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教えていただけませんでしょうか

どなたか教えていただけませんでしょうか 日本語を勉強している外国人でございます、よろしくお願いします。  連体修飾にならない例外的な語があります。「多い・少ない」     ×多い人  正しくは「多くの人」です たとえば:A多い人が旅行をします B多くの人が旅行をします 正しい答えはもちろんBですよ しかし、 手元にある教科書には「寒いときに(多い病気)は風邪です。風邪は軽く済むこともありますから、あまり気にかけない人もありますが、これは間違っています。」という文があります 「多い病気」って正しくないと思いますが、正しくは「多くの病気」だと思います。理由は「多くの人」という使い方のように考えております。 皆さんはどう思われますか 質問二:A寒い時(に)、多い病気は風邪です。 B寒い時(に)多い 病気は風邪です。 C寒い時に、多くの病気は風邪です。 以上の三つの文はどれも正しいでしょうか、どう違うのでしょうか 質問三:会話:A 「暑いですね」 B 「そうですか。今日は昨日より暑い( )が、私はこれぐらいの暑さには大丈夫です。東京はもっと暑いですから。 問い一: 1 かもしれません 2 ようです 3 らしいです 正しい答えは何番ですか A 東京では一番暑い時は何度ぐらいですか B 三十七度ぐらいでしょう A すごいですね。私は暑さに弱くて困ります。早く涼しくなればいいですね B でも、この具合では、二、三日のうちには涼しくならない( )ね 問い二:1 かもしれません 2 ようです 3 らしいです 正しい答えは? A そうですね。こんなひどい暑さの時にはどうしたらいいでしょう B山か海へ行ったら?大勢の人が行っている( ) 問い三: 1 かもしれません 2 ようです 3 らしいです 正しい答えは

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  • ysk_225
  • ベストアンサー率33% (17/51)
回答No.3

外国の方には難しいといわれる日本語を、ここまで書けるだけ勉強されているのは大変すばらしいですね。がんばってください。 質問のお答えですが、 質問一について: 「寒いときに多い病気は風邪です。」という文が正しいと思います。「多い」という形容詞は必ずしも連帯形にならない、というわけではありません。「私の上司は非常に口数が多い人だ。」などと使います。私は日本人ですので、感覚的に使い分けておりますが、文法的に説明をつけるとすれば「主格」に対する修飾語として「多い」を使う場合は「多くの」という形で使う、ということでしょうか。文章の主語にあたる語を形容する言葉として使うとき、「多い人」という言い方はおかしいですね。 質問二: AとBの違いは「、」の有無だけでしょうか。 Aのように「、」を打つと、少し意味がおかしくなってきます。Bの文「寒いときに多い病気は風邪です」は、「寒いときに多い病気」という一連の部分が主語(主部)です。Aのようにいったん区切ってしまうと、「病気」が主語になり、それに直接かかる「多い」という形容詞を 連体形で「多い病気」としてしまうと質問一と同様におかしく聞こえてしまいます。この場合はCのように「寒いとき、多くの病気は風邪です。」とすると自然な文になりますが、Aとは意味合いが異なってきます。 A “A prevalent illness in a chilly season is cold.” C “In a chilly season, a main illness is cold.” といった感じでしょうか。Aが単純に風邪をひく人の数が多いということを言っているのに対し、Cは寒いときの病気の代表(main)が風邪である、という意味合いを含みます。 質問三:問い一は、基本的に1「かもしれません」が正しいと思いますが、2でも特におかしくはないと思います。1は、Bさんが「昨日と今日の暑さの違い」を特に感じていない時、Aさんの「暑いですね」という問いかけに答えた、といった感じです。2「ようです」は、「昨日よりは今日のほうが多少暑い」ということをBさんが多少なりとも実感しているというときは意味の通る表現ですね。この例文だけだと3「らしいです」は不自然ですが、たとえば直前にBさんが誰かから今後の気温について聞いていたり、天気予報を見ていたりして暑さに関する情報を仕入れていた、という状況があれば、使える表現です。「らしい」は伝聞といって他から情報を伝え聞いたときに使います。 問い二も同様の理由で1がいいと思います。 問い三ですが、2か3、どちらでも意味は通ります。 Bさんが、「大勢の人が行っている」と具体的な情報を出していますから、どこかで大勢の人が海や山へ行っているという情報を仕入れたことがうかがえますので、1のように「かもしれません」とすると、あてずっぽうな発言ということになり会話が不自然です。情報が伝聞ですので3「らしいです」が良いかと思いますが、実際にBさんが海や山へ行っている人を知っているとか、その実感を持っていれば2「ようです」という表現も使えるはずです。 長い文で分かりにくかったかもしれませんが、参考になりましたでしょうか。 日本語は文脈によって非常に細かく使い分けますので、勉強される方は大変だと思いますが、ぜひ頑張ってください。応援しています。

sxhyuki
質問者

お礼

詳しくご説明くださいまして、ほんとうにどうもありがとうございます。とても参考になりました。これからもよろしくお願いします

その他の回答 (4)

