- ベストアンサー
英文法のthere構文について
- 英文法のthere構文は、文章の主語と動詞の位置を入れ替える構文です。文法的に誤りとなる例として、「Proustの本は2冊以上机の上に置かれた」という文があります。
- 英文法のthere構文は、文章の主語と動詞の位置を入れ替える構文です。文法的に誤りとなる例として、「Proustの本は2冊以上机の上に置かれていない」という文があります。
- 英文法のthere構文は、文章の主語と動詞の位置を入れ替える構文です。文法的に誤りとなる例として、「彼の車の前に小さな子供が現れた」という文があります。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
Did there sit on the shelf more than two volumes of Proust? thereは形式主語の代名詞として理解をし、Vはbe動詞を除くその他の一般動詞として考えると、 ”there+V”構文のなかでthanを使う比較構文を作るのは御法度(非文)のようです。駄目である理由は分からない。 There didn't sit on the shelf more than two volumes of Proust. ”there+V”構文で、yes or noの質問文を作るの可能であるが、センテンスを否定する構文(sentential negation)は御法度(非文)のようです。(sentential negationとはnot everは駄目であるがneverならば良い可能性があるが要確認) *There will step out in front of his car. ”there+V”としての構文上の問題でなく意味論になると思う。there is(”there+BE”構文)を日本語に訳すと”そこには”となり主語になっているが、これが間違いの要因であると推測する。Nativeの感覚でthereを代名詞として使った場合、thereは、itの形式主語と同じ扱いで何の意味もない。故に、日本語の訳のように「”それ”が立ち去る」であれば’それを’文脈から勝手に特定することで意味をなすが、英語で意味を持たない主格で持って「立ち去る」は意味をなさない。故に非文と言う事だろうと考える。英語で there steps out.と言っても意味をなさないと言う事だろう。。 *There has stepped out in front of his car a small child. この場合は一見「車の前を立ち去ったのは小さな子供」のように読めるが・・・・step out は句動詞で自動詞扱いである。 A small child stepped out in front of his car. は、文体の意味は別として正しい構文です。何故ならstep outを自動詞として使っているから。 in fron of his carは前置詞句であるがために文頭または文末に置き換えることができる。 There has stepped out in front of his car a small child. ↓ There stepped out a small child in front of his car. 自動詞は目的語(=名詞句=a small child)を取らない。故に、間違った構文になる。
その他の回答 (9)
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
#6 でリンクしておいた部分を明記しておきましょうか。 関(2008:18ff.)5) は, 提示 there 構文(19a), 後置 提示文(20a), 分節文(21a)の場合, 疑問文や否定文 にすることが出来ないと述べている. (19)a. There stepped out in front of his car a small child. b.*Did there step out in front of his car a small child? c.*There never stepped out in front of his car a small child. 過去・肯定文の a は正しい。 英文科にいって英語学を専門にする、というのでないなら、無視してもいいんじゃないですか。 こういう文法とか、生成英文法とかというのは、受験英語や TOEIC、さらには実践英語ではなおさら 問題になることはありません。 以前、生成英文法で説明されるなんちゃら定理か何かを普通に当てはめて主張している人がいて 議論になりましたが、そういうのは実際の英語とは無関係です。 こうだよ、と提示するのだから、疑問・否定で使う余地がない、 起きた事実のみを述べるのであって、完了形とも相容れない、的なことは何となくわかります。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
相当高いレベルの話なので、中学レベルの文法がわかっていない人が入ってくると話がこんがらがるだけなので 議論はしません。 質問者自身はわかっていることだと思いますが、もう一度念のため。 There stepped out in front of his car a small child. こういう過去形の肯定文なら問題ない。 There has stepped out in front of his car a small child. という完了形とか、 There will step out in front of his car a small child. という will になると、非文になる、 そういうことがどこかに書かれているんでしょう。 will の文にも当然、a small child という続きがあるはずです。 とにかく、step out という自動詞について there を使うこと自体はここでは問題にしていません。 be に始まり、exist, live, stand, lie など、存在を表す語、 arrive, come など往来発着を表す語、さらにできごとの生起を表す語で there 構文が用いられます。 step out もそこに入ってるんでしょうね。 存在文でなく、提示文なので、さらに拡張されるのかもしれません。
