- 締切済み
お釈迦様。あの世。
何人かの仏教学者は、「釈迦は死んだ後のことは話していない」と言っています。有名な毒矢の話を持ち出して。 しかし最古の仏典「スッタ ニパータ」では釈迦は、悪を行うと地獄に堕ちると言っています。 どなたか解説お願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kurinal
- ベストアンサー率10% (128/1195)
nitoro16様、こんばんは。 「地獄」というのは、「信教の自由」の範囲内のことと考えています。 (釈迦本人、もしくは、その影響を受けた人たちが言ったことでも、同じことです。 「信教の自由」を逸脱出来るわけでは、ありません。)
- hiro-hiro-hiro
- ベストアンサー率35% (90/252)
オレは仏教やったことない.詳しくないです. 詳しい人はネット上にもいるので,正確な答えはそういう人に聞いてください. オレは通りがかりに読んで,ふとこう思った,という程度でお答えします. お釈迦様は超有能で,悟って,瞑想が鬼上手く,対機説法の達人だったらしいです. 〇対機説法とはなにか? 内容を準備して,言いたいことを言う講義でなく, ここみたいに「~なんだけど,どうしたらいい?」みたいな生徒の一人ひとりの疑問に答えて, そのときのその人の状態にベストと思うアドバイスをするということらしいです.たぶん. >「釈迦は死んだ後のことは話していない」と言っています。有名な毒矢の話を持ち出して。 毒矢の話をググってみました. http://ameblo.jp/yokohase/entry-11819125546.html ↑を読んだオレの意見です. 「摩邏迦」というお釈迦様の弟子がお釈迦様に死後の世界について執拗に質問した. お釈迦様は(摩邏迦は死後の世界がどうなっているか?を知ることで,死の恐怖を消したいと思っている.)とわかった. そして(死の恐怖を消す唯一の方法は摩邏迦が事実を見てくることだ.)と思った. そこで毒矢に打たれた男の話を作った. 医者はお釈迦様で,毒矢で打たれた男は摩邏迦さん,薬はお釈迦様の教え,毒は死の病. お釈迦様が言いたかったことは, (だれがなんの目的でヒトを死ぬように作ったか,そして摩邏迦がなぜ死のうとしてるのか, 知りたかったら,事実を見てから思う存分探ればいいだろ! 事実を見なかったら,探る前にお前は死んでしまうんだから,知りようがない. たとえある種の答えをオレが言ったところで,摩邏迦は「ありがとうございます」(ああ,そうか.お釈迦様が言うんだからそうかもな...(本当かな?))と思うくらいだろう.雑談以外なにものでもない. 無意味どころか摩邏迦は知識を得て,わかったような気になって,やる気がなくなるだけ! そうなると漕ぐのをサボるので,いよいよ進まない.たどりつかない.死ぬまで死の恐怖を持ち続け,安らぐことはない.なにも摩邏迦のためにならない,悪いことになるので言いたくない.) お釈迦様は摩邏迦に「そんなこと妄想する間に,ちょっとでも漕げ!進め!!」と言いたかった. >しかし最古の仏典「スッタ ニパータ」では釈迦は、悪を行うと地獄に堕ちると言っています。 「スッタニパータ」は手元にないです.ちょっとわからないです.この文だけ読んで勘でオレの意見を書きます↓. これは環境を整えること. お釈迦様の言いたかったことは (悪いことをすると嫌な気分になる.自我が ON のときは表層意識で悪いことをしたことを認識しないでいることはできる.でも自我が OFF になったときどうしても自分が見ることになる.その結果,罪の意識にさいなまされる.その間進めない.進まないと行きつかない.だから,早く行きつくために,そもそも悪いことをしないほうがいい.) です.
- 畑 茂夫(@Flareon)
- ベストアンサー率28% (459/1605)
釈迦は君たちは輪廻するといったんだ。 すなわちこの世への執着で、あの世には行けずに生まれかわる。 君たちに安息はない。 涅槃とはあの世だ。 地獄とは娑婆にある。 すなわち前世がいけないから、来世の娑婆で地獄の苦しみを味わう。
お礼
回答ありがとうございます。地獄はあの世ではなく娑婆ですか。 難しい。
元から天国や地獄が存在してたのなら 其処に行く為の基準を誰かが作ってる事になる・・ その作った者が 人間に「此処から天国 此処からは地獄」と伝えて無いのだから 人間が幾ら良い行いをしても地獄に行くかも知れない・・ 反対に 幾ら悪い行いをしても あの世の国を作った人の基準で 「このくらいなら天国行き」と言えば 悪い行いをした人でも天国に行く事になる・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そうは思いませんか?
お礼
早速の回答ありがとうございます。
- koosaka
- ベストアンサー率43% (78/179)
仏陀はバラモン教の「輪廻転生」という説を批判して、涅槃に至れば永遠の死になるのだから、輪廻転生することはない、と言いました。 もともとバラモンが「輪廻転生」を唱えたのは、紀元前2000年頃に中央アジアにいた伝説の民族、アーリア人がインドに侵入し、現地の人間との混血を嫌い、しかも現地の人間を支配するために作ったもので、「カースト制度」を作ったのも同じ理由からでした。 お前たちは永遠に死ねない、輪廻して永遠に苦しめ、という。 仏陀は、「カースト制度」という身分差別を批判して、人間の平等を唱えました。 人間は輪廻転生することなく、涅槃に至れば、永遠の死を得られる、と。 「釈迦は死んだ後のことを話していない」のも当然です。 輪廻転生など、無いのだから。 スッタニパータは、最古の仏陀の言行録とされていますが、「偽典」だという人もいます。 仏陀の死後、後世に書かれたもの。 だから仏陀が本当にそんなことを言ったかどうか、そんな根拠・証拠はありません。 もし、本当にそんなことを言ったとしたら、仏陀の主張と終始一貫しません。 輪廻転生を認めるような発言をしたとしたら、仏陀の存在理由がなくなります。 仏教の存在理由がなくなります。
お礼
なるほど。理路整然したすばらしい回答です。よくわかりました。ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 「信教の自由」の範囲の意味がよくわかりません。 そのことと、死んだ後のことを語ることと、どういう関係があるのでしょうか? わかりやすく教えて頂ければ幸いです。