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古典翻訳:ホラティウスの書簡集1の6
The sun, the stars, the seasons of the year That come and go, some gaze at without fear: What think you of the gifts of earth and sea, The untold wealth of Ind or Araby, (Horace Book I のVI. TO NUMICITUSより。翻訳者John Conington。1869年の訳 ) 拙訳: 「あっしには関わりのないことでござんす」と おてんとう様や、お星さま、すぎゆく季節の巡りに 言ったとて、大地、海のお恵みには インド、アラブの秘宝には、男のロマンを感じちまう *「男のロマン」の辺りは、翻訳じゃなくて、「解釈」を入れました。、と言いますか、「太陽や星や時の巡りという」すごい物にも手が届かない、触れられない物には畏敬を抱かない。それでも同じく手に入れられそうもない外国の秘宝の話は、、、?というホラティウスの理論展開が面白いので、「この名文を日本語に訳さねば」と、1ヶ月以上悩んだのですが、どうにもこうにも行き詰まり、ここは、皆様に丸投げしようと思った次第です。 なので、大目に見てもらって、皆様のこの詩の翻訳例を教えていただけませんか? 宜しくお願い致します。 (BAは選びません。 すいません。) (一日、一つのお礼文を書くくらいの時間しかありませんので、複数のご回答が付きました場合は、何日かにわたってお礼を返信する事になります。余めご了承ください。
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- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
今回も楽しい話題をありがとうございます。 以下の私訳では、「リフレイン」の真似事をしてみました。 私訳: 日は回る、星は回る、行っては戻る、四季はめぐる、 永劫回帰のこの営みに、畏怖はないのか、ただ眺めるのみか。 しからば、いかに思し召すや、大地の恵み、大海の恵み、 筆舌に語り尽くせぬこの宝、インドの宝、アラブの宝。 お粗末。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。補足です。 >>今回も、名作をありがとうございます。 名作なんてとでもない。あとでなんとか、と思って下書きを保存したつもりがうっかりボタンを押し間違えて出てしまいました。 でも「下手の考え休むに似たり」で、手元においても改悪こそすれ、よくはなりませんから、まああのあたりでご勘弁を。でも楽しく遊ばせていただきました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >下書きを保存したつもりがうっかりボタンを押し間違えて出てしまいました。 どうりで、、、、いつもの味わいがないなと思っておりました。 それでも、SPSさんの作品ですからね、「私の感受性が落ちてきたのかな?」と思っておりました。 山火事のニュースが毎日報道されるわけではないので、現在の状況は分からないのですが、また落ち着きましたら、あの味わい深い名訳をお願い致します。 宜しくお願い致します。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
日の光に、星の灯り、 春夏の過ぎ行く時を、 上の空でただ見ている者もいるけど 山や海がもたらす幸せとか アラビアやインドの限りない富を どう思う?
お礼
ご回答ありがとうございます。 我ながら本当に恥ずかしいのですが、untoldの意味を勝手に想像しておりました。 お訳の >アラビアやインドの限りない富を を見た瞬間に、「あ!こっちだった!」と気が付きました。 >日の光に、星の灯り、 > 春夏の過ぎ行く時を、 季節に春夏を選ぶあたりのセンスさすがですね! >どう思う? この箇所が一番困りました。まず、どこに「どう思う?」を挿入すべきかが分からない。原文通り、 the gifts of earth and seaの前なのか? どこに置いても不自然さを感じてしまうようで、「男のロマン」とか私は書いちゃいましたがそれも失敗でした。 今回も、名作をありがとうございます。 今後とも宜しくお願い致します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 じょじょに、気が付いてはいけないことに気が付きつつあります。 もしかして、小説家なのか別の職業なのか分かりませんけど、書く事のプロなのですよね? 個人情報につながる恐れがありますので、この件に関してはご返信しないでください! もしかしたら、ご才能を発揮させることなく埋もれさせようしているお方かも知れませんけど、、、。 >「リフレイン」の真似事をしてみました。 真似事ってレベルじゃないですよ!!! 脚韻にしてもですね、最近「マチネ・ポエティック詩集」というのを読んでみたのですがね、Nakayさんの方がずっとお上手でしたよ! >日は回る、星は回る、行っては戻る、四季はめぐる、 >永劫回帰のこの営みに、畏怖はないのか、ただ眺めるのみか。 私もこのように言葉遊び感覚で名文を書いて、周囲を「うっ」っと唸らせてみたいもんです。 それにしても、「リフレリン」って面白い技法ですね! 初めて目にしましたが、度肝を抜かれました。 >しからば、いかに思し召すや、大地の恵み、大海の恵み、 >筆舌に語り尽くせぬこの宝、インドの宝、アラブの宝。 不思議なもんですねえ、なんで同一句による繰り返し表現がこんなにも音楽になるのか、聞いていて心地よいのですが、あまりにも初耳すぎて芸術鑑賞よりもマジックを見ているような気分です。 それにしても、ずいぶんと奥の手を隠し持っていますね。すごいもんですね。 また今回も、素晴らしい技術を拝見さしていただきました。ありがとうございます。 今後とも宜しくお願い致します。