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通販の決まり文句?「今すぐ!」に効果ある?
広告業に携わる方に教えていただければと思っております。 テレビでの通販やネット販売などを観ていると、必ずといっても良い確率で「今すぐ」というフレーズが 出てきます。 このフレーズには効果があるのでしょうか?このフレーズを入れた場合と入れない場合の見込み客の 顕在客化率の差、などマーケティング的統計データなどあるのでしょうか? それとも、いわば業界の常識として定着したものであって、さほど深く考えた結果ではなく慣習みたい なものなのでしょうか? いつも、あ、また言ってる、、、と気にして観ていると気になって知りたくなりました。 よろしくお願いします。
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- Qiqi777
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私は真夜中に見たことないので知りませんでした。
元通販会社社員です。 効果ありますよ。 「今すぐ!」もそうですし、「今から○○時間だけ!」とか 「○日~○日まで!」も同様ですね。 世の中、期間限定とか限定商品に弱いものです。 しかしそれには大前提があって、通常小売価格がだいたい ○○○円あたりで販売されているところを、安くしたり 価格据え置きで付属でセットをつけたりすると、お得感出ますよね。 そういう場合、「今すぐ!」はかなり効果ありますよ。 単純に「今すぐ注文しないとなくなりますよ」だけじゃなく、 少し安くなっていたり、ボリュームアップされていたり、 セットがついていたりといったバックストーリーがあるからですね。 また売る側としても、普通の価格じゃさほど売れないし よりたくさん売ってシェアを取りたい、あるいは在庫をなんとか さばきたいという思惑もあります。 そのためにはメーカーからキックバック(協賛金)をとって (利益補てんのため)価格を下げて売ります。 ホームセンターとか家電業界がけっこう露骨にやっていますよね。 テレビ通販であの有名な会社がよくやっている「ケルヒャー洗浄機 に今なら○○○オリジナルで付属品○点セットにしてこの価格~!」 っていうのがそうですよね。しかも「今から2日間だけ!」とか。 一般家庭で洗浄機なんてそうそう買わないって・・。 ケルヒャー代理店がそうとう協賛金積んで、しかも金利手数料も 負担してまで売りたいってことですよね。 話はそれましたけど、 チラシやカタログ、WEB上でも価格の文字を大きくしたり、 赤文字にしたり、金色を乗せたり、価格表示のまわりを ギザギザで目立つように囲んだりします。 これも「今すぐ!」と同じ効果がありますね。
お礼
大変丁寧なご回答ありがとうございます。 確かな効果を実感されてきたということがよく伝わってきました。ただ、「今すぐ」だけの効果ではなく、副次的な要素背景があって初めて得られる効果でもあるとのことですね。 もう数年前のしかも日本以外の事例でまた聞きなのでなんとも確証が得られないのですが、ある家電メーカー(ディーラー?)で、単に付属オプションをつけた上でいくら、というCMとこの商品がいくら、いまなら付属オプションサービスみたいなCMを実施したところ、1.3倍のリアクション差が出たということでした。時間、曜日、等など他の要素もあるものの、1.3という数字はそういう変動を考慮したとしても統計的に言って有意な差であることが確かめられたそうです。 これまで、国内外の文献もずいぶん調べたのですが、この「今すぐ」(各国語で同じフレーズも含めて)を入れた場合と入れなかった場合の統計的な客観データに行きあたることはできませんでした。 やはり、時間と費用をつぎ込んで市場調査をしないと得られそうもないですね。また、あったとしてもきっとそれはCM制作会社の企業機密なのかもしれませんね。 いずれにしましても、こうした現場で肌で効果を感じ取った方がいらっしゃるということがよくわかりました。ありがとうございました。
- yaasan
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絶大な効果があります。数量限定や時間内での特典とセットにするとさらに効果は出ます。 人間は購入しようとする場合、当然ながら考えて決定します。その際、持ちうる情報を基に判断する訳ですが、時間を区切られ早期に判断を迫られたら、必要な情報を得られずに知った情報だけで判断をしなければならなくなってしまうのです。 買うか買わないか微妙な時に早期の判断を迫られるととりあえず買ってみようか、という判断が熟考に比べれば断然多くなるのです。 そこに数量限定を謳うと無くなったら試せないからと特典付きなら普段よりお得なんだからと購買意欲がかきたてられるのです。 あくまで迷った人限定であり、必ず熟考して決める人や他人の意見は聞かない(左右されない)人には効果はありません。 しかし、世の中には迷う人は意外と多いのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにそうだと思います。迷った時には他からの意見が重要な決め手になるというのは誰しもが持つ心理だと思います。とすると、こういうCMの対象顧客層は「迷った人」ということになり、「熟考する人」は元々対象顧客層としないという戦略の結果でしょうか?万人に通用する戦略などないのはわかりますが、CM制作者の意図、提供企業の意図が一致した結果の戦略なのでしょうか? 私は広告業界には素人なのでわからないのですが、私だったら熟考する人に考えるに値する情報を提供し、じっくりと考えてから決定いただくように作ると思うのです。しかし、それは所詮素人の偏見だと思うものですから、プロはどういう調査をし、どういうデータを得た結果、このような戦略に帰着したのかということを知りたくなった次第です。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
5151ken5151 さん、こんばんは。 なんか「今すぐ!」というと通販というより、真夜中のテレホン販売の方が似合っている気がする。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなのですね、私は真夜中に見たことないので知りませんでした。
- dice_korokoro
- ベストアンサー率22% (2/9)
こんにちは。 私はケチな性格なので、急かされるほど買う気が失せます。 考える時間もくれないほど、急いで買わせる理由がわからないのでね。 ただ、抱き合わせサービスが早い者勝ちであったりする事が多いから、効果があるのであって、実際のところそんなに常用されていない気もしますが…
お礼
そうですよね。私もそうなんです。考えさせないということは、逆に言えば良く考えると買わない方が良いものなのかな、なんて思ってしまいます。でも、広告会社とて考えもせずにやっているわけでもないでしょうから、「今すぐ」に急きたてられて買ってしまう一部の(なのか、あるいは多数派なのか)顧客層だけをターゲットとしていて、それでよいのだ、という戦略でやっているのかもと思いました。であるならば、統計データを採るとかしていると思うので、それを聞きたいですね。なお、そんなに何十本とみたわけではないのですが、気になって見ていましたら、10本中8本のCMで「今すぐ」と言ってました。
お礼
書き込みありがとうございます。 そうですね、確かに単に通販と言っても、そのCMを流す時間帯、言いかえれば対象顧客層の違いで、効果も違うと思います。 そもそも、どのような戦略でどのような対象顧客層をターゲットし、そのサンプル数は何人で、「今すぐ!」というフレーズを入れた場合と入れなかった場合のレスポンス比率、売上比率などを比較した客観的データなどなさそうですね。もしあったとしても、それはきっと通販企業やCM制作会社の秘密に属する貴重なデータなのだと思います。 時間と費用をかけて自分で検証し、客観データを採るしかないなと思いました。どうもありがとうございました。