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有名なオペラの歌詞オンブラマイフに出てくる più
イタリア語の単語piùに、英語でいうとmore と plus の意味があると思っておりました。 ヘンデルのオペラ『セルセ』のアリアに、通称オンブラマイフと呼ばれるものがあります。 Ombra mai fù かつて、これほどまでに di vegetabile, 愛しく、優しく、 cara ed amabile, 心地よい木々の陰はなかった soave più 世に知られた訳詩を拝借いたしました。 『これほどまでに』という訳は、『più』 から来るのでしょう。 単独ではなく、mai との組み合わせで、such .... never となったように思えます。 私の変な英語ですが、such soft shadow never existed. 私はイタリア語に全く自信がありません。ご援助をいただければと存じます。
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- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。補足です。 >>未だに悩んでおります。ようやく何故スッキリしないか分かってきました。 文法解釈上不要な語句を省略すれば、ombra soave più mai fù. となります。 ombra は単数なのです。定冠詞が附いていませんが、これは目の前にある蔭でしょう。 (イタリア語には詳しくありませんし、詩と散文で異なるのかも知れません。) もう一度、英文で考えます。 There have never been more sweet shadows(1) than this shadow(2). There has never been such a sweet shadow(3). than以下の省略とみるとこのombra は(1)に相当します。それならば、複数でなければ困ります。(3)であるとすると、 più = such となります。 確かにおっしゃる通り(1)ですが、この形は下記の Oxford 辞典にあるように非加算です(1.1に -s の用例が出ています) https://dictionary.cambridge.org/us/dictionary/italian-english/ombra https://en.oxforddictionaries.com/definition/shadow
- Biolinguist
- ベストアンサー率69% (354/513)
> 文法解釈上不要な語句を省略すれば、ombra soave più mai fù. となります。 ちょっと違います。 現代イタリア語なら、 Non ci fu mai ombra più soave there was never shadow more gentle > ombra は単数なのです。 それはそうでしょう、基本的には不可算名詞ですから。 (可算名詞としても使えますが、基本は不可算です) こういうタイトルの本もあります。 Non c’è ombra che sia più oscura 直訳:There is not shadow that is more dark. (si は接続法ですが、まあいいでしょう) > 定冠詞が附いていませんが、これは目の前にある蔭でしょう。 いいえ、これまでに存在しなかった陰です。 目の前にある「この陰」は省略されています。 gentler (than this shadow) ですから。 > più = such となります。 più にそういう意味はありませんので。
お礼
有り難うございました。 私なりのイタリア語研究は続けます。 遅々たる進歩ですが、よろしく。
補足
有り難うございます。 投稿して一時間で回答をいただけるとは。 それに比べ私の反応は time lag の大きいこと。反省しております。 もう少し考えます。実は、自分の感覚として何故不満なのかが分からないのです。 イタリア語を日本人が英訳して、ここが対応しないとぼやいても、おかしな話です。 分かっております。
- Biolinguist
- ベストアンサー率69% (354/513)
考えすぎておられるのではありませんか。 SPS700 さんと同趣旨ですが、ちょっと言い方を変えますと、比較の対象が省略されているだけです。 英語で言えば、than 以下が省略されているのです。 (この木陰より)もっと(più)心地よい木々の陰は一度も(mai)なかった この直訳を日本語らしくすれば、 「かつて、これほどまでに愛しく、優しく、心地よい木々の陰はなかった」 となるでしょう。 英語なら例えば、 there have never been more accessible resources to teach people how to manage money, invest and plan for the future. トランプ大統領も3月にこういうツイートをしています。 So much Fake News. Never been more voluminous or more inaccurate. フェイクニュースだらけ。これほど大量で不正確なことはなかった。
お礼
Biolinguist 様、SPS700 様 有り難うございました。高貴高齢者の硬い頭も少しほぐれ、機嫌よく過ごしております。 いただいた英文例を私なりに以下のごとく書き換え、than this と省略された語句を補った結果、私のこだわった『such』と同義だとようやく理解した次第です。 There have never been more beautiful flowers than this flower. There has never been such a beautiful flower. 教えていただいた https://dictionary.reverso.net/italian-english/ は拾い読みをするのではなく、奥深い内容を引き出すよう使い方を研究したいと思います。
