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指数の計算について
ある資格試験の問題で、 6 ×(1-(1/2)^(1/10000))=4.2×10^-4 という問題を手計算で求めないといけないのですが、 6 ×(1-(1/2)^(1/10000))=はどのようにして4.2×10^-4に導くのでしょうか知恵をおかしください。
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- staratras
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N0.2 & 3 です。No.3の回答の4行目に誤記がありました。自然対数を扱っているので、 (誤)lnX=-ln2/10000 だから X≒10^(-ln2/10000) ではなく、 (正)lnX=-ln2/10000 だから X≒e^(-ln2/10000) です。失礼しました。 お詫びに、ln2 の値を直接求めてみます。完全な手計算でもln2の小数第3位までくらいの近似値は比較的容易に求められます。 収束が早い下の級数(1)でn=1として初めの3項だけを計算してみます。 ln(n+1)-ln(n)= 2{(1/(2n+1)+1/3(2n+1)^3+1/5(2n+1)^5+1/7(2n+1)^7+1/9(2n+1)^9…} …(1) ln2-ln1=ln2≒2/3{1+1/27+1/405} ≒2/3(1+0.037037+0.002469) ≒(2/3)1.039506≒0.693 なお初めの5項まで計算すれば、 ln2≒2/3{1+1/27+1/405+1/5103+1/59049} ≒2/3(1+0.037037+0.002469+0.000196+0.00002) ≒(2/3)1.039719≒0.693146≒0.69315 (高木貞治先生の「解析概論」では(1)の式の13項までとれば、ln2=0.69314 71805 599 を得る。とありましたが、普通の関数電卓ではここまで詳しい数値は出ません。畏るべし級数(1)!)
- staratras
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No.2です。ln2の値(約0.6931または約0.7)を覚えていれば、 以下のように自然対数で計算した方が簡単です。 X^10000=1/2 の両辺の自然対数を取れば lnX=-ln2/10000 だから X≒10^(-ln2/10000) f(x)=e^x のx=0付近をその接線で近似すれば、f'(x)=e^x で f'(0)=1かつ f(0)=1より、接線の式は、y=x+1 x=-ln2/10000 を代入すれば y≒X≒0.99993069(ln2≒0.6931の場合) またはy≒X≒0.99993(ln2≒0.7の場合) したがって 6×(1-(1/2)^(1/10000))≒6×(1-0.9993)≒4.2×10^-4
- staratras
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要するに1/2の1万乗根の近似値を求めればよいことになります。以下の回答でlogは常用対数、lnは自然対数を表し、log2やln10などの基本的な数値は覚えているものとします。 X^10000=1/2 の両辺の常用対数を取れば logX=-log2/10000 だから X≒10^(-0.301/10000) f(x)=10^x のx=0付近をその接線で近似すれば、f'(x)=ln10・10^x で f'(0)=ln10≒2.3かつ f(0)=1より、おおよその接線の式は、y=2.3x+1 x=-0.301/10000 を代入すれば y≒X≒0.99993077 したがって 6×(1-(1/2)^(1/10000))≒6×(1-0.9993077)≒4.2×10^-4
- f272
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6*(1-(1/2)^(1/10000)) ≒6*(-ln(1/2)/10000) =6*ln(2)/10000 ≒6*0.7/10000 =4.2*10^(-4)