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夏目漱石の夢十夜
夏目漱石の夢十夜の第一夜に次の一節があります。 「じゃ、私の顔が見えるかいと一心に聞くと、見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。」 そこに、写ってるとは、どこに写ってるんでしょうか。 以前から気になっていたので、よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
この文の前後に「ひとみに自分の姿が写って」という表現があるので、「そこ」は「女のひとみ」でしょう。 ただ、「そこに、写っている」と言う女は、すでに自身の体を離れて、主人公と並んで女自身の顔をのぞいているのではないでしょうか。 それで、主人公は「女は死ぬんだな」と思ったのだと思うのですが。 (青空文庫で読んできたばかりですが)
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- ondok
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回答No.2
これは、 「そら、そこに、(あります。)(私の目に)写っているじゃありませんかと、・・・」 と、いうことだと思います。 漱石に限らず、近代の作品には、こういう省略の仕方は多いようです。
質問者
お礼
回答有難うございます。
- murasakimai
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回答No.1
前後から考えて、女の目だと思っていたのですが。それだと変ですか・・・?
質問者
お礼
回答有難うございます。
お礼
明快な回答有難うございます。