補足
Biolinguist様、SPS700様 未だに悩んでおります。ようやく何故スッキリしないか分かってきました。 文法解釈上不要な語句を省略すれば、ombra soave più mai fù. となります。 ombra は単数なのです。定冠詞が附いていませんが、これは目の前にある蔭でしょう。 (イタリア語には詳しくありませんし、詩と散文で異なるのかも知れません。) もう一度、英文で考えます。 There have never been more sweet shadows(1) than this shadow(2). There has never been such a sweet shadow(3). than以下の省略とみるとこのombra は(1)に相当します。それならば、複数でなければ困ります。 (3)であるとすると、 più = such となります。 しつこい性格の BASKETMM でした。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。補足です。 >>質問にあるように、più には通常 『more』 と 『plus』 の意味があります。 第三の意味『such = このように』での、例文をご存じありませんか。しつこくで申し訳娃ありませんが、とても悩んでいるのです。 第3の*このように*、は、日本語訳の際に生じるもので、下記のように語源のラテン語の plus にも、イタリア語の piu にもなく、例文がないのは当然です。 https://dictionary.reverso.net/italian-english/piu
お礼
Biolinguist 様、SPS700 様 有り難うございました。高貴高齢者の硬い頭も少しほぐれ、機嫌よく過ごしております。 いただいた英文例を私なりに以下のごとく書き換え、than this と省略された語句を補った結果、私のこだわった『such』と同義だとようやく理解した次第です。 There have never been more beautiful flowers than this flower. There has never been such a beautiful flower. 教えていただいた https://dictionary.reverso.net/italian-english/ は拾い読みをするのではなく、奥深い内容を引き出すよう使い方を研究したいと思います。
補足
未だに悩んでおります。ようやく何故スッキリしないか分かってきました。 文法解釈上不要な語句を省略すれば、ombra soave più mai fù. となります。 ombra は単数なのです。定冠詞が附いていませんが、これは目の前にある蔭でしょう。 (イタリア語には詳しくありませんし、詩と散文で異なるのかも知れません。) もう一度、英文で考えます。 There have never been more sweet shadows(1) than this shadow(2). There has never been such a sweet shadow(3). than以下の省略とみるとこのombra は(1)に相当します。それならば、複数でなければ困ります。 (3)であるとすると、 più = such となります。 しつこい性格の BASKETMM でした。
- Biolinguist
- ベストアンサー率69% (354/513)
逐語訳すると Ombra mai fù shadow never was di vegetabile, of vegetable cara ed amabile, hot (dear) and lovable soave più sweet more もっと(più)愛しく、優しく、 心地よい木々の陰は 一度もなかった(mai)
補足
ご回答有り難うございます。 もう少し、切り込んだご意見をうかがえませんか。 質問にあるように、più には通常 『more』 と 『plus』 の意味があります。 1.第三の意味として、『such = このように』という意味があるか。 2.それはどのような場合に使われるか。 と分けてご教示お願いいたします。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。単独ではなく、mai との組み合わせで、such .... never となったように思えます。 はい、mai は、下記のように英語の訳には never ですから。おっしゃる通りだと思います。 http://www.systranet.com/translate/?lp=it_en 2。私の変な英語ですが、such soft shadow never existed.私はイタリア語に全く自信がありません。 ご謙遜でしょう。下記の英訳もそうなっています。 Never was made A vegetable (a plant) more dear and loving or gentle. http://www.aria-database.com/search.php?individualAria=1022
補足
ご回答有り難うございます。 質問にあるように、più には通常 『more』 と 『plus』 の意味があります。 第三の意味『such = このように』での、例文をご存じありませんか。 しつこくで申し訳娃ありませんが、とても悩んでいるのです。
お礼
有り難うございました。 私なりのイタリア語研究は続けます。 遅々たる進歩ですが、よろしく。
補足
有り難うございます。 だんだん分かってきました。というより、最終的な意味は分かっていたのですから、 自分が何に悩んでいるか、原因が見えてきました。 数日、落ち着かせて下さい。 Grazie molyo!!