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あまり見ない形
・There stretches out fields of wheat. : 麦畑が広がっている。 Thereを主語にとったこのような文を出来れば他の例文も交えて文法的解説をお願いします。Fields of wheat stretch out there. とも言えるのでしょうか?よろしくお願いします
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「お礼コメント」を拝見しました。 (再送版:おもに最後の説明を補足追加いたします。) >Thereは副詞らしいですが、なぜstretchesはesが付いているのでしょうか?隠れた主語があるのでしょうか? ⇒このThereは、形式的には「不定副詞」とされますが、英語史上では、《Ther-(指示代名詞「それ」)+-re(場所の副詞「そこに」)》の合成語でした。 それで、There ~で始まる文では(cortaさんが最初に書かれたように)、Thereを「形式主語」(隠れた主語)として単数扱いすることがあります。そして、その場合、実際上の主語はここでは「主格補語」という位置づけにおかれる、あるいはそう見なされるようです。 ということで、There stretches out fields of wheat.では、Thereを単数の主語とし、実際上の主語fields of wheatを主格補語とみなすので、stretchに3単現の(e)sをつけて使っているわけです。 なお、このような表現形式は他の印欧語とも共通で、例えば、フランス語のIl y a ~「~がある」なども、分析すれば英語のThere ~構文と同じ構造をしていることが分かります。《Il「それは」+y「そこに」+a ~「~がある(~としてある、~を持つ)」》。ここで、ilは人称代名詞主格「彼・それは」で、yは指示副詞「そこに・そこで」、aはavoir「持つ」の直説法3人称単数形です。
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- Nakay702
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「お礼コメント」を拝見しました。 >Thereは副詞らしいですが、なぜstretchesはesが付いているのでしょうか?隠れた主語があるのでしょうか? ⇒このThereは、形式的には「不定副詞」とされますが、英語史上では、《Ther-(指示代名詞「それ」)+-re(場所の副詞「そこに」)》の合成語でした。 それで、There ~で始まる文では(cortaさんが最初に書かれたように)、Thereを「形式主語」として単数扱いすることがあります。そして、その場合、実際上の主語はここでは「主格補語」という位置づけにおかれる、あるいはそう見なされるようです。 ということで、There stretches out fields of wheat.では、Thereを単数の主語とし、実際上の主語fields of wheatを主格補語とみなすので、stretchに3単現の(e)sをつけて使っているわけです。 なお、このような表現形式は他の印欧語とも共通で、例えば、フランス語のIl y a ~「~がある」なども分析すれば英語のThere ~構文と同じ構造をしていることが分かります。《Il「それは」+y「そこに」+a ~「~がある(~としてある、~を持つ)」》。
お礼
ご回答ありがとうございます
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。Thereを主語にとったこのような文を出来れば他の例文も交えて文法的解説をお願いします。 これは下記の3.4、場所を表す副詞語句が文頭に来た場合の倒置で、 Here comes the bus. ( ほら、バスが来る。 ) There goes the siren. ( ほら、サイレンが鳴っている。 ) Down came the rain. (あ、雨だ) Up goes the balloon (あ、風船が上がった) https://eigogakusyu-web.com/grammar/116/ などと同類です。この種の副詞の後は単数の動詞が来ることが多いので、つい口癖でこういう非文になった例でしょう。 There stretch out fields of wheat. : 麦畑が広がっている。 が正しいと思います。 2。Fields of wheat stretch out there. とも言えるのでしょうか? 言えます。文法的には正しいですが、感動が減って、散文的、というか英作文の宿題的にはなります。
お礼
ご回答ありがとうございます
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
>・There stretches out fields of wheat. : 麦畑が広がっている。 >Thereを主語にとったこのような文を出来れば他の例文も交えて文法的解説をお願いします。Fields of wheat stretch out there. とも言えるのでしょうか? ⇒《There+(beを筆頭とする)存在の自動詞+主語》で、「紹介導入+存在」を示します。 例:There lived a famous novelist in this town. 「ある有名な作家がいて、(その人は)この町に住んでいた」。 There are dictionaries and dictionaries. 「辞書といっても、いろいろ(良いのも悪いのも)あるよ。 上記の変種として、《There+出現・到達の自動詞+主語》で、「紹介導入+出現・到達」を表します。 例:There will come a time when we can travel to distant planets. 「(時は流れるので)遠い惑星に旅行できるときがくるだろう」。 *出現・到達も、「存在の変種」と見ることができます(出現=新しい存在、到達=存在の移動)。とにかく、There~構文には、紹介導入的な意味合いが「言外に」前置されている点が重要なところだと思います。 ということで、 There stretches out fields of wheat.→「麦畑があって、それが広がっている」。 Fields of wheat stretch out there.→「麦畑が広がっている」。 といったニュアンスです。 ただし、お尋ねのFields of wheat stretch out there.は、(絶対言えないことはないかも知れませんが)多分に非文的です。なぜなら、Fields of wheat…の部分が新しい情報を担う語句ですので、突然その語句で始まると、「不自然な印象を与える」からです。つまり、「紹介導入的な意味合いを前置する」必要があるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。Thereは副詞らしいですが、なぜstretchesはesが付いているのでしょうか?隠れた主語があるのでしょうか?
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3502/7245)
その there は主語 (つまり名詞) ではなくて、副詞です。副詞を文頭にもって来たがために、その後の語順が倒置しています。そのこと自体は普通のことです。すなわち、There という語を目立出せることをしなければ Fields of wheat stretches out there. という平凡な文になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。副詞を文頭にもってくることにより何か違いが生じるのでしょうか?
- double_triode
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ときどきあります。たとえば, There Goes a Spaceship. https://www.reddit.com/r/nostalgia/comments/6o0ih9/there_goes_a_spaceship_with_dave_and_becky_from/
お礼
納得しました。ご回答ありがとうございます