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易姓革命って現代日本でも意味ある?

易姓革命って、五行を使いますね。 例えば、金が多くよくなければ相剋(相勝説)で火に交代して、もしよければ相生の水に継承されていくという感じかと思います。 それぞれの時期に木徳や土徳などなにか存在していてとも感じます。 五常ではないですが、義があれば仁がなくていいわけでもなく、智があれば礼をなくしていいわけでもないかと思います。 何かやはり意味があるんでしょうか?

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  • marko23
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回答No.1

陰陽論や五行説(陰陽五行論)は、今で言う「科学的」という言葉に相当するものです。 今では「科学的」という言葉が信用を増すのによく使われますが、本当に科学的だから正しいのか?と疑問を持とうと思えば持てます。それと同じように古代中国では陰陽五行論が正しいかどうかではなくて、そのようなものの見方の基準でした。 太陽が東から昇るのも、天子(皇帝)が北に座するのも、たとえこじつけに見えても、みんなが納得する理由(ここでは陰陽五行論)があったからです。 では、なぜこのような考え方をしたかというと、あるルールを作ることで秩序を保つことができたからです。これを理と言ったり、仁といったり、礼といったり、法といったり、いろいろな表現になりますが、この秩序が人間を人間たらしめるものとして発明したのです。 それを利用か悪用かわかりませんが、革命の正当性として主張したものが易姓革命でしょう。秩序として主張しないと混乱が収拾できないのは、それ以前の歴史で学んでいたからこの発明を利用したと考えても不思議ではありませんね。

mezoriso81
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 なんとなく意味がわかりました。 難しいので何度も読み返したいと思います。 ご回答ありがとうございます。

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