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ヒトラーが独裁政治出来た理由はどうしてでしょうか?

どうやって人を支配したのでしょうか? 恐怖で人を支配したのでしょうか?

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  • catpow
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回答No.1

まずは、ヒトラーは、敗戦の膨大な賠償金を背負って疲弊したドイツを、すばらしい経済政策によって復興させました。 いまの疲弊した日本を、バブル期みたいに経済繁栄の時代みたいに復活させた総理が出たら、日本人の誰もが、その総理を支持すると思いますが、それと同じ。 ヒトラーの人気は素晴らしく、子供たちは、ナチス党員ごっこをして遊んでいたといいますからね。 そして選挙によって選ばれることでヒトラーの地位はアップしてゆきました。 もちろん、質問者さんが言われるように、ある段階からは、恐怖支配もあったようですけど、電撃作戦による近隣諸国の軍事力による征服は、国民にとって歓喜で迎えられたはずでしょうからね。

UVCEOJEFZQ
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  • Postizos
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回答No.12

「全権委任法」または「授権法」で調べるとわかりますが 当時のドイツは左翼も非常に大きな力を持っていてそれを怖れたドイツの保守派がヒットラーとナチ党を利用できないかと考えたのがナチ党が権力を握るきっかけとなりました。 1933年当時の大統領ヒンデンブルグはヒットラーを嫌いながらも首相に任命しました。(ヒットラーはその前の大統領選でヒンデンブルグに負けている) ナチ党は選挙で多数派として選ばれたのではなくて、その時点でナチ党は多数党ではありましたが左翼政党を合計すると左翼政党のほうが多かったのです。ナチ党は「国会放火事件」などの謀略を使って反対派を非合法政党にしました。(これにもヒンデンブルグは協力している)これによって選挙でも反対派は消滅したわけです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%81%E5%85%9A%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E6%8E%8C%E6%8F%A1 https://www.marxists.org/nihon/trotsky/1930-1/df-syouri.htm 保守派は上手くヒットラーを使って危機を乗り切ったらお払い箱にしようとも考えていたのでしょうけれどもっと激しく動いてしまったのです。 当時は左翼も私兵を持っていたわけですがナチ党も強力な私兵(武装組織)を持っていて反対派をテロりました。また保守派との交渉にも当然そういう脅迫が含まれていました。力と力の対決で負けなかったのです。さらに国軍を上手く私兵化して支配を固めたわけです。 これは今考えるような選挙とか民主主義での多数派などというのとはだいぶ違います。 また左翼同士もお互いを批判攻撃してナチ党を軽視していた面があります。 単なるポピュリズムとバカにしていて最後はぶっ殺されてしまった。 ナチ党が大きな力を持った背景には第一次大戦のドイツの敗戦によって到底返済できない賠償を負わされたことがあります。つまり戦争的手段によってしかドイツの立場を解決できないという認識に多くのドイツ人がなっていたということがあるでしょう。

UVCEOJEFZQ
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  • SPROCKETER
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回答No.11

 ジグムント・フロイトの精神分析学を最大限に利用していたようですね。  有名な口髭は女性の恥毛を思わせるサブリミナルですし、右腕を上げる仕草はムッソリーニ率いるファシスト党の真似です。印象を良く見せて、どの階層の人も支持者にする妄想や幻想を周囲に植え付ける演説や宣伝を繰り返していたので、誰もが反対しにくくなって支持者になるのでファシズム(全体主義)と呼ばれて嫌われるのです。  右派からも左派からも支持される演説は可能です。共同幻想を植え付けて曖昧な宣伝であるにも関わらず、明白な主張のように信じ込ませるのは可能だからです。マスコミ報道やCMなどは、ヒトラーの宣伝を真似ていますね。  その反面で、裏では手段を選ばない反体制潰しをやっていたわけで、恐怖政治の原型のような体制です。日本も同じですけどね。  戦時中には、やたらとポルノ映画が多かったと言われます。ファシズムの宣伝にポルノが使われていたからで、普通の映画の途中にポルノ映像が加えられたこともあって、観客がシラケることもあったとか。  なぜポルノ映画かと言えば、人間の性本能を政治利用する為なわけで、漫画やアニメも同じだったようです。  人間を動物と考えて本能をコントロールする演説と宣伝で操っていたのがファシズムだったわけで、これはドイツ文化が露骨な児童ポルノの上に文化が成り立っていた面があったからです。赤頭巾、ヘンゼルとグレーテル、星の銀貨などで有名なグリム童話も、原作の民話は露骨な児童ポルノで、鼻血が出るほど過激な内容です。  性本能や精神構造の政治利用の上にファシズムが成り立っていた事実を知らないと危ないですよ。

