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M100重油ってなに?
北朝鮮がM100重油を密輸してるって記事がでましたが、M100重油ってなんでしょうか? 分溜済みの重油でしょうか? それからガソリンや航空燃料がつくれるとのことですが、北朝鮮に接触分解の技術があるのでしょうか?
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M100はロシアの工業規格GOSTで定義された重油のことです。 Mは英語表記ではMazutの頭文字です。マズートと読まれています。 詳しくはネットで検索してみて下さい。 分留済みといいますか、原油ではないということです。 アアスファルト分は有りませんが精製はされていません。 どの記事か解りませんが、M100重油という表記でロシア産であることが解ります。 従来は中国のみからの輸入と思われていたのが何らかの手段でロシアからも輸入されていると言うことを意味します。 今回の経済制裁には中国の動向だけが議論されていましたがロシアも要注意だということです。 接触分解技術というのは非常に古い技術で元々ロシアで開発された技術です(開発当時はソ連です) 北朝鮮も今のように孤立していませんでしたから、当然ロシア(ソ連)から導入されていたでしょう。 現在のミサイル技術と同じです。 ということで、ガソリンや航空燃料は充分製造可能です。
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No.2です 補足を頂戴しました >北朝鮮は過去に接触分解装置を導入はしたでしょうが、今でも使える状態で残っているでしょうか? 当時のものが残っているかどうかは知りません。 おそらく新増設しているでしょう。 石油精製プラントなどの化学プラントというものは、機械装置という面からみれば左程難しいものではありません。 パイプとタンクの集合体とお考えになれてもかまいません。 機械屋さんの世界では静機械と呼ばれています。 よくご覧になられる石油化学などのコンビナート群の中でも石油精製などは技術難易度の低い部類に入ります ミサイルを作るだけの金属加工技術があれば充分制作可能です。 社会主義の独裁国ですから、技術屋の転用など簡単にやってしまうでしょう。 (これが最も警戒すべき点です) 北朝鮮は外国からの指導や援助がなければ何もできない貧しい国だとお考えではありませんか。 朝鮮戦争休戦後しばらくのあいだは韓国よりも経済力がありました。 昭和34年~昭和59年の間には日本でも帰還事業というものが進められ、多くの日本人も移住しました。 参考 在日朝鮮人の帰還事業 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/在日朝鮮人の帰還事業 抜粋 一般の日本人も帰国事業に概ね好意的だった。このため、日本のマスコミは左右を問わず帰国事業を人道的な事業と捉え、新聞各紙はこぞって帰国事業を歓迎し賛同する記事を書き連ねた 朝鮮半島の北部というのは世界有数の資源地帯です。 石油や天然ガスが出ないだけです。 下記のサイトの内容はともあれ一度ご覧下さい。 参考 日本人の知らない間に、北朝鮮が世界有数の資源国として金持ちになっ ... matome.naver.jp/odai/2136644716651667901 公的機関によるレポートもあります。 参考 2012 年度 最近の北朝鮮経済関係に 関する調査 - 日本貿易振興機構 www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001252/kp_economy.... 中に鉱物資源に関する項目もあります。 北朝鮮に関しては政治関係の報道が主体ですので誤解されるのも無理はありません。 実態を知らずになめてかかりますととんでもないことになりますので注意して下さい。 アメリカやロシアの動きが慎重なのも中国が控えていることだけではないことを御理解ください。 南北統一も韓国に負担がかかると言われていますが、資源の輸出など交易を考えると北朝鮮に主導権を持たれる可能性がないわけではありません。
お礼
再度のご回答ありがとうございます、昔は韓国より裕福な国だったのは知っていますが、輸出入が滞るとよほど素材分野の産業に強くないと現代の多くの国は何もできなくなるのではといった印象はあります。
M100重油とは。 ロシヤ「マズト100重油。」 精製技術が高くないといわれている、ロシヤでいつたんガソリンなどに抽出した後の 「搾りかす」です。 北朝鮮の精製技術が分からないので、何に使うかは不明。
補足
ご回答ありがとうございます。常圧蒸留して残った重油でしょうか???
補足
ご回答ありがとうございます。北朝鮮は過去に接触分解装置を導入はしたでしょうが、今でも使える状態で残っているでしょうか?