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夏目漱石の草枕
冒頭の一節で生きるに甲斐ある世と知った。 と言う言葉がありますが、これは何故このような考えに至ったのでしょうか? 夏目漱石に詳しく無い方でも、生きがいを色々教えて頂けますと嬉しいです。 私は詳しくありません(笑)
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『草枕』に即していえば、住みにくい世から芸術が生まれるからです。 洋画家である主人公にしてみれば、住みにくい世であると悟ったからこそ、芸術家であることができるのです。 「世に住むこと二十年にして、住むに甲斐ある世と知った」のも当然でしょう。 生きがいというならば、芸術家になって、「住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよく」することでしょうか。 夏目漱石に即していえば、『草枕』は「義理人情の世界から超越して、それにわずらわされない」という「非人情」の世界を描いたもの、ということになっています。そういう境地に到達することでしょうか。
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- kaitara1
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回答No.1
後年漱石は則天去私という標語を掲げていますね。自分を離れることによって自分の人生の意味が現れるということなのではないでしょうか。
質問者
お礼
これに対して漱石がこう解釈すると良いんだよって教えてくれたら良かったんですけどね。やっぱり考えても分かりません。難しいです。 ありがとうございます。
お礼
行き辛い世を行きやすくする為には、非人情の論理性で世の中を割り切って考える事が生きる上で最も得策ですよ。と言ってるのかなあと思いました。 解答して頂いた文章をつなげただけの稚拙な理解ですが、その用に思いました。ありがとうございました。