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【放送禁止】幼児番組の挿入歌『たべちゃうぞ』はなぜ問題なのか?
- 幼児番組の挿入歌である『たべちゃうぞ』が放送禁止になった理由が分からない。歌詞には怖い部分はなく、抗議が殺到した理由が理解できない。何が問題なのか疑問に感じる。
- タモリの『昭和日本歌謡史』が放送禁止になった理由が分からない。パロディであり、著作権に引っかかったとされるが、似ているだけで全く同じではないため、著作権問題が理解できない。著作権は似ているだけでも問題なのか疑問に感じる。
- ミスチルの『名もなき詩』が放送禁止になった理由が分からない。歌詞の中の『ノ-タリン』という言葉が知的障害者に対する差別用語とされるが、この言葉自体がバカやアホという意味であるため、知的障害者に結び付けることが失礼であり、差別であると感じる。なぜ漢字が読めないことが問題なのか疑問に感じる。
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放送禁止とさもその楽曲に非が有るような言葉を使いがちですが、本来は放送自粛ですね。もちろん歌だけではなく我々が普通に使う言葉にも放送に相応しくないという言葉はこれは各マスコミの決まり事として存在しています。 これはNHKではダメでも他の民放はOKというものもありますし、その逆もあります。 また絶対に使ってはいけないという言葉もありますし、なるべく使わないほうがいいというものもあります。 今回取り上げられた曲の歌詞でも、質問者さんは平気でもそれが嫌だとか傷ついたとかという人もあるわけです。平気な人はもちろんマスコミに対してなにも言いませんが文句のある人はクレームを付けます。クレームが付いた時点で各マスコミ内で話し合い放送するか否かを決めます。 「何がダメ」なのかが人それぞれですが、圧倒的にOKの人が多くても、ダメって言う人のそのダメな理由が納得できるものであれば放送自粛になるということです。 一番問題だと思うことは、放送自粛用語になってしまえば、それはあくまでもマスコミの自粛なのに、一般人である我々も使う人が少なくなるということです。もちろんそれはそれでいいことかもしれませんが、普通に使っていた言葉があっという間に無くなるということですね。もちろん「言い換え」という姑息な手段を使うわけですが、たとえば「盲目」「聾唖」はよくて、「めくら」「つんぼ」「おし」がどうしていけないのかがよくわかりません。「片足を引きずっている」はよくて「びっこ」はいけません。 普通に使っていた言葉があっという間に誰も使わなくなるということは恐ろしいことだと思います。ただしその言葉を聞いて嫌な思いをする人がいるのは確かなのでなるべく使わないようにしましょうと言うのが基本ですが、これはあくまでマスコミの自主規制なんですね。どうして自主規制するかといえば、「ああいう放送をしているところのスポンサーとなっている、お前のところの商品は買わないぞ」というクレームがスポンサーに付くことが一番困るわけです。 現代では女性の裸が地上波で出てくることは皆無です。1980年代までは19時台でもお約束のように水泳大会でのオッパイポロリがありました。また記憶にあたらしいところでは不倫問題が出てきたタレントはCMをすべて降りてTVすらでられなくなります。 質問者さんが今回質問された歌の自主規制も、おっぱいも、不倫も、要するに何故ダメかということの根っこは同じ・・・すなわちスポンサーに対してクレームが付くということですね。