宅地の購入と相続

質問

遠くにいるひとり娘夫婦が住宅を建設することになり、宅地分は父親が出そうかと考えています。その場合、父親の名義のまま、家を建てるのがよいのか、購入したあと娘夫婦に土地の名義を変えたほうがよいか、生前贈与、亡くなった後の相続も含め、どちらの方が得か、問題はないか教えてください。

回答No.1

fujic-1990

一人娘さんの夫婦ということであれば、相続争いはないでしょうから、贈与よりは相続させたほうが税金は安くなります。

　生前の贈与にかかる贈与税ってすさまじいですよ。相続税は免責額もありますし、税率も格段に安いですので、父親名義にしたまま「使用貸借」としたほうが良いでしょう。

　「相続時精算課税制度」というのもありますので、そちらを利用するならそれも手ですが、土地価格が下落に向かう地域の土地だと、損することになります。

　今現在、どうなっているかどうか知らない（私知識では終わっているはず）ので説明はしませんが、一応「住宅取得資金の贈与」という手も、まだあるかもしれません。あれば、土地を自力で買ってもらって、住宅側資金を贈与するということもありえますね。