No7です。 *There has stepped out in front of his car a small child. In a small town of Grermany there once lived a poor shoemaker. がS+V構文として紹介されてました。 この場合にthere onceを副詞句と見なして倒置文 In a samall town of Gremany poor shoemaker lived there once. とすれば、liveは自動詞。 Thereが代名詞で主語であるため他動詞としての考え方を貫こうとすれば To go through; experience: lived a nightmare. の意味があり http://education.yahoo.com/reference/dictionary/entry/live There once went through/experienced a poor shoemaker. となり、何とか意味が成立つ文章になる。と言うことなのかな? もっと単純な理解ができないかと考えると、M Swanの文法書によれば、法助動詞を含むthere+BE動詞以外の他の動詞としてフォーマルな文章で使うことができる動詞として; These are verbs which refer to states, to the arrival of somebody or something. との記述がある。step outは当然これ等の動詞に当て嵌まらない。故に非文となると理解をした方が良いのかもしれない。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
どこにあった説明か知りませんが, >there構文を使った(提示文) ここにキーがあったのかもしれません。 there 構文自体を「提示文」とすることもあるようですが, http://okwave.jp/qa/q1537605.html の #3 の方の回答によると,there 構文の中にも「存在文」と「提示文」があって, 提示の場合,名詞が副詞の後ろに回る。 http://www.oit.ac.jp/japanese/toshokan/tosho/kiyou/jinshahen/53-2/01taoka.pdf の5ページにこういう提示の場合に疑問文・否定文が不可となる。 there 構文自体,提示的要素があるため,私が下に述べたような 疑問文・否定文の可・不可が生じ,さらに,there 構文の中でも より提示性の強い,「存在文」とは違った「提示文」の場合におっしゃるような制限が出てくるのだと思います。 普通の there 構文全般についてでなく,こういう点を考慮して >there構文を使った(提示文) のあたりをご覧になればいいのではないでしょうか。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
There once lived in a village an old man who ... こういう風に, live in/on ~が来て,主語が最後 というのは普通に行なわれます。 a ~という新情報を後に回すための構文ですから, 場所を表す副詞(句)をはさんで,さらにその後でも,もちろんいいです。 短い修飾語→長い名詞句(節) というパターンは動詞+副詞+長い目的語という形でもおなじみです。 そういう点で非文というのではありません。 There sat on the shelf two volumes of Proust. 「棚に,プルーストの本が二巻以上ありました」 という肯定文は可,であり,そこからの疑問文・否定文がどうなのか, という問題です。 There stepped out in front of his car a small child. 「彼の車の前に,小さな子供が飛び出して来た」 これも,長さはほぼ同じですが,主語を後に回しているだけで, 普通の過去は可,だが,完了形はどうなのか,という問題です。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
The book is on the desk. に対して A book is on the desk. とせず, There is a book on the desk. とします。 既出の the book に対して,新情報・初出の a book は後に回す。 もともと there があったわけでなく,there を一種の形式主語的に置く。 ただ,it ではないので,副詞としての部分が残るのですが, 英語圏ではこの there は代名詞とすることが多く, 日本ではランダムハウス英和大辞典では代名詞としています。 for there to be, there being ~のような意味上の主語になることができるので 代名詞とすると,すっきりはします。 本来,be 動詞で用いられる there is が同じ存在を表す exist から, live, stand, sit, lie さらに,往来発着を表す自動詞, できごとの生起を表す自動詞へと拡張していきました。 ジーニアス英和大辞典には Will there come ~という will を使った,しかも疑問文が出ています。 ランダムハウスには There may come ~が出ています。 同じく, There never arose ~とあり, There didn't は不可とあります。 一方,研究社の形容詞・副詞辞典では 否定文では用いられにくい,として There didn't ~, there never stepped ~ をともに非文としています。 ただし,予測を表す場合に There will never ~が可, とありますので,will, may は意味によっては許容されるのかもしれません。 この辞典では Did there occur ~? という疑問文も可としています。 ただし,代動詞的に do で受けることはできない,とあります。 do/does/did が使われにくいというのはあるようです。
