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「唐衣着つつなれにしつましあれば
はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ」のように修辞法と暗号が盛り込まれた歌を教えてください 参考ページ https://books.google.co.jp/books?id=4SAvDwAAQBAJ&pg=PA82
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「お礼コメント」をありがとうございました。 >もしかしたらあの百人一首にも1つや2つ暗号が隠されているんじゃないかと探してみました ⇒私も百首分を全部見直してみましたが、「暗号が隠されて」いそうなものは見つかりませんでした。ただ、いままで知らなかったことで気づいたことがありました。「頭韻を踏んでいると思しきもの」が幾つかあったことです。代表的なものを2首挙げます。 1.「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」 (ひ・ひ・は・し・は) 2.「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」 (た・た・な・な・な) >悔しいので無理矢理に… >https://www.shigureden.or.jp/about/database_03.html?id=21 >この御方は尼さんが好きだったのでせうか? ⇒素性法師は古今集時代の有数な歌人で、勅撰集に61首のっているそうです。 この「今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」は、古今集恋の部にのった歌ですが、どうやら「女性のための代作」だったようです。 ということを今回初めて知りました。そして、長年の謎が解けました。 つまり、これは、《邸の女官が、いとしい男の「妻問い」を待ち焦がれた様を詠んだ歌》だったのですね。
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- Nakay702
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いつも楽しいご質問をありがとうございます。 まず、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E5%8F%A5 には、例に挙げられた在原業平の「かきつばた」のほかに、次の例が出ています。 (1)いろは歌は、7文字ごとに区切って各節の末尾をつなぐと、「とかなくてしす」(咎無くて死す)となり、無実を訴える文になるとされている(罪を起こすことなく一生を終えたい、という意味だと捉える説もある)。 (2)現代でも谷川俊太郎による折句をもちいた詩が知られている。 あくびがでるわ いやけがさすわ しにたいくらい てんでたいくつ まぬけなあなた すべってころべ (頭文字をとると、「愛してます」。) https://japanknowledge.com/articles/asobi/08.html には、とても一回では読みきれないほど例がふんだんに出ています! 最初の部分はこう始まっています。 《蛙飛ぶ池はふかみの折句なり(柳多留・六) という古川柳があります。芭蕉の 古池や蛙飛び込む水の音 は、句の頭を拾って読むとフカミとなるというのです。芭蕉がそんなことを考えて詠んだのではありませんが、結果としてはそうなっています。「古池や」の句に深みというのはおもしろい発見です。》 あとは、どうぞご自分でググってみてください。いっぱい載っています。
お礼
ご回答ありがとうございます 谷川さんの詩、絶妙な味を出していますね ご紹介のリンク先にも巧いのが沢山ありました まだ完読してないのに、もしかしたらあの百人一首にも1つや2つ暗号が隠されているんじゃないかと探してみました が、見付けることができませんでした それじゃ悔しいので無理矢理に… https://www.shigureden.or.jp/about/database_03.html?id=21 この御方は尼さんが好きだったのでせうか?
お礼
再度のご回答並びに百人一首の調査ありがとうございます 前回ご紹介のリンク先をようやく完読致しました 沓冠を用いて借金を申し込む吉田兼好さんの歌には沓を冠の代りにして戯れるに似た面白さを感じました 重ね重ね誠にありがとうございました