UVCEOJEFZQ
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回答No.10

ヒトラーは演説の名人と言われています 彼の演説は人々を引き付けたようです(彼の功績はともかく 演説の手法は今でも参考にされるほどですから) ちなみに小泉もヒトラーと同じ演説の手法らしいですよ それから 疲弊したドイツ経済を見事に立て直しました その手腕は敵対していた野党も認めざるおえなかった程です それだけの実績を残せばおのずと首相、大統領に選出しなきゃいけないでしょう ヒトラーは若いころ罪を犯して刑務所に入りましたが ドイツ国民が嘆願書を出して釈放を願い出たほどです

UVCEOJEFZQ
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  • eroero4649
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回答No.9

ヒトラーは、選挙という公正なシステムで支配者となった人なのですよ。だから余計にタチが悪いともいえるのですけれども。「独裁政治ができた理由」としては、ナチス党そのものがヒトラーの独裁政党であったというのが根底にあります。元々ナチス党はヒトラーが作った政党ではなく、「国家社会主義ドイツ労働者党」という正式名が示すように、どちらかというと左翼寄りの政党でした。それが、党内の権力闘争の揚句にヒトラーの独裁政党となったのです。エルンスト・レームという人はナチス党内の反ヒトラー派の有力者でしたが、ヒトラーによって粛清されています。レームが粛清されたことで、ナチス党はヒトラーの独裁政党として完成したとしていいのではないかなと思います。 そしてヒトラーを一人の政治家として見た場合、非常に困ったことになるのです。どういうことかというと、まずヒトラー個人はどこかの前都知事のように私腹を肥やすことはしませんでした。ナチスはヨーロッパ各地で美術品などを略奪したことは有名ですが、別にあれはヒトラー本人がやったことじゃなくて、部下たちが調子に乗ってやったことです。 次に、彼は公約に関しては実現する政治家でもありました。あのユダヤ人のホロコーストも「ユダヤ人問題を最終解決する」という公約を実行したってことなのですよ。確かにユダヤ人そのものがいなくなれば最終解決ですわな。彼はかように、政治的公約に関しては割と誠実だったのです。 そして、他の人も指摘するように経済を(国民目線では)劇的に改善しました。経済が低迷したときは思い切った手を打つ必要がありますが、しかし何か改革のようなことをすれば当然抵抗する勢力も現れます。そういう人たちの意見をいちいち聞いているといつまでたっても実行することができません。その典型が民主党政権によるあの「事業見直し」でしたね。返り血を浴びても断固として決断できなかったので、文字通りの竜頭蛇尾に終わってしまいました。ナチスドイツは独裁政権だったので、ヒトラーの決済でどんどん決断され、どんどん実行されたのです。そしてそれは少なくともある時期までは(見た目では)順調にいっていたのです。 さらにいえば、彼は女性関係も清らかでした。彼が生涯に愛した女は、記録に残る限りでは姪のゲリ・ラバウルと最後に結婚したエヴァ・ブラウンだけです。ゲリは若くして亡くなったのですが、そのときのヒトラーの動揺はそれはそれはひどいものだったらしく、エヴァと出会うまで女を遠ざけていたほどです。エヴァとは自決の直前に結婚したのですが、入籍しなかったのは政治的理由(独身のほうが女性人気が高かったため)によるもので、少なくとも記録に残る限りでは他の女と遊んだ形跡はありません。 他にも、菜食主義者だったとか、動物実験には反対派だったとかそういう側面もあります。つまり政治家アドルフ・ヒトラーという人物は、決断力があり公約に誠実で、女にも金にも清廉潔白だったのです。

UVCEOJEFZQ
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  • gunsin
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回答No.8

ドイツは第一次世界大戦の敗戦で経済が崩壊してました。 その経済を短期間で復興させたからです。 復興させた方法の内の一つが「他人のふんどしで相撲を取った」事です。 ソ連に生まれた共産主義の国がヨーロッパを席巻しようとしてました。 英、仏、米の金持ちの皆さま、共産主義の国になったら、皆さまの 財産はなくなりますよ、その様にならないように、我がドイツが防波堤 になります。 つきましては、今のドイツには、お金がありません、援助の程を、御願い します。 後は、御存じのことかと思いますが、ラジオを全家庭に配り、フォード社 には、ドイツ国内に工場を作って貰い、車の生産をしました。 速度無制限の高速道路アウトバーンを作ったのもヒットラーです。 失業者は激減し短期間で経済が復興し、ベルリンオリンピックが 開催するまでになりました。 ヒットラーの下に集まったスタッフは優秀で強者揃い、だったのでしょう。 ドイツ国民がヒットラーのナチスを支持するのは当然ですね。 ナチスは日本語にすると、国家社会主義ドイツ労働者党です。 途中からは労働者から離れてしまいました。 独裁者が永く居座ると、末路は、お決まりのコースです。

