- ベストアンサー
「between A or B」の使い方について
- NHK実践ビジネス英語2006年8月Lesson 10(2)のAlvarezさんの台詞で、「between seeming to react too little or too much」というフレーズが出てきます。しかし、なぜ「between A and B」とならなかったのでしょうか?
- ウェブ検索では、「between A or B」は正しくないとされていますが、実際には使われることがあるのでしょうか?
- この問題に関して、言語学的な観点や実際の使用例を考えてみましょう。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
・between A or B ←文法的に正しくない(基本) ・between too A or too B (A⇔B 反意語の形容詞・副詞の場合) は、許容されつつある可能性も一時的な流行の可能性もある。 (文法的に正しいかは学者による) どの言語にも正しくないものが多く使われると許容されていく。 (日本語でも時代で変化:全然ある→全然ない→全然ある) and で結ばれる通常の A, B は、両端とも肯定的であるが、 両極端の too は、否定的ニュアンスがあり、and → or に 変えやすい。A, B が名詞でないのもゆるくなってる。 極端すぎるのはダメだけど中間でならいい、ということ。 また、ちょうどいい中間がなく究極の二択になる場合もある。 質問の例文も「過小反応でもなく過剰反応でもない(中間の)」 「紙一重を歩く必要がある(require walking a fine line)」 ・その他(拾ってきたもの) there is an association between "too little" or "too much" sleep and health problems. You can choose between "too little" or "too much." Deviations from normal conditions may vary between too high or too low, You will be making a choice between too many or too few options. If I had to choose between too long or too short, I'd rather have the former. If I had to choose between too hot or too cold, I'll take the too cold. There is thin line between too early or too late.
その他の回答 (4)
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
リンク先の回答の中に You can definitely say "a choice between A or B" (it just emphasises the choice :D). "A and B" is also correct, of course. というのがあります。 他の意見も合わせると、文法的には and を使う方が良いうで、and を使うことの方が多いようですですが、選択の幅の両極端を強調するという意味合いで or を使うこともあるようです。
お礼
ありがとうございます。教科書的に、”between A and B”とか”among more than two”と覚えていますが、言葉は例外の集まりですね。また、「おや?」という表現を見つけたら、解説お願いします。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12512)
>下記のWeb検索では、“between A or B”は正しくないといってる気がするのですが、文法的には正しくないが、実際には使われることがある事例といて挙げられているのでしょうか? ⇒面白いご質問ですね。 添付のWebサイトでは、韓国からの“between A or B”は正しいかとの質問に対して、 1.まずオーストラリアから、"a choice between A or B"は「選択の強調」で、通常の"A and B" とともに、正しい表現だと答えています。 2.それを受けてイギリス(後にアメリカへ移住?)から、この場合"between"は余計で、 A. You have the choice of A or Bのようにすべきであって、もし"between"を使うなら、 B. You can choose between A and B.とすべきである。そして、もし選択を強調するなら、 C. You can choose either A or B.とすべきである。これは私の個人語(好み)か? と述べています。 3.さらにこれをアメリカから、あなたに賛成、“between A or B”を正しいとするオーストラリア人のコメントは間違いだと思う。 と、このようなやり取りが書かれていました。 そこで、私の個人的意見としては、「どちらもあり」と思っています。 なぜなら、両者間にわずかながら違いを感じるからです。“between A or B”と言う場合のAとBは不連続・対立的で、“between A and B”と言う場合のAB間の関係は特に限定していないように見えるからです。 日本語でも、「AかB(のどちらかを選ぶ)」と言う場合と、「AないしB(のどちらかを選ぶ)」と言う場合とでは若干ニュアンスの違いがあって、この違いがそれぞれ、“between A or B”と“between A and B”といった言い分けに対応するような気がします。 言語表現は変化しますが、ある時点でのある表現が正しいか否かを決める基準は、 (1)その表現の意味が通じるか否か、 (2)同じ意味を表す既存の表現はないのかどうか、 (3)どのくらい多くの人が使っているか、 が基準になるとされます。 以上に鑑みると、“between A or B”のレゾンデートルとしては、(1)(2)の基準は十分満たしている、と思います。問題は(3)ですが、これについては不明です(データを持ち合わせていません)。ただし、このような質問や回答のやり取りがなされ、議論口論の類が沸きあがっているという事実そのものが、少なくともそういう要望があることや、必要を感じる人がいる、ということの証しでしょう。 …ということで、この“between A or B”なる表現は、何年後あるいは何十年後には、普通の表現として普通に人々の口に上ること間違いなし、と考える次第です。
お礼
日本語で解説していただくとよく理解できます。ありがとうございました。
- wind-skywind
- ベストアンサー率60% (592/980)
Which do you like better, A or B? は、 日本語的には「A と B のどちら」みたいになって、 最初に習う時、よく生徒は and と間違えます。 英語としては、A か、または B、どちらか一つを選ぶ、 ということであり、or となります。 でも、英語でも、choose between A and B となります。 選ぶのは一つでも、between というのはあくまでも、 選択肢2つを挙げるための表現で、あくまでも、 between A and B でないと、本来は正しくありません。 しかし、英語的には「一つを選ぶ」ところから、 or になってしまうことがあるのでしょう。 ジーニアスにも、 between 1980 and 1990 が正しいのに、 意味的な感覚で from 1980 to 1990 との混同で between 1980 to 1990 となることがある、 choose between A and B も、上に述べたようなことからでしょうか、 choose between A or B となることがある、 とあります。 ここも、too little か、too much か どちらかの線引き、という感覚で or になっているのでしょう。 forum で redundant という発言も出てきますが、 日本語でいうと、違和感を感じる くらいなら普通に使う人が多いようなものでしょう。 厳密にはよくないと思いますが、彼らは日常的に Me and you are good friends. みたいに言いますので、 くだけた英語なら特に問題ないかと。
お礼
研究社の辞書では、 betweenの次に2つの語句が続くときにはandを用い、toやorを用いるのは誤り:例えばbetween 1960 to 1970は誤りで、between 1960 and 1970、あるいはfrom 1960 to 1970とするのが正しい とありました。50年前の出版ですから、ジーニアスより少し年代が早くなっているのでしょうか。 ありがとうございます。
- 92128bwsd
- ベストアンサー率58% (2275/3919)
このbetweenは「どっちつかずに」みたいに副詞的に使われているのではないでしょうか? too little or too much は、「少なすぎることと、多すぎることの間」と言う意味ではなく、「少なすぎるとも多すぎるともどちらとも取れる」みたいな、微妙な状態の事を言っていて、どっちから選ぶと言う話ではないと思います。 「効果的な反撃には、過小とも過大ともどちらとも取れる、紙一重の反応が必要だ」 と言うことで、between seeming で「どちらとも見える」。上の訳は、バックグラウンドがわからないながら意訳しているところがあるのでその辺はご容赦を。
お礼
ありがとうございます。Web検索で”between”「の間に、…の中間で、…の両方の性質を兼ねた、…ないし、…の間で、…のどちらかを、…やら…やらで」と出てきます。その中の「…の両方の性質を兼ねた」に近い用法がテキストにもあったような気もしますが、上手く探し出せませんでした。
お礼
“or”に両極端の二択の含みがあるというご指摘は驚きでした。なんとなく肯定的な”and”が主役で、”or”が脇役のような感覚でいました。そういえば否定形だと”and”が全否定ですが、”or”だと片方が生き残りますね。ありがとうございました。