不完全競争市場の問題の解説をお願いします

質問

以下の問題と選択肢において、なぜaが間違いでbが正解なのかわかりません。
（逆が正しいと考えていた）
生産量Ｙが増加する＝分母が大きくなるのだから、Ｐは小さくなる＝価格は下落する、と考えました。

そうではない、価格は上昇するらしいのですが、その正しい筋道を教えてください。
よろしくお願いします。

問題
　不完全競争市場における多くの企業は、標準的な平均費用に一定の比率を乗じた上で価格を設定している。いま、生産費用が労働に対する報酬のみであるとした場合、次の式が成り立つ。
　Ｐ＝（１＋m）×WL/Y
　ここで、ｐは価格、ｍはマークアップ率、Ｗは労働１単位当たりの名目賃金、Ｌは雇用量、Ｙは生産量である。また、ここでは限界生産物が逓減する生産関数を仮定する。

解答群
ａ　生産量が増加するにつれて、労働に関する平均生産物が上昇するために価格は下落する。
ｂ　生産量が増加するにつれて、労働に関する平均生産物が低下するために価格は上昇する。

回答No.1

caf-caf · ベストアンサー

問題文章には、「＞限界生産物が逓減する」と書かれています。

限界生産力＝生産要素を１単位増やした際に、どれだけ生産量が増えるか
逓減する＝次第に減ってゆく

限界生産物が逓減する＝生産要素を増やしたら、生産量が次第に減るという意味ですから、ｂが正解です。

おまけ

１畳の部屋で１人が仕事をしていた→１０人に増やしたが１畳しかないので効率が悪い→人数を増やせば増やすほど効率が悪くなる＝逓減

お礼

問題文を読み飛ばしてたとは。。
ありがとうございました！