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三角関数の基本極限について
ふたたびの微分積分という本で学習していてわからないところがあり困っています。 P131ページ https://books.google.co.jp/books?id=tu6MBQAAQBAJ&pg=PA127&lpg=PA127&dq=%E4%B8%89%E8%A7%92%E9%96%A2%E6%95%B0+%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%A5%B5%E9%99%90&source=bl&ots=fnWp8NRjuM&sig=QbscBtwmPaCKNpi64v-ClbFOkzY&hl=ja&sa=X&ei=Bu_AVOnuHMHsmAXDhoDQCw&ved=0CEoQ6AEwBzgK#v=onepage&q=%E4%B8%89%E8%A7%92%E9%96%A2%E6%95%B0%20%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%A5%B5%E9%99%90&f=false sinXやcosXの微分に必要な基本極限に lim 1-cosθ/θ^2 =1/2 θ→0 (わかり辛くてすいません) (1-cosθ)/θ^2の極限=1/2 が突然本に現れました。 これは、どの様に導かれたのでしょうか? 参考になるサイトなどあればうれしいです。 よろしくお願いいたします。
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- ki-inage
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(1-cosx)/x^2は分子は 1-(1-2sin(x/2)xsin(x/2)) =2sin(x/2)xsin(x/2)です。 故に 2sin(x/2)xsin(x/2)のx/2 をyとします。即ちy=x/2です。 よって分子は2sinyxsiny 分母は4y^2 です。現式は 2sinyxsiny/4y^2となります。これは1/2siny/yxsiny/y(1)となります。すなわちxが0に近づくとyが0に近づきます。ですからyが0に近づくとsiny/yは1になります。よって(1)は1/2になるのです。この場合文字を置き換えると解りやすくなります。
- spring135
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任意のθについて cosθ=1-θ^2/2+θ^4/24-θ^6/120+.... となることがティラー展開という方法により示されます(url参照)。実際にこの式はコンピューター プログラムに組み込んで使うことができます。 θが小さいとき cosθ=1-θ^2/2 で代用できます。 すると 1-cosθ/θ^2=1/2 が出てきます。 もっとまともにやるには任意のθについて成り立つ cosθ=1-θ^2/2+θ^4/24-θ^6/120+.... を用いて lim(θ→0)[1-cosθ/θ^2]=lim(θ→0)[1/2-θ^2/24+θ^6/120... ]=1/2 とすることができます。
- gohtraw
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(1-cosθ)/θ^2=(1-cosθ)(1+cosθ)/(θ^2(1+cosθ)) =(1-(cosθ)^2)/(θ^2(1+cosθ)) =(sinθ)^2/(θ^2(1+cosθ)) =(sinθ/θ)^2/(1+cosθ) θ→0のとき、 (sinθ/θ)^2→1 1+cosθ→2 なので、求める極限は1/2となります。
補足
回答ありがとうございます。 1/2という回答にはたどり着けるのですが、 (1-cosθ)/θ^2がどの様に定義されたものなのかが、理解できません。 何かから導かれたものなのか、定義なのか…。 もうひとつ必要な基本極限ということで、突然現れたので、出所を探しています。 よろしくお願いいたします。