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萩原朔太郎の『おわあ、こんばんは』のような動物や植物の言葉のある詩や文を教えて
例: 猫 萩原朔太郎 まつくろけの猫が二疋 なやましいよるの家根のうへで、 ぴんとたてた尻尾のさきから、 糸のやうなみかづきがかすんでゐる。 『おわあ、こんばんは』 『おわあ、こんばんは』 「おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』 「おわああ、ここの家の主人は病気です』 〔『月に吠える』より 〕
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- zephyrus
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回答No.1
意味のある言葉で受けとめられたものということですね。 丸山薫『病める庭園(には)』。前半のみ引きます。 静かな午さがりの縁さきに 父は肥つて風船玉のやうに籐椅子にのつかり 母は半ば老いて その傍に毛糸を編む いま春のぎやうぎやうしも来て啼かない この裕福に病んだ懶(ものう)い風景を 誰れがさつきから泣かしてゐるのだ オトウサンヲキリコロセ オカアサンヲキリコロセ ぎょうぎょうし=鳥のヨシキリが訪れている場所は、 家族が対している庭ではなく、息子の耳の奥のようです。
お礼
ありがとうございます。 お手をとりました。