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萩原朔太郎について
「フランスにいきたしとおもへども フランスはあまりにもとおし」 のくだりは萩原朔太郎のどの詩集に収められているのでしょうか? また、朔太郎の世界観の解説などで、おすすめの本がありましたら教えてください。 よろしくお願いします。
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「旅上」ですね。 今、手に入る詩集ですと「純情小曲集」におさめられています。 ですが、「純情小曲集」はもともと初期の「愛憐詩篇」に、故郷前橋をうたった「郷土望景詩」および「郷土望景詩の後に」を合わせて刊行された詩集で、「旅上」は、「愛憐詩篇」に収録されていたものです。 URLをご参考に。
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- zephyrus
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詩人が詩人を論ずるというのも興味深いものがあります。 私、あまり本を読まない人間で、研究している者でもないのですが、 たまたま目にしたことがあるという範囲でよろしければ、 ・「萩原朔太郎その他」那珂太郎(著)小澤書店刊 ただし、1975年の初版なので現在は絶版かと。 ・「萩原朔太郎『猫町』私論」清岡 卓行 (著) 筑摩叢書 小説「猫町」を糸口に朔太郎の内面、外面をさまざまに論じてゆきます。おすすめ。 なお「猫町」は短い作品ですし、青空文庫で全文読むことが出来ます。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card641.html からどうぞ。 ・「萩原朔太郎〈言語革命〉論 」 北川透(著) 筑摩書房 なお、今年出版されたらしく、当方、未見なのですが、 ・「萩原朔太郎」 1 2 (全2冊)飯島耕一(著) みすず書房 は、目次を見る限り、相当におもしろそうです。 また、すでに挙がっています ・「父・萩原朔太郎」 萩原 葉子 (著) は、朔太郎を身近にする以上の、それだけでも心に残る作品です。
- toko0503
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#1です。 参考本ですが、 高いところでは、ズバリ、 ★萩原朔太郎の研究―日本近代詩論 安藤 靖彦 (著) 出版社: 明治書院 ; ISBN: 4625430771 ; (1998/12) (図書館で借りられた方がいいかも) 安いところでは、新書版で ★萩原朔太郎 講談社現代新書 441 大野 純 (著) お手軽なところでは、 ★父・萩原朔太郎 萩原 葉子 (著) 中公文庫 A 109-2 参考までに挙げてみました。
お礼
大変参考になりました。 新書版あたりからせめてみたいと思います。
- toko0503
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こんにちは。 「郷土望景詩」の中の「旅上」の一編のようですよん。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。
お礼
URL、大変参考になりました。 ありがとうございます。