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分詞の形容詞的用法で現在分詞か過去分詞か判断する方法とは?
- 分詞の形容詞的用法で現在分詞を用いるべきか過去分詞を用いるべきか判断ができない場合があります。
- Edo-kirikoの特徴を差別化する際、distinguishedとdistinguishingの使い分け方法について悩んでいます。
- 前回の回答によると、distinguishedは人にかかわる場合に用いられることが多く、distinguishingはそれ以外の場合に用いられることが多いようです。慣用表現として覚えておく必要があります。
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文法的にどう解釈するのかわかりませんが、結局のところ形容詞としての意味が能動的か、受動的か、つまり形容をしている主体が誰かによっているのかなと思います。 distinguished people 「卓越した人々」は第三者でpeopleを評価する人がいて、その人によって、people が評価”された”ので、distinguished。 distinguishing people 「際立った人々」は、人々が目立つことをやるか状態にあって際立っている。 distinguished actor と言うと「名(男)優」。でも名優と言う意味でdistinguishing actorと言う言葉は聞きません。名優かどうかは第三者が判断するものだからでしょう。もしdistinguishing actorと言ったら、なんか突飛なことをして目立っている男優みたいな感じがします。 mark of Edo-kiriko は自らその独特の特徴を際立たせているのでdistinguishingなのでしょう。もしこれが美術評論家が様々なガラス工芸品の表面の加工を比較して評価しているのであればdistinguished mark of Edo-Kiriko だと思います。 surprising people とか amazing people のように「驚くべき人々」とは言いますが、surprised people, amazed people と言わないのは、受動態の意味を汲むと「驚かれる人々」と変な感じになるからでしょう。
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- SPS700
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1。現在分詞と過去分詞の違い 現在分詞の場合、「~している」という能動の意味、例えば、loving one は、「愛している人」です。 過去分詞の場合、「~されている」という受け身の意味で、loved one は「愛されている人」です。 ですから能動と受け身を比較するには、他動詞の意味だけが、使えます。 2。distinguish の現在分詞は、下記のように、他動詞としての意味は「~を区別する」です。 http://eow.alc.co.jp/search?q=distinguish ですから彼を他から区別するものは黒子だ、とか彼の「特徴」は黒子だなら His distinguishing mark is a birthmark と現在分詞で言います。 他方、過去分詞は「区別された」>「目立った」などが原意で、「偉い」と言った、下記の意味になります。 http://eow.alc.co.jp/search?q=distinguished 3。したがって「甲の特徴は、乙だ」のような文では、現在分詞を使い、「丙は偉い」のような文では、過去分詞を使うことになります。 4。でご質問ですが「または…Edo-kiriko の特徴がEdo-kiriko と他の物と差別化を行っている、と考えた場合はdistinguishing、 人々がEdo-kiriko と他の物との差別化を行っている特徴、と考えた場合はdistinguished、となる…というようなことなのでしょうか?」 おっしゃる通りです。 5。人が「偉い」場合が、物が「偉い」場合より多いので、例外はありますが、ある程度は有効な目印だと思います。 6。また上記のように、distinguish という動詞とは別に distinguished を独立した見出し語にしている上記などは、慣用として使われる場合が多いのも事実です。
お礼
SPS700さん、いつもありがとうございます。 「区別された」の延長で考えていましたが、過去分詞では「区別された」という意味を失い、「目立った」「偉い」などの意味しかなくなっているのですね。参考になりました。 4。について 92128bwsd さんへのお礼の中で考えさせてもらいましたが、第三者である人の行為よりも、修飾対象の人や物の行為(おかしな表現ですが)の方が、分詞の表現として優先される、ということでしょうか…。 この件については、まだ理解が足りていない部分がありそうです。また質問を投げましたらよろしくお願いします
お礼
とても参考になりました。 「形容詞としての意味が能動的か、受動的か、つまり形容をしている主体が誰かによっているのかなと思います。 distinguished people 「卓越した人々」は第三者でpeopleを評価する人がいて、その人によって、people が評価”された”ので、distinguished。 distinguishing people 「際立った人々」は、人々が目立つことをやるか状態にあって際立っている。」 特に現在分詞の形容詞的用法では、被修飾語が分詞の主体であるというのは大きなヒントになりました。 慣用では、missing personであると分かっていても、 missed personと言いたくなる気持ちがありましたが 解消しそうです。 他にも… ・Amazing Grace ・rising flood waters ・bewitching beauty. 皆、教えて頂いた考え方が当てはまりますね。 ただ…更に考えて行くと別の現在分詞の形容詞的用法がありそうです。 例えば… ・laughing matter ・sleeping bag ・no‐smoking area 改めて考えてみると、このような場合、やはり第三者がいて、 その第三者が「対象の物(人ではない)」について 主体的な行為をする時に、その行為が現在分詞となる…というところでしょうか…。 ありがとうございました!!