noname#14748
noname#14748
回答No.5

これは回答ではなく、むしろ質問です。 質問者は「多い」「少ない」と例をあげていらっしゃいますが、「多くの」はあっても「少なくの」はありません。それでは「多くの」以外に類似の形容詞があるかというと、No.4の人があげていらっしゃる「遠くの」「近くの」がそうですが、それ以外にはあまり思いつかないのですね。「朝早くの」「夜遅くの」を入れると、「数多くの」も入り、もう少し増えるようです。わたしの語彙が少ないためこれ以上増やせません。どなたか補ってください。ふだん、何気なく使っていたのに気づかなかった問題に気づかせてくださった質問者に感謝したいくらいです。  ところでどうしてこのような用法が生まれたのか考えると、多分副詞からの類推用法だと思います。副詞はほぼ「連用修飾語」専用の品詞だと言えますが、例外的に一部には、「連体修飾格」の「の」を伴って「連体修飾語」になるものがあります。  「少し・の」「わずか・の」「ちょっと・の」「かなり・の」「よほど・の」「しばし・の」「まさか・の」「かつて・の」「さすが・の」「よもや・の」  形容詞の連用形も、いわゆる「副詞法(副詞的用法)」として「連用修飾語」になるので、上記の副詞と同様に「の」を伴って「連体修飾語」になるものも生じた。  以上がわたしの推論です。

sxhyuki
質問者

お礼

早速のお返事どうもありがとうございます。とても参考になりました

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.4

「多くの人が旅行します」(「旅行をする」ではなく「旅行する」が自然です。) この文章は今日ごく普通の文ですが、実は明治以後、欧米の文章を翻訳する際に作り出された文型です。 本来は、「旅行する人が多い」「旅行する人は稀である」「旅行する人は無い」のように言ったのです。 私は外国語は得意でないので、間違っているかも知れませんが、「Many people ~」という文を訳す際に、自然な日本語にするには、「~する人が多い」とすべきなのに、直訳して「多くの人が~」としてしまったのです。 さすがに「Nobody ~」(「~する人は無い」)が「無い人が~する」とされなかったのは幸いでした。 「多く」は連用形に由来しますが名詞扱いです。 「遠くの親戚より近くの他人」「朝早くから夜遅くまで」などに見られます。 質問二:Bのみが正解です。この場合「に」は必要です。読点を打ってはいけません。「寒い時に多い」がひとまとまりだからです。 「私が帰った時、妻は眠っていた」のようなときには、「時」の後に「に」をつけず、また、読点を打ちます。 これも、「私が帰った時に妻が眠っていた理由は、…」となると、また変わってきます。

sxhyuki
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。大変参考になりました これからもよろしくお願いします

  • joy-net
  • ベストアンサー率49% (301/606)
回答No.2

日本語は日本人の私から見ても、文法が難しくて感性に頼る点が多いと感じていますので、それを勉強するのは大変でしょうね。 今回の問題も、言われるまで何の疑問も感じなかったのですが、なるほど……と思いました。 【質問一、二】 日本人ならば、次の文章に対して、  ○ A寒い時(に)、多い病気は風邪です。  ○ B寒い時(に)多い 病気は風邪です。  × C寒い時に、多くの病気は風邪です。 と、感じることだと思います。 最も、これが次の文だと  × 多い病気が、現代医学で克服されている。  ○ 多くの病気が、現代医学で克服されている。 になるのです。 まず、「多い」という形容詞の連体形は「多い」なので、直接体言である"病気"を修飾する時は「多い」を使うのが正しい。 そして「多く」という単語は、格助詞の"の"を修飾する「多い」の形容詞の連用形です。 ではこの格助詞"の"が使われるのは、どんな時かというと……。 ああ、すみません、うまく説明できません。いかに自分が日本語を感性で使っているか今更ながら思い知る感じです。どなたか文法に詳しい人が答えてくれるといいのですが。 【質問三】 問い一 どれも使います。 問い二 どれも使います。 問い二 二か三。  実は、一でも文法的には問題がないです。しかし、自分は全く知らないことを無責任に勧めているように聞こえてくるので、話し手の誠意を感じません。 1 かもしれません ← 話し手が自分でも答えが分からないことを自覚しつつも、こうではないかな?と話しているニュアンスです 2 ようです← 話し手が、外の天気や自分の経験から何かちょっとした根拠をもって、推測しているニュアンスです。 3 らしいです← 話し手が、誰かから聞いたり天気予報などで知ったりしたことを根拠にして、話をしているニュアンスです。

sxhyuki
質問者

お礼

早速のお返事どうもありがとうございます。とても参考になりました

noname#15025
noname#15025
回答No.1

日本語はかなりの省略でも通ってしまう為難しいでしょうね。 質問二 Cは意味的におかしいです。 この場合「多くので」は無く「多い」ですね。 AとBは同じですね。文章的にも (に)は省略しても話は通じますので一般的には省略している場合が多いかなあ? 話し言葉ですかね? 質問三 問い一 どれでも話としては通るような? 問い二 どれでも話としては通るような? 問い三 2か3でしょうね 答えている人がどこまで知っているかによって回答が変わってくるので、一概にどれが間違いとはいえないんだけどなあ?

sxhyuki
質問者

お礼

早速のお返事どうもありがとうございます。参考になりました。

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