UVCEOJEFZQ
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noname#224207
noname#224207
回答No.7

「国民投票」という直接民主制度を巧みに利用して基盤を固めました。 第一次世界大戦で膨大な賠償金を課せられた当時のドイツは貧困に疲弊していました。 この状態を打破して経済力を復活させたのがヒットラーが率いるナチ(国家社会主義ドイツ労働者党 Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei )でした。 「総統」と呼ばれる独裁者の地位に就任したのも当時のドイツ憲法に従った国民投票によるものでした。 周辺国を併合していったのも初期には国民投票という方法に基づいて合法的平和的に併合していきました。 軍事力による侵攻やユダヤ人迫害はその後のことです。 国民投票という直接民主主義で合法的に独裁政治を行っていましたので誰も止める手段がありませんでした。 詳しくは下記のサイトをご覧下さい 意外にも評価が高かった初期のヒトラーの政治手腕 inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc612.html 蛇足 今回の英国のEU離脱騒動と同じ図式です。 英国が離脱を撤回するには再度国民投票が必要ですが、法の秩序上無理があります。 これを許せば都合が悪ければ国民投票を繰り返すという泥沼に陥ってしまいます。 アメリカの大統領選挙でも国民の70%が認めていないトランプ氏なる候補が大統領候補になっているのも、トランプ氏が唱える急進的なアメリカ一国主義に共鳴する人達がにわかに共和党員となり本来の共和党の政策とは無縁なトランプ氏を党内の多数決に基づく選挙制度で共和党の候補者の地位に就いた結果です。 ブラジルで大統領が弾劾されたのも同じような図式です。 投票の動機が本来のものとは違う意向で投票した選挙民が多数いた結果、数字だけが頼りの多数決の理論で大統領は罷免されてしまいました。 政治を専門家の議論に委ねるか、その時その場の雰囲気で投票する一般国民に委ねるか、という根本的な問題がヒットラーにせよEU離脱にせよトラブルを引き起こしています。 日本も他人ごとではありません。 今度の選挙結果はどうなりますかね~

UVCEOJEFZQ
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  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.6

UVCEOJEFZQ さん、こんにちは。 最初は国民に対してとても画期的な政策を行い、国民の人気を高めていきました。高速道路の建設、一家に一台の自家用車など、その後、ヒトラーが総統になると、考え方が変わります。まず本格的にユダヤ人を隔離します。反対する人は秘密警察に監視させます。

UVCEOJEFZQ
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  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.5

国民の不満をユダヤ人に押し付けたからです。ユダヤ人というのはドイツで多数を占めるキリスト教徒とは違う考えですから、太古から内心は忌み嫌っている人が多かったのです。そのユダヤ人を排斥する方針に出たのですから、一斉に歓迎したのでしょう。ちなみに、当時は周辺諸国でもユダヤ人に対する考えは似たり寄ったりで、この考えを危険だと思う諸外国はほぼ皆無でした。

UVCEOJEFZQ
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  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.4

支配原理には、力(恐怖)原理と、納得の原理が あります。 ヒトラーは納得の原理により独裁的権力を手中にし、 力によってそれを確実なモノにしたのです。 ヒトラーが独裁者になれた理由。 1,カリスマ性があった。   その一つに演説の巧さがありました。 2,当時のドイツは、第一次大戦の巨額の賠償に苦しめられ   国民の間には英雄待望論が巻き起こっていました。 3,当時としては、画期的な選挙運動をしました。   ビラ、ポスター、ラジオを利用した運動です。 4,そしてなにより、当時隆盛であった社会主義、共産主義に   対する反動がありました。   日本でもそうですが、社会主義者、共産主義者は自国の   利益を無視しがちです。   これが国民の反感を買い、それにヒトラーが   便乗したのです。   俺たちが苦しいのは、社会主義者、共産主義者が   原因だ、というわけです。   ついでに、ドイツ経済を混乱させているユダヤ人も悪い、となりました。 こういう社会背景を上手く利用した、ヒトラーは 大衆の心を掴み、納得の原理で、つまり民主制に 便乗して権力を手中にできた のです。

UVCEOJEFZQ
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  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3668)
回答No.3

ヒトラーが人心を掌握した大きな理由の一つに数えられるのが、演説のうまさと言われていますね。 静かな語り口から始まり、やがて抑揚を帯び、大きな身振り手振りを交えて最高潮に達する彼の演説の妙は、人心に希望と期待を予感させ、次代を担う人物としてのインパクトを十分過ぎる程に与えたのではないでしょうか。 彼の演説の前に、民衆は無条件降伏したのでしょうね。 その時点で、恐怖というものは無かったと思いますよ。

UVCEOJEFZQ
質問者

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