- miknnik
- ベストアンサー率48% (249/513)
最初の二文は「プラウストの本が二巻以上棚の上にありましたか/ありませんでしたか?」と言いたいのでしょうか? ~があります/ありません/ありました/ありませんでした、という文でthereを使う場合は、このthereはdummy subject (ダミー主語)と呼ばれる物で、この仮の主語の後にはbe+名詞とパターンが決まっています。ですから、疑問文(過去形)ならば: Were there(ダミー主語) more than two volumes of Proust on the shelf? となります。これは He is a violinist が疑問文では、Is he(主語) a violinist? ととなるのと同じです。この質問にある全てが非文法的であり、意味も通じないのは、この文型が守られていないからです。ですから否定文は: Weren't there (または、Were there not) more than two volumes of Proust on the shelf? となります。補助動詞の文にはbeもその後の名詞がないので意味をなしません。また誰かがstep out する、という動詞を使うのであればthereを使う文型は使えません。完了形の文も同じです。ただしこれは最後にa small child とあるので、これが主語であればthereを使わずに: A small child has stepped in front of his car. となります。Step out は"He just stepped out of the office." の様に、~から出てしまった、という様に使われますが、この文では彼の車の前 (in front of his car) に出て来た、という事なのでout は要りません。 There used to be a park at the end of this street. という文もダミーを主語にしていますが、willが将来を意味する様に、これは過去にあったけれどももう無い場合に使われます。 Thereは上記の例ではダミー主語ですので代名詞の様に使われていますが、勿論この単語は副詞として「そこ、そこに」という意味もありますので、その際には He sat there with his mouth open. 等の様に普通のbe以外の動詞も使えます。また倒置でこのthereが前に来る場合は There he sat with his mouth open. となりますが、文頭に来てもこのthereは副詞です。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
済みませんがこの四つの文、それぞれ、何がおっしゃりたいのでしょうか?
- Him-hymn
- ベストアンサー率66% (3489/5257)
there構文について There was a box on the table. という文は、もともと A box was there on the table. のa boxを主語にした言い方がよくない、つまり、a boxが新情報なので、これをできるだけ後ろにもっていきたいーーというところから成立していると考えられます。 A box was there. →このとき、thereは副詞です。名詞ではありません。 There was a box. というとき、このthereも副詞のはずです。ただし、wasが動詞で、a boxとthereがひっくり返っていますから、主語はa boxのはずなのですが、 There was a box on the table.のような言い方をしていくと、thereが位置的に主語のように感じられます。 そこで、これを主語に見立てて、 Was there a box on the table? There was a box on the table, wasn't there? などの言い方が成立したわけです。 従って、元来副詞のthereを「主語」として、一般動詞と組み合わせた文 Did there sit on the shelf more than two volumes of Proust? は、間違いです。この場合、thereを副詞と考える可能性が0です。これではthere is/areの構文とは違いますね。 Were there more than two volumes of Proust sitting on the shelf?とするべきです。 There weren't more than two volumes of Proust sitting on the shelf.とするべきです。 X will step out in front of his car. 意味がつかみにくいですが、これなら文法的です。 Xのところに副詞に由来するthereを入れるのは無理です。 There was a small child who stepped out in front of his car.でしょうか。 A small child has stepped out in front of his car.も一応可能と言っておきます。 補足 be動詞以外でも、be動詞に意味を加えた、いわゆるSVCの文型で用いる動詞なら、thereとともに用いることができます。 例 There came Thomas, the most eccentric guy in our town! In the story, there appears a man who changes into a wolf at the sight of the moon. これらの動詞came, appearsはbe動詞に置き換えても文が成り立ちます。 また、thereが副詞のはずなので、 Thomas came there ... a man appears there ... と言っても、新情報の位置の問題を無視すれば、英語として成り立ちます。 こういう場合は、be動詞以外の動詞とthereの組み合わせも可能です。 以上、ご参考になればと思います。