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「後で」の使い方

台湾の人に日本語を教えています、そこでこんな質問をされました。 A:コピーはもう終わりましたか B:(あとで、これから、すぐ)終わります。 の選択問題で答えは「すぐ」であるのは分かるのですが、なぜ「あとで」はダメなのか。 うまく答えられませんでした。 「あとで」が使えない理由を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

単文だけでは状況がいろいろと考えられるのですが、 「A:コピーはもう終わりましたか」 は、「コピーの最中」のような状況ではないでしょうか? 次の人がコピー機の順番待ちでもしているのでしょう。 この前提で説明をしてみます。 あとで  「まだコピーの作業に取り掛かっていない。するつもりでいるのだが、今は別の用件にかかっている」時の返答です。その場合は「あとでします」が相応しい言葉遣いになると思います。 これから  コピーを頼まれた時にしていた要件がちょうど終わった時の返答です。「あとで」よりは少し時間が経っているようです。「これからします」となります。 「あとで」「これから」は自分がコピーという作業に取りかかる意志に係る「します」が続きます。それに対して「すぐ」には意志「します」が続くこともありますが、原稿の枚数や機械の性能の都合で時間がかかるというような、自分の意志とは無関係な状況の言葉「終わる」が続くことがあり得ます。  その結果、答えとしては「すぐ」だけが自然な言葉遣いになっているようです。

Knitting
質問者

お礼

そうですね、「終わります」が意志的表現でないのでこの場合不適切なんですね。 (他の方がおっしゃっていた具体的数値があると無意志的表現でも続けられるという例もありますが) 分かりやすいご説明ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • staratras
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回答No.3

このように考えてはいかがでしょうか。 「A:コピーはもう終わりましたか」という質問をするのは、「Bがコピーをやっている」または「Bはコピーをすべき」状況のときなので、素直に考えればまず次のどちらかの回答が想定されます。当然、終わっている場合は過去のある時点で「終わりました」ですし、終わっていない場合は「終わっていません」というのは現在のことです。 B:はい、もう終わりました。 B:いいえ、まだ終わっていません。 ところが、この問題の回答では、終わっていないにもかかわらず、「終わります」という未来(これから起こること)の形になっています。(B:(  )終わります。) そうしますと、( )の中には、「いつ終わるか」という時間(具体的な数値または遅速)を表す言葉が必要で、選択肢の中から選ぶならば「すぐ」です。 「終わっていない」のなら、「終わる」のが「これからあと」になるのは当たり前のことなので「あとで」や「これから」は不適切です。(具体的な数値を伴う場合、たとえば「5分後に」ならば適切です。) A:コピーはもう終わりましたか B:5分後に終わります。

Knitting
質問者

お礼

なるほど、後でに続くのは意志的表現が多いように思えましたが、五分後のような具体的数値は使えますね。 勉強になりました、ありがとうございました。

  • chiychiy
  • ベストアンサー率60% (18538/30888)
回答No.2

こんにちは A:コピーはもう終わりましたか この質問に対しての答えでは、 これから、すぐ になるのが仕事の手順としては望ましいです。 あとで・・・に続くのは、未来形になりますので 終わります ではなく、終わらせます。行います。と変わります。

Knitting
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 あとでの後ろが終わらせます、行いますのような意志をもつ動詞だと落ち着きますね。 ありがとうございました。

noname#235638
noname#235638
回答No.1

あとで・・・は 今は違うことをしてるから、後回しにします の意味があるような? もう終わったの? 後回しにします。 みたいになるので、よろしくない。

Knitting
質問者

お礼

確かに「後で」には今現在でなく以後の経過した時間点となっているので、 後回しにしますというニュアンスになるような答え方はこの場合あまりよくないですね。 回答ありがとうございました。