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接触分解について

初めまして。今度仕事で石油の接触分解について調べることになったのですが、 何分化学に関しての知識が不足してますので教えていただけると助かります。 石油の接触分解反応について、その反応順序としてまず高温による熱分解により 重油や軽油中のアルカンのC-C結合やC-H結合が切断される、とのことですが、 今一つイメージがわきません。 切断される前と後では具体的にどう変わるのでしょうか? 高分子が低分子化されて、よりガソリンや軽油に近くなるということなのでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ないのですが、お力をお借りできれば幸いです。。。

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  • swisszh
  • ベストアンサー率64% (242/377)
回答No.1

1) あなたの質問ヘの充分な回答は(非常に多くの化学の分野)にかかわっており、あなたのボスや同 僚の仕事だと思います。インターネットでも調べてもいいでしょうし、石油に関する化学の本でも参考す ると、学べますが、 2) 石油(crude oil) はその場所でその成分は異なりますが、パラフィン (15-60%)、naphthenes (30-60%), aromatics (3-30%), asphalt (residue) が含まれていて、 3) 石油の蒸留過程で、パラフィン ( C5 - C40 ) CnH2n+2 ( n=5-40) は petrol ( C5H12 - C8H18 ), diesel, kerosene, jet fuel ( C9H20 - C16H34 ), Oil, Lubrication ( above C17H36 ) parafin wax, asphalt に分類 4) Catalytic Cracking (接触分解) プロセス で 安いものを化学産業に高率な化学物質を製造するわけ です。 パラフィンCnH2n+2 は比較的安定な物質ですが、高温にして、触媒を使用する事で、パラフィン が触媒に接触して分解するわけです。高温状態の触媒反応はtry and error で開発されたことでしょう。 たとえば n-octane ( H(CH2)8H ) は H(CH2)4H (ブタン) と HCH2CH2CH=CH2 (ブテンー1) に catalytic cracking されます、 色々なパラフィンが高温でクラックされるわけで、非常に多くの反応がおこります。 cracking にも色々あり、その用途で触媒も色々ありですが、 C10 のパラフィン は分解してC5のパラフィンとC5の2重結合の分子に、 5) 参照、 Google > Cracking, English, Deutsch , Petroleum など 6) 高分子は含まれていません

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