違って、三重目的語とするとらえ方もあるのかもしれませんが、専門家ではありませんので分かりません。 なお、(2) については3つとも正しい言い方だと思います。 (3)は分かりません。
お礼
ありがとうございます。 (1)について: 確かに、on that の on が省略されていると見ることが出来ますね。そして、on を省略しても、意味的に混乱することはないから、そのほうが自然な感覚がありますね。言われてみて、ああ、そうだと感じました。ありがとうございました。 (2)について: 意味としてはどうなのでしょうか。次の意味で正しいでしょうか。 ア:I bet him 5 dollars. 彼と5ドルの賭けをした。 イ:I bet 5 dollars that she will win.彼女が勝つことに5ドルかけた。 ウ:I bet him that she will win.彼に彼女が勝つことを請合った。(彼に彼女が勝つことを保証した。)
お礼
ありがとうございます。 >感情の対象=objectと考えれば「~を嬉しいと感じる」というふうに、意味上の目的語と考えてもいいと思います。これはfeel「感じる」という感情動詞がthat節で目的語を取ることができることからも、可能性は十分考えられます。例: >I feel that something good will happen. ありがとうございます。いろいろな意味で、目的語と考えたほうが合理的だと感じるのです。know/think that S+V から know/think of ... が出来たと考えるほうが自然だなとも思いますし、そのほかの意味でもそのほうが自然だと思うのです。そういった文法の考え方はないのでしょうか。特に、英語以外では?