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為替予約について タイミングはいつ?
7月7日に、アメリカにある会社に1000ドルの製品を掛け販売したとしての質問です。 代金の回収が1ヵ月後になると決まっている場合、7日7日に為替予約すると、この日に、この日の為替レートで固定されて、為替差損益の生じないレートで決済できると考えていいわけでしょうか? (7月8日に為替予約すると、7月8日のレートになってしまうのでしょうか?) レートは為替予約したタイミングで決まり、現金への交換(入手)は1ヵ月後のタイミングでできるようになるのでしょうか? そうした為替予約に関する「タイミング」について教えて下さい。何が、いつ、決まり、できるようになるのか、知りたいです。
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FX と同じで、為替予約した時点で、「米ドル1000ドルを現時点のレート○円/米ドルで売る権利」という契約をして、後日、売るための1000ドルが代金回収できて手元に来るので、「為替予約したときの○円/米ドルで売るという権利をその1000ドルの売却に行使するのです。 つまり、ご賢察のとおり、 『(7月8日に為替予約すると、7月8日のレートになってしまうのでしょうか?) レートは為替予約したタイミングで決まり、現金への交換(入手)は1ヵ月後のタイミングでできるようになるのでしょうか?』 になるのです。7月8日のレートで、1ヶ月後に米ドル→日本円の換金がなされるのです。 だから、この為替予約をしておいたほうが得にだった、と将来なげくこともあれば、為替予約してなかったら将来のこのレートでは元が取れないところだった、と「保険が効いて助かる」という効果と用途で重要なのです。
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- simotani
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先物レートと直物レートは違います。 仮に7/7に販売し8/7に入金される場合、売価1000USDがそのまま入金される訳ではありません。 外貨預金に入金の場合最低手数料2500円の口座登記料が、円貨入金の場合着金日のTTBで入金となります(TTMとTTBの差額が銀行手数料)。 でこの入金額を確定させる手続きが為替予約になります。 為替予約の予約レートは対顧客電信売買相場(所謂店頭提示レート)と異なり、銀行間の先物レートを参考に個別に提示されます。で、先物取引を契約したらそのレートが確定し入金される外貨で受け渡します。 もうひとつの取引方法としては荷為替を銀行に買い取って貰う方法。 船荷証券と海上保険証券と必要事項記載済み為替手形を銀行に渡して顧客に取り立てを依頼するのが輸出の場合の通常の取り組みですが、取り立てに代えて銀行に買い取り(銀行側から見たら融資)を依頼する事も可能です。この場合銀行は取り立てを実行して入金する迄の金利も差し引きますが買い取り時点で現金化されます。 尚外為取引では着金には2営業日必要(電信売買でも)ですし、また現地から当地に到着する迄の航空郵便の送達日数は着金遅延があるのが普通です。顧客との送金に関するやり取りも銀行に見せて為替予約の受け渡し期日を決める必要があります。
お礼
詳しい解説ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。疑問が